NPCDを始めたばかりの使者達へ
名前を決めてからまず、四つのうちの姿から一つを選択するように言われるが、この姿によって初期の難易度や進め方が大きく異なる。
この点はダウンロードしたNPCDのzipファイルに添付されている『★攻略のヒント.txt』に、作者様がわかりやすく紹介してくださっているが、この項でもある程度記載しておく。
篤き者
忠誠篤き騎士たちの姿。
初期の平均的なステータスが高い。
強力な特技「強撃」を覚えている。
初期の平均的なステータスが高い。
強力な特技「強撃」を覚えている。
全体的に初期のステータスが高く、安定した防具と武器を所持しており、TP(SP・HPとは違い戦闘中のみ回復できるゲージ)を使用する単体高威力技の『強撃』を使用できる。
開幕の間はあまりがちなTPを有効的に使用できることに加えて、確実に腐らないステータスを元から持っている為、悩んだらこの姿を選んで損は無い。
全体的な優秀さと非の打ち所のなさ自体が篤き者の特色と言えるだろう。
初期装備:忠義の剣/騎士の鎧
賢き者
魔術の奇跡に真理を求めた賢者たちの姿。
基本的なステータスは低いが魔術に関するものは高く、
魔法「魂の火」を覚えている。
基本的なステータスは低いが魔術に関するものは高く、
魔法「魂の火」を覚えている。
篤き者と比べて攻撃力が大きく、素早さ・HPが僅かに落ちる代わりに魔法力とMPが大きく勝り、魔法防御・防御・運が僅かに勝る。
基礎の攻撃力は低いが、初期から覚えている『魂の火』による威力は開幕としては良好で、MP回復アイテムや水晶による補給を怠らず調整できるならば、篤き者に勝るとも劣らない安定を齎すだろう。
蛇足ではあるが、公式文には素早さが低い、と書いてあるものの全ての姿を見ても、
篤き者36、賢き者31、暗き者19、疾き者50と、そこまで致命的に低いというわけではない。
篤き者36、賢き者31、暗き者19、疾き者50と、そこまで致命的に低いというわけではない。
初期装備:古木の杖/魔術師のローブ
暗き者
暗き者と化し、かつての同胞の前に斃れた者の姿。
平均的な初期ステータスは低いが、成長すれば恐ろしき怪異と化していく。
果てしなく強力な技「暗きに浴する者」を習得している。
平均的な初期ステータスは低いが、成長すれば恐ろしき怪異と化していく。
果てしなく強力な技「暗きに浴する者」を習得している。
総合的なステータスが極めてと言っていいほど低く、攻撃力と防御力こそ、そこそこのものはあるが、他の部分は別の姿に勝る部分がほとんど無いため、序盤の立ち上がりは非常に厳しい。
しかし、この姿の一番の強みは『使用時現HPの1割を削る代わりに、現状の攻撃力・魔法力を6ターンの間3倍、この倍率は基本ステータスが上がるごとに下がり、最終的には1.5倍になる』という極めて強力なスキル『暗きに浴する者』にある。
序盤〜中盤にかけてならば、ほとんどの場合ステータス強化倍率の変更が気にならないぐらいの異常な高倍率であり、破壊力が高すぎて、しばらくは開始時に発動する方が最終的なHP減少が減るほどである。
終盤でも攻撃ステータス1.5倍の特殊バフとして計算されるので、ほとんどのバフと共存できるのもあり、どこまで行こうともこのスキルが強みとして生きてくる。
序盤付近はステータスの低さに悩まされるが、進むごとに恐ろしい存在へと化けていく特殊な姿であると言える。
初期装備:穢れた剣/暗き鎧
疾き者
最期の時を迎えるまで運命に抗った者の姿。
素早さがとても高く、会心率の高い短剣を装備している。
たまに敵を即死させる特技「決死の一撃」を覚えている。
素早さがとても高く、会心率の高い短剣を装備している。
たまに敵を即死させる特技「決死の一撃」を覚えている。
全体的なステータスは篤き者に僅かに劣ると言った程度で、名前の通り素早さのみ別格に高く、会心率・命中率の補正に優れた装備を初期から所持している。
TPを僅かに消費して放てる『決死の一撃』は、少々の威力の補正と10%の確率での即死効果。
基本的に回避などが手に入るまでの最序盤は溜まり次第連発しても良いだろう。
基本的に回避などが手に入るまでの最序盤は溜まり次第連発しても良いだろう。
序盤こそある程度複数回行動できる素早さを押し付けられるものの、会心の一撃、決死の一撃の即死狙いなどのリアルラックが関わってくる他、篤き者よりも中盤以降の特色の伸び悩みが顕著になりやすいと言った難しさを抱えている。
会心自体の確率は他の姿と比べて遥かに高く、即死を連発でき、行動回数も他の姿よりも多いため、リアルラックが関わる点こそあるものの、他の姿とは全く別の立ち回りが出来るのは明確な強みだろう。
初期装備:義賊の短剣/血に汚れた服