地上・双葉大陸における争乱が幕を開けようとしていた。
フタバ王国では王都アーレスに暗雲が立ち込め、それに乗じて一体の怪物が街を襲った。
果たしてそれが魔王軍の意図するものなのか、そうでなければ何らかの得体の知れない力が
鼓動しているのか・・・・・王国騎士団と冒険者達に暗い影を落とした。
そして、この事件を境に王国は長い戦乱の道に踏み出そうとしていた―
―アージェスト神聖帝国では魔界より魔族が降臨。同盟関係における「親睦を深める為」と
ある魔族は言った。先の異端なる魔界からの襲撃者によって非常警戒体制下の神聖帝国は
疑念を抱きつつも、やって来た魔族たちの話を聞くべく、帝国の重鎮が出迎える事態となった。
そして、神聖帝国でも来るフタバ王国との戦乱に備え、着着と準備が進められていた―
―そして魔界では、神聖帝国の闇の将と魔界の大貴族が互いの顔を合わせ、密かな交渉が
始まっていた。同盟― 戦争― そしてキー―
彼等の会談が今後、どのような結果を生むのか・・・それは神さえも欺く結果になるのか・・・・?

運命の輪廻は紡がれてゆく― そう、NIJIURAという世界を中心にして―
最終更新:2008年01月28日 01:39