地上支配強化のため、ソラリスはたびたび地上への武力行使を実行した。これにシェバトが反発し、ソラリスの支配からの解放を掲げてソラリスへの反旗を表明すると、それまで各地で衝突を繰り返していた小国もこれに賛同し、反ソラリス同盟が結成された。
ニサンは当初中立の立場をとっていたが、戦争に巻き込まれるかたちで地上軍に協力するようになった。(このときニサンには遊撃隊として
ラカン、僧兵長として
カレルレン、補給部隊として
ロニと
レネ、また、シェバトからの特使として
ゼファーがいた)
戦いは地上軍の優勢であったが、やがてシェバトはソラリスに変わって地上の支配を目論むようになった。このときニサンは教母
ソフィアのもと、積極的に難民を受け入れたことでその勢力を拡大。地上支配の障害になると考えたシェバトはソラリスと密約を交わす。それは、地上軍がソフィアを人質としてソラリスへ捧げる代わりに、ソラリスの実質的指導者であったミァンを地上で捕虜とするというものであった。当時ソラリスでは、
デウス復活を一刻も早く成し遂げたい
ガゼル法院と、まだ時間を要すると考えていたミァンが対立していたことから、法院もこれに承諾した。
このシェバトの裏切りにより、地上ではニサンが完全に孤立。ソフィアは仲間を救うため単身
エクスカリバーに乗り込み
メルカバーに特攻し死亡した。これにより大戦は一応の終結を迎えた。
最終更新:2017年06月20日 22:07