休園問題に至るまでの時系列

時系列(編集中)

平成30年

2月19日

 保護者が子供達から保育園で職員とキスをしている。という話を聞く。
 子供らの話に不安を覚えた保護者若干名が、さくら保育園を訪れ理事長かつ園長である職員の父親と、常任理事かつ副園長である母親と、疑いが持たれた男性職員の3名に対して、猥褻行為をされたかもしれない疑いを伝えた。
 当初、男性職員は疑いを否定していたものの「キスをした事がある。」という事を認めた。

2月27日

 保護者達は、八尾市に対して、さくら保育園において男性職員による猥褻の疑い(以下猥褻事案)につい
て相談し、保育園に対して「行政として対応して欲しい。」と保育園に対する調査、助言、指導をして欲しい。と求めました。

4月18日

 保護者達は、八尾市に対して、さくら保育園における猥褻事案について、調査等を求める要望書を提出しました。

6月1日

 さくら保育園は、八尾市に対し、猥褻事案に関する八尾市からの照会に対する回答として、報告書を提出していました。

6月23日

 男性職員がさくら保育園の園児に対する強制わいせつの被疑事実により、大阪府警八尾警察署に逮捕されました。

7月2日

 保護者達は、八尾市に対して、さくら保育園における猥褻事案について、刑事事件の判断は司法に委ねるとしても、八尾市としては、「保育の適切性」という観点からの調査を行って欲しい。と求めました
 またさくら会が6月1日に提出した報告書の内容に疑問があることを伝えました。

 ※保護者の求める保育の適切性とは?
 ①保育中に特定の子を呼び出して男性職員連れ出すようなこと等があったらしいがそれは保育として認めていたのか?
 ②集団保育中に理由なく特定の子をクラスから連れ出すのはオカシイと思うが、クラス担当の保育士から報告は無かったのか?
 ③どのような理由で、園児を集団保育の場から連れ出していたのか?
 ④子供達は日常からどのような環境で保育をされていたのか? また、保育士間の連携は充分に取れていたのか?
 ④猥褻事案の真偽は別としても、猥褻行為が行われていたかも知れない。という状況が生じた場合の対策として何を講じるかを判断する為にも、保育環境について調査・検討する必要があると思うので、すぐにでも事実調査を行ってほしい。

7月5日

 男性職員の逮捕がされた、猥褻事案に関して緊急保護者説明会が開催されました。
 しかし、開催の連絡は前日の午後以降にこっそりと張り紙が一枚貼られただけでした。
 保護者説明会では、保育園幹部及び男性職員の代理人弁護士から猥褻事案についての経過報告等が行われたが、内容については猥褻事案その物が無かった。一部保護者のでっち上げである。という内容でした。
 しかし途中で一部の保護者から意見等を求められた、出席をしていた保育士の複数が、男性職員の不適切な行為をしていることを目撃していると、涙ながらに訴えがありました。
 保育士として、人として、黙ったままでいることの不正義に耐えかねてのようでした。

7月27日

 保護者達は、八尾市長宛へ意見書を提出しました。

8月7日

 八尾市は、さくら保育園に対して、報告書に疑問がある等の理由で再度の事実確認等について追加報告を求めました。

8月9日

 さくら保育園は、第2回保護者説明会を開催されました。

8月13日

 八尾市からさくら会に対し、さくら保育園の運営等について報告を求める文書が出されました。
 以下の2点について報告を求める内容でした。
①本件について責任の所在等、園としての見解をお示し下さい。
②本件が発生した背景について、園としての見解をお示し下さい。

8月24日

 さくら保育園は、八尾市に対し、追加報告書及び13日付け文書に対する回答文書を提出しました。

8月31日

 7月27日に保護者達が提出した意見書に対する回答書が、八尾市より届きました。

9月6日

 さくら会は、理事会を開催した。
 この段階では、平成31年度もさくら保育園を運営していくことを目指していたようである。
 猥褻事案の対応については、さくら会は、
「園としましては、報告を受け速やかに園児、その保護者及び当園職員の不安や動揺を対処する環境を整備できなかった事が責任である」(原文ママ)
と不十分な対応だったと報告をしていました。

9月13日

 八尾市からさくら会に対し、さくら保育園の運営等について報告を求める文書が出されました。
 報告を求めたのは下記の3点でした。
①大量の職員が辞職を表明している事についての見解等
②今後の法人運営についての見解
③8月28以降の理事会等の議事録の提出である。

9月14日

 さくら会の理事会が開催され、平成31年度の休園も仕方が無いとの理事らの発言があり、理事会としては園長・理事長に追随するとの決議が行われました。

9月15日

 さくら会の評議員会が開催されたものの、理事長は、平成31年度の休園についての承認を求め、評議員会は、回避策を考えることもせず、承認しました。

9月26日

 保護者達は、八尾市に対して、「さくら保育園の今後について」の要望書を保護者50世帯分の賛同者名簿と共に提出しました。

9月27日

 保護者達は、八尾市長宛に質問書・意見書を提出しました。
 さくら会は、八尾市に対し、八尾市から報告を求められている事項について報告を行いました。

10月2日

 さくら保育園の今後について、八尾市による保護者説明会がさくら保育園にて開催されました。
 保護者達は代理人弁護士の同席を希望しましたが、さくら保育園(さくら会)は拒否し、八尾市も拒否しました。
 説明会においては、保育士不足により、来年度以降にさくら保育園が休園する可能性が高いこと、休園に当たって代替施設が必要になること等が発表されました。
 その際、さくら保育園の休園・転園希望等についてアンケートを実施しますと案内がありました。
 代替施設の候補として、山本南保育所と堤保育所が挙げられており、その他を記載することも可能であった。

10月29日

 9月27日付け質問書・意見書に対する回答書が、八尾市より届きました。

10月30日

 八尾市が、さくら保育園の今後について、保護者説明会を開催しました。
 さくら保育園(さくら会)だけではなく、八尾市までもが説明に消極的になり、休園問題と関係がないとして年長児の保護者の参加を認めず、また、保護者の代理人(弁護士資格を有するもの)による出席も拒否されました。
 アンケート結果では、山本南保育所よりも堤保育所の方が圧倒的多数意見だったが、代替施設を山本南保育所に一本化することなどが一方的に説明されました。
 不合理な対応に疑問を呈する意見が多数出ましたが、具体的な説明はなく。「ご理解下さい。」の返答ばかりであったため、次の説明会の開催を求めましたが、八尾市は開催の必要性なしと、求めに応じる事は無く「決定事項です。」の一点張りでしたでした。

12月4日

 保護者達は、さくら会及び八尾市らに対し、さくら保育園の在園児達が平成31年4月以降も継続して、さくら保育園に通園できる方策を模索することなどを目的として、適切な対処を求めて東大阪簡易裁判所に民事調停(以下「調停」という)を申し立てました。 
 東大阪簡易裁判所は、本件調停を大阪地方裁判所に移送した。
 調停という裁判所を舞台にした理由は、さくら会と八尾市に対して少なくとも話し合いの場について欲しい。という為でした。それまでは、対応を求めて話し合いを希望しても、「話し合いをしてどうなりますか?」という対応であった為です。

平成31年(令和元年)

2月6日

 調停の第1回期日が開催されました。
 なお、申立人らは、申立書において、閉園を回避するための試案を記載しており、残された時間が少ない事もあり、期日間での協議も希望していました。
 しかし、調停申し立てから同日までの間、さくら会や八尾市から、保護者達に対して、前向きな協議のための連絡が来ることはありませんでした。

2月21日

 八尾市児童福祉審議会が開催され、さくら保育園の休園問題について議論されました。 
 最終的には休園はやむを得ないという結論になったようですが、本件については、
 ・保育教諭の大量辞職がなければ休園を回避できたかもしれない。
 ・法人としては保育教諭の退職を防ぐことができなかった責任が非常に重いと感じる。
 などの批判的な意見が複数出ていました。

2月22日

 調停の第2回期日が開催されました。
 調停を申し立てた保護者達は、困難性ばかりを指摘し、自ら回避策を考えない八尾市に対して、休園回避についての対案を求めましたが、
 八尾市はこれを拒否し、保護者達に更なる具体性を求めました。
 応じるつもりがないことが透けて見えるような対応でしたが、保護者達は、新体制の具体的候補が現実味を持ってありうるのかを次回に提示することにしました。

2月28日

 調停の第3回期日が開催されました。
 調停を申し立てた保護者達は、退職をした保育士や、近隣県の保育士などの具体的な人材に打診をおこない(園長以下、法人幹部、保育園幹部が変わるのならば。と)内諾を得るまでの準備は整えましたが、
 さくら会や八尾市は、否定的意見を述べることに終始しました。
 検討するというポーズだけで、休園回避するつもりがないと保護者達は受け取らざるを得ませんでした。
 裁判所としても、これ以上の調整の道筋を見いだすことはできなかったようです。
 そのため、調停は不成立となりました。
 裁判官には、残された時間が少ないことを受けとめ、可能な限り調停期日を組み、一方に偏することなく公正・適正に、調整のために多くの努力をして頂きましたが、残念ながら、調停は不成立となってしまいました。

3月某日

 八尾市は、さくら保育園の休園を認可しました。
 これにより、さくら保育園の在園児が、平成31年4月以降にさくら保育園に通園出来なくなることが確定しまた。

9月5日

 大阪地方裁判所にて第1回公開弁論が開催されました。
 保護者の一人が裁判官を前に証言台に立ち、何故自分達が訴訟を起こす事にまでなったのかを、訴えました。

11月14日

 大阪地方裁判所にて第2回公開弁論が開催予定です。