ゆっくり消しゴムを指で弾き、相手のゆっくり消しゴムにぶつけて盤上から落とす遊び。
テーブルやイスがあれば、どこでも行える。ゆっくりは柔らかく弾力に富んだ体をしており、
しかも若干ながら自分で動いたり声を上げたりできるため、
普通の消しゴム落としよりも変化の多い展開が楽しめる。
基本的には何も無い台の上で行う単純な遊びなのだが、
盤面に障害物を置いたり、台を傾けたりといった方法でゲームを複雑にすることもできる。
また、大きなゆっくり(消しゴムとしては)を用意したり、消しゴム自体を改造したりする者もいる。
改造の例としては、すべりを良くしてスムーズに動けるよう
:体の底の部分に紙を貼る
:糊を塗って乾かす
:ホッチキスの針を刺す
といったものがあるが、攻撃を受けた時に弾き飛ばされ易くなってしまう諸刃の剣でもある。
逆に、飛ばされにくくするための工夫としては
:勝負に使う前のゆっくりを予め何かに強くこすり付けて粘液を大量に分泌させ、
それを利用して盤面にゆっくりを貼り付けてしまう
:ゆっくりは丸っこい体をしており、攻撃された時にそのまま転がって落ちてしまうことがあるため
型に詰めたり掌で押し潰したりして、体の形を転がり難くする
といったものもある。
追記
このゲームは、ある意味プレイヤーとゆっくりの連携が重要となる。
ゆっくりは勝手に動くので、勝負に勝つためには「盤の端に近寄るな」などといった立ち回り方を
教え込むことが欠かせない。
ゆっくりには幼児程度の知能と学習能力しか無いが、
根気良く教え込めば次第に覚えていく。最初は基本的なことから教えていくとよい。
水の中に転がし落として沈めたりすると、すぐに盤から落ちることを嫌がるようになる。
最終更新:2008年09月14日 09:18