※もう何番煎じかもわからない・・。短いです。
制裁?
倒れていた花瓶を起こす。よし、割れてはいないようだ。
片付けは終わりだ。思ったより荒らされてなくてよかった。
あとは、こいつ。
「じじい!!れいむのこえがきこえないの?ばかなの?」
下手人もとい下手饅頭。
れいむとかいう種類らしい。
最近になって現れ始めた
ゆっくりの中でもポピュラーなやつだそうだ。
仕事から帰ってきたら部屋の真ん中でゆーゆー歌ってやがった。
「じじいはれいむのびせいをきけたんだからおかしちょうだいね!!」
こいつらって毎回こんなだから潰されるんだって。
「ゆゆーん!!もうおこったよ!!みのほどしらずなじじいはゆっくりしね!!」
頬を膨らませ、ぽふぽふと俺の足にタックルかましてきた。
乳酸溜まりまくりで疲れた足に心地いいようなそうでもないような。
「あ、そうだ。」
「じじいは!ゆっくり!!しね!!」
れいむを掴む。口を塞ぐ感じでこう。
「ゆぎゅ!!」
机の上に載せる。
一度やってみたかったんだよなあ。
「ゆゆ!!おかしがあるよ!!やっとこうさんしたんだね!!」
机の上にあった濡れせんに反応した。
「むーしゃ・・・なにこれ?おせんべさんじゃないの?」
俺はというと、両手を高々と上げ、片足立ちになる。
俗に言う、鶴のポーズだ。
「こんなのおせんべさんじゃないよ!!ちゅうとはんぱなおかしはゆっくりしね!!
- ぷぷー♪じじいなにしてるの?ほんとうにゆばかさんな」
「ヒャウッ!!」
すぱーーん!!
いい音だ、やはり平手打ちはいい・・・。
「・・・・ゆ?」
打たれた本人は状況が飲み込めない様子。
頬が赤みを帯びていく。
「い”!!・・・い”ぃ”ぃ”ぢゃ”い”よ”」
「(゚Д゚)ホワァ!!! 」
「うぎっ!!」
二発目は逆から。右頬を打たれたら・・・
「なんとやらァ!!」
「ぴっ!!」
今度は頭から打ち下ろす。
「やべ・・・じだがんじゃったあ!!」
「キャオラッッ!!!」
顎を掬い上げるように打つ!!
「じだぢぎれじゃう”ううううう”!!」
「病み付きになっぢゃううううう!!」
追撃、追撃、追撃。
あ、舌千切れてやがる。
何発打っただろうか。手を止める。
「ひょ・・・・ひょぼほ・・・ゆっひゅりいい・・・」
舌無しれいむはひゅふひゅふ息を吐いている。
白かった肌は内出血(餡?)により全身黒く染まり、丸かった体はでろんと爛れたように弛緩している。
ここまでやって皮が破れなかったのは自分でも驚きだ。
何で平手打ちかって?
この間里で開かれた、「紅☆美鈴の護身術講座」で、「拳を痛めないから初心者にもオススメ☆」と教えられたからだ。
加工場製のゆっくりサンドバッグとか持たない俺は満足に練習も出来なかったから、丁度よかった。
「おへひゃいれふ、ひゅるしてくらはいぃぃ・・・」
「あ、ありがとな。ほれ。」
戸を開けて、放り出してやる。
さて、夕食にするか。
翌朝、玄関先の地面に黒い線が引いてあった。
辿っていった先に、ぺっらぺらになった件のれいむがいた。
- ああー、あんだけぶっ叩いたからなあ。皮の組織なんてぐずぐずだったろう。
そんでここ砂利道だし。這い出した瞬間に石に引っかかってぷちっと。
「な”んであ”ん”ござんででるのおお!!!!とか言ってたんだろうなあ。」
やべ、お隣さんに今の聞こえたかも。
名も無きれいむよ、次生まれ変わる時には願わくは濡れせんのうまさがわかるようになるといい。
虫がたからないうちに餡子片付けよっと。
〈fin〉
あとがき
久しぶりの投稿になります。こんな短い駄文にお付き合いいただきありがとうございます。
ゆっくり連環腿の時が拳打だったので今回はビンタです。
ゆっくりの肌がもちもちしてるところを想像したらぶっ叩きたくなったもので・・。
美鈴の護身術講座とかあったらいいなぁ。上級コースになったら寸勁とか打てたらいいなぁ。
全ての虐待ファンの方に感謝を。
またお目にかかる機会があったらよろしくお願いします。
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by 少女Q
最終更新:2008年11月09日 14:54