今日俺は大バーゲンで買ってきたゆっくりれみりゃ1体をまるまる使って料理しようと思う。
さて、まずは今日のメインのゆっくりれみりゃだ。
「ぎゃお~、た~べちゃうぞ~!!!」
今日にもお前はた~べられちゃうぞ~!!!という突っ込みはさておき、
まずは下ごしらえだ。
服を脱がす。
「うー!こうまかんのおぜうさまのれみりゃになにするんだどー!」
下ごしらえです。
ゆっくりの飾りにおいしいものはほぼない。
ただの皮どころか、泥臭い某国産餃子のような味がする。
プロがせいぜい料理できるのがゆっくりふらんのへんちくりんな棒だという。
さて、このれみりゃは無洗れみりゃではない。
ということであらってやる。
「う~♪きもちいいど~♪さくりゃ~♪もっと~♪」
『さくりゃ』とは誰だろうか。とりあえず水につけっぱなしにしておく。
その間別の作業をしないといけないからだ。
「「「「「さあ調理しなさい!!!」」」」」
調理用に遺伝子をいじくって調理されることを本能とするゆっくりちぇんだ。
ちぇんであることに意義がある。中身はオリーブオイルで皮はレタスのような味がする。
要するに付け合わせだ。
ちぇん達の言葉に応じてゆっくりを調理する際の俺の決まり文句を言う。
「ゆっくり調理させてね!!!」
ふう。終わったか。
慣れたとはいえ貴重なオリーブオイルをこぼさないのは一苦労だ。
とりあえずちぇん皮の付け合わせができた。じゃあ早く連れてこなきゃ。
メインディッシュを
「うー?このぢぇんでべさせてくれるのかどー?」
ぢぇんって誰だ、それとでべさせるって何だ。
まあ、いいや。れみりゃをまな板の上にのせる。
「う?べっどにしてはかたいど~♪かえるんだど~♪」
そういってるれみりゃに右手のナイフで語りかける。
「ゆっくり調理させてね!!!」
そしてその愛らしい首と体を
叩き斬った。
「う゛!うあー!うあー!」
首を切った瞬間、れみりゃは瞬間的に退行する性質がある。
「どおして?れみりゃとからだがー!!」
どおしても糞も、あんた食材ですから。
次に邪魔なので人間でいう「子宮」に値するものを取り除く。
排泄物よりまずいんで。
「ひゃ!れみりゃのはずかしいところが!!」
恥ずかしいんだったらなくなっていいんじゃないでしょうか。
ちなみに顔は厨房の俺の後ろで調理のさまを見ている。
これがどう怖いのかは知らないが、ゆっくりは精神攻撃でおいしくなる性質がある。
というわけだ。
次に足を切り落とす。
ちなみに今回は出来上がりのものの関係上、輪切り。
「おにーさんなんでれみりゃのあしきるの!しつじのくせに!」
本当のレミリアがこう言っているなら
「俺は小悪魔どころか、悪魔ですから。」と言っていることだろう。
まあ、これはそれによく似た饅頭なので関係ない。
とりあえず、あとはいったん放置して、サラダを完成させる。
足の輪切り投入。
そしてちぇん油をかける。
はい、付け合わせの「れみりゃとちぇんの仲良しサラダ」(一人当たり456kcal)出来上がり。
そしてメインの続きだ。
ああ、れみりゃはいちいちうるさいのでボンレスハムのひもで縛っておいた。
全部みじん切り。
単純に思えるが、別々の体パーツでも同じ大きさにしておかなければいけない。
切った後の肉まん部分を取り出す。
そしてマッシュポテトとその肉まん部分を混ぜてポテトサラダみたいにする。
「さあ、ゆっくり意識失ってね」
れみりゃの頭をかっ捌いて、肉まん部分とポテトサラダみたいなのを入れ替える。
頭をボンレスハムのひもで閉じる。
そして蒸し焼きにして…
完成!「苦痛のぽてみりゃ蒸し焼きサラダ」(一人分792kcal)!
試食してみた。
「…まず。新メニューにはならんな」
今日の実験料理は忘れることにした。
某所で書いたコイキングの料理のやつを強引に改変してみたらこれだった。
もともとそれ自体がやっつけだったんで、さらにやっつけ度増し。
すんません。他のハイレベルなSS書きさんのSSを見てすっきりしてください。
最終更新:2008年09月14日 10:03