ドラゴン庭園解説

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ドラゴン庭園
 ヘヴンズ・フォール/天震災の後、スイス、ドイツ、リヒテンシュタイン、オーストリア、イタリアのおよそ中心辺りのアルプスに出現したストーンサークル群によって生成された広大な地域。
 出現の結果、小国であるリヒテンシュタインが大きな被害を受けることとなった。
 ドラゴン庭園はそこにあったアルプス山脈の一部がごっそりと消失する形となったが「抉れて消えた」わけではなく、ストーンサークルを中心に地図上のような範囲で大幅な平野を形成し、ただっぴろい平野に森林や標高の低い山地などを形成しており「荒野が生成された」わけではない。
 だが、地上から見た風景とは異なり、衛星画像や写真、映像では「出現する前の元のアルプス山脈」の状態が見られるだけで、特殊な結界ないし空間湾曲によって「ドラゴン庭園」が出現しているのがはっきりと解る。
 そのため、大規模な面積を持つにも関わらずストーンサークルの中心を破壊しようと弾道ミサイルなどを撃つことを試みようとしてもそもそもロックすらできない上、上空から投下もなんらかの力で疎外されて消失してしまう。
 これらの形成と空間の安定化などが起こった後、魔力などといったオカルティズム的要素が現実に顕現。
 同時に伝承やゲームなどのサブカルチャーに登場するような魔獣や魔物が出現するようになり、対抗するための力を得た人間であるエクソシスト退魔師の存在確立へと至っていく。
 それからC.A.A.C.E.が成立し、ドラゴン庭園の対処に当たっていくことになる。
 前述したようにリヒテンシュタインが大規模な被害を受け、復興・復旧のためにC.A.A.C.E.が大きく貢献するとともに防衛のための駐屯地としているのは、本部がジェノヴァにありやや距離が離れているため。

C.A.A.C.E.本拠地
 C.A.A.C.E.の本拠地はミラノとジェノヴァで選定が分かれたが、念のための安全と海路確保などのためにジェノヴァに決定。
 ドラゴン庭園からは魔獣たちは南下侵攻が基本で、東西侵攻はあるにせよ北上は何故かほとんどしていかないという謎が存在している。
 これはドイツ南部に何かがあるためかと推測されてはいたが、当時の時点では判明していなかった。
 そして、大きな支部をリヒテンシュタイン、ミラノ、ザルツブルク、ミュンヘンに設置。四方から監視、対処していく形となっている。

アルカディア・トン・エファアルティス
 同時期にギリシャのクレタ島沖にアルカディア・トン・エファアルティスと呼称されることになるストーンサークル群が海上に浮かぶ形で出現。ドラゴン庭園ほどではないが、近隣に被害をもたらしている状態である。
 これに対処すべく、C.A.A.C.E.はギリシャのアテネにギリシャ支部本部を、メガロポリスとリンドスにそれぞれ支部を置いている。
最終更新:2025年05月26日 01:07
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