ゆっくりいじめ小ネタ237 つかれたまりさ

ゆっくりが酷い目には遭いますが死にません
※パロネタです
※人間は一切出てきません
※ここでさすえーりんはゆっくりえーりんの事です。




つかれたまりさ



「えーりんは、えーりんはどこなの?」

一匹のまりさがガタガタと震えながら彷徨っていた。

「あたまもいたいしさむけもするし、まりさはもうだめかもしれないんだぜ・・・」

時々意識を失ったり、気付いたら目の前で他のゆっくりが泡を吹いて倒れている事もあった。
これは本当にやばくてゆっくりできない病気かもしれない、
だからなんとしてもまりさはえーりんを探さなければならなかった。

「ゆ?まりさどうしたの?とてもつらそうだよ」

1匹のれいむがまりさを見つけ、心配そうに声を掛けてくれた。
このれいむならえーりんの居場所を知っているかもしれない。
藁にもすがる思いでれいむに尋ねよう、まりさは決心して声を掛け―意識が遠のいていく。

「このあたりでえーりんを・・・」
「えーりん?」
「あたしゃここにいるよぉぉぉ!!!!」
「ゆゆー!?」

魔理沙が急に白目を向き、高く飛び上がったかと思うと頭から着地し足の部分に帽子を乗せる。

「おまえらゆっくりじゃねえ!」
「いきなりなにをいうのぉぉぉ!!」

いきなり訳の分からない事を叫びだすまりさ。
背中にはうっすらとさっきまでいなかったゆっくりが凄く透けて見えた。

「ああかたぱると」
「わけのわからないうごきをしてゆっくりできないまりさはしねぇ!」

どれ位経っただろうか、あまり経ってないのかもしれない。
れいむは腹が立ち、ゆっくりできないまりさに体当たりをする。
クリーンヒット、まりさは後方へ弾き飛ばされる。

「これでもうだいじょうぶだね!」

気分が少し晴れたれいむは餌を引き続き取ろうとし―

「さんしまいだぁー!」
「ゆぎゃー!?」

今度はまりさの背中にりりか、るなさ、めるらんの姿が。
それぞれがれいむに突撃し、まとわり付く。

「ゆ、なんともないよ!たんなるこけおどしだね・・・ゆびゅっ」

上からいがぐりがれいむの頭に直撃する。
更に近くの石に足を引っ掛けて転倒してしまった。
実際、この3匹は物理的にれいむに何もしてない。
単に不幸にしただけである。

「ゆがー!もうおこったよ!」

もう一度まりさに体当たり。
次の瞬間3匹のゆっくりは消えていた・・・が。

「もみじだー!」
「ゆびぇー!?」

今度は犬型ゆっくりのもみじ、しかもこれまた半透明なのが現れて噛み付いてくる。

「ゆっくりできないまりさはゆっくりしね!」

れいむもだんだんといかりのボルテージが上がっていく。
勢いをつけた体当たりで再三まりさを吹き飛ばす。

「めいらだー!」
「ゆぐぅぅぅぅ!!!!」

今度はキラリと光るいかにもゆっくり出来そうにないものを振り回すゆっくり―半透明なめいらがこつぜんと姿を現す。

「いいかげんにとっととしね!」

遂にれいむはまりさにのしかかる。
そのままストンピングをすればまりさを殺す事ができる。
―それが普通のまりさであったのなら、だ。
このまりさの周囲には既に8個の霊魂が集まってきてしまっていた。
そしてその霊魂がとんでもないものを召喚する。

「や゛ーま゛ーめ゛ー」
「ゆぎぇひぇー!!!???」

巨大な蜘蛛を連想させるオーラを纏ったゆっくり―半透明のやまめが姿を現す。

「ゆぐわわわわわわわ・・・ブクブク」

ついに泡を吹いてれいむは気絶してしまった。

「まりさのおぼうしあくまでまりさの!」

そのまま錯乱し続けるまりさ。
そう、このまりさはゆっくりみまに憑かれてしまっているのだ。
みまの機嫌が悪くなるとこのようにまりさを乗っ取ってしまう。
今回はきっと出番か美れいむへの嫉妬かのどっちかではないかとは思うが、それは定かではない。

「ゆ・・・? ああ、またやってしまったよ・・・ごめんねれいむ・・・」

意識が戻ったときは、あのれいむは気絶したままであった。
このまりさは取り付かれているとも知らず、えーりんを探し求める。
しかし、万一えーりんが見つかったとしてもえーりんの医術では治療法は見つからないだろうが。


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あとがき

みまに憑かれたまりさです。CVはうえだゆうじ?
解決できるのはおりんとかそっち方面になる事でしょう。
三つ子→三姉妹、犬→もみじ、刃物→めいら、ラオウ→やまめ。




今まで書いたもの
博麗神社にて。
炎のゆっくり
ゆっくりを育てたら。
ありす育ての名まりさ
長生きドスの群
メガゆっくり
ゆっくり畑
益ゆっくりと害ゆっくり
ゲスの行き着く先

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最終更新:2008年11月24日 17:34
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