OCG世界の1つ
闇属性のモンスターが中心となり、世界の覇権を握るために鎬を削る世界。
住民は悪魔族が中心で、一部に機械族や戦士族・魔法使い族も存在する。
中核世界に近い世界の一つで、《冥界の魔王 ハ・デス》はこちら側世界の出身。
暗黒世界に置ける主な派閥
「万魔殿－悪魔の巣窟－」に住まう、悪魔の軍団。
暗黒世界に置ける一大派閥であり、その力は非常に強大である。
しかしながら、膨大な魔力を消費するために、中核世界では本来の力を発揮できないため、
中核世界への侵攻には無関心である。
現在は、中核世界の魔法都市と同盟を結び、中核世界での存在の安定化を目指している。
主な所属モンスター：《ジェノサイドキングデーモン》、《スナイプストーカー》
派閥としては、デーモンに次ぐ巨大さ。
《暗黒界の狂王ブロン》が支配する王国。
狂王の名が示す通り、なぜか自分たちが住めないはずの光の世界との戦争を行っている。
また、住民は悪魔らしからぬ性格のため、「暗黒世界での常識人」と言われているが、
中核世界に置いては立派な「悪魔族」であるという事実を忘れてはならない。。
現在は、中核世界の人間軍と取引を行っている。
主な所属モンスター：《暗黒界の狂王 ブロン》
中核世界に置ける「悪魔軍」
暗黒世界では、数ある諸国の一つに過ぎない。
内部分裂が激しく、ハ・デスが王位を退くのも時間の問題と言われている。
主な所属モンスター：《冥界の魔王ハ・デス》、《ハ・デスの使い魔》、《レッド・サイクロプス》、《深淵の冥王》
《闇魔界の覇王》が率いる悪魔の軍勢。
《ゴースト王-パンプキング-》と同名を結んでいる。
配下に《闇魔界の騎士-ダークソード》が存在し、強固な軍団を形成している。
最近、「DDD」という、次元を超える悪魔同盟に加入した。
攻撃能力そのものはそこまで高いわけではないが、謀略に長けている。
主な所属モンスター：《闇魔界の覇王》、《闇魔界の騎士-ダークソード》、《漆黒の闘龍》、《闇晦ましの城》
パンプキングの率いる、ゾンビ軍団
アンデットの中でもゾンビ化したモンスターを利用している。
暗黒世界において、ゴースト王のゾンビ軍団はまさしく不死の存在であり、
恐怖の対象となる。
欠点は、闇魔界の住人はゾンビにできず、中核世界の死者を待つ必要がある。
主な所属モンスター：《ゴースト王-パンプキング-》、《ドラゴン・ゾンビ》、《真紅眼の不死竜》
《生気を吸う骨の塔》に住まう死霊術師ドーハスーラが、自ら覇を唱えゴースト王派から独立した。
「アンデット・ワールド」はゴースト王派の中心地であったため、パンプキングは取り返すのに躍起になっている。
パンプキングが死者の肉体を操るのに対し、ドーハスーラは魂を操る。
また、所属モンスターも、霊体が多い。
主な所属モンスター：《死霊王ドーハスーラ》、《死界のバンシー》
暗黒世界に度々出現する影のようなモンスター。
その正体は、暗黒世界を照らす太陽、アバターによって生み出された他世界のモンスター。
元になったモンスターと同じようで全く異なる価値観を有する。
集団で行動しておらず、あくまで個人で行動をしている。
場合によっては、直接元になるモンスターがアバターの呪いを受け、ダーク化するケースも存在する。
主なモンスター：《ダーク・グレファー》、《ダーク・パーシアス》
HERO世界の影がこちらに投影されたもの。
元々は、「覇王」が存在した世界線に置いて、闇に飲まれた「HERO」たちが変質したものだったが、
「覇王」の侵攻が無かったことになった影響で、「HERO」たちの影として暗黒世界に生れ落ちた。
「覇王城」を根城とし、「HERO」世界に通じる次元の裂け目を通じて、「HERO」世界へと度々侵攻を行っている。
彼らの存在意義は、「HERO」と敵対することだから……
主な所属モンスター：《E-HERO マリシャス・エッジ》
所謂、禁止級モンスターを封印する牢獄。
屈強な悪魔たちが管理しているが、裁きは平等。
主な所属モンスター：《魔界の警邏科デスポリス》《ヘルウェイ・パトロール》
コラム：GXに置ける「暗黒界」の凶悪さ
アニメGXに置いて、OCGのフレーバーテキストの説明と、キャラの性質が異なる。
その理由を考えた際に、OCG世界にはない要素として「覇王軍」の存在がある。
OCG世界では、数ある派閥の一角でしか無かった「暗黒界」だが、
「覇王」に最初から従った「一団」とするならば、「覇王軍」流の戦闘スタイルとなると考えられる。
理由の裏付けとして、魔王であるはずの《冥界の魔王 ハ・デス》が「覇王」を崇める側に回っているからである。
よって、『「暗黒界」の設定を無視した』よりも、『「暗黒界」が「覇王」に染まった』と考えるのが自然だろう。
本来の「暗黒界」はフレーバーテキスト通りの気の良い連中なのである。
最終更新：2020年06月11日 21:12
