※ゆっくりによく似た姿をした汚物が登場します






俺がまだ10歳、11歳の頃…子供の頃の話だ。
ある秋の昼間に友人と三人で『山でお散歩』していた俺が偶然転んだその時、
偶然ゆっくりの巣を見つけた事があった。
俺達は偶然な事に三人とも全員ゆっくりの事が大好きだったから
引きずりだしてや…野生のゆっくりとお喋りしたくなって巣を覗いたたんだが
成体のゆっくりは不在だった。

その代わりに5~10cm程の小さな赤ゆが8匹程、
少し肌寒いのか一カ所に固まって暖まっていた。
仲間の死体に集るゴキブリみたいだな、そう幼心に思ったものだ。


        「「ゆ?」」


「「「「ゆっきゅちちていっちぇにぇ!!」」」」


「「「ゆゆ?おにいしゃんたちはゆっくちできりゅひちょ?」」」



その赤ゆ達の歯を砕…『虫歯』を抜いてあげたり、
ゴミのついた髪の毛を抜いてあげたり、
普通に目玉を抉ったりしている間に
俺は次の様な事実に気付いた。







       赤ゆ程ムカつく存在は他に無い

                 古緑?






「お座り!」

「ゆ!」

「お手!」

「ゆ!」

「伏せ!」

「ゆ!」

「よ~しよし!れいむはかわいいな!」

「ゆっくちー!」

「な?すげぇだろ?ウチのれいむ!」


「……………」









なんだそりゃ?


お座りだのお手だの、犬かよ。
何もしてねーじゃねーか。
そのモミアゲみたいの掴んで引き裂いて良いのか?
あんなんで死ぬまでおまんま食えるんなら
ゆっくりに生まれりゃ良かったぜ。嘘だけど。


少年の頃に友達を一緒に山でゆっくりを虐めていた俺は
イイ歳こきながらまだその趣味を捨てきれていなかった。


そんな俺の下宿先のアパートに久しぶりに兄が来た。
明日の朝早くに俺の家の近くの公園で友人と花見をやるそうで、
遠くの住まいから朝早くの電車に乗るくらいなら
前の日から俺のアパートで泊まって行った方が楽だそうだ。
そんな暇があったらお袋達に顔見せたらどうだ?
そんな意見はこの面倒くさがりは聞かないだろうけどな。


そんな事はどうでもいい。
俺にとって問題なのは兄貴の手の上にいる体高10cm程の
不敵な笑みを浮かべている小さな虫けらの事だ。
犬猫が面倒だってんならカブトムシでも飼ってろよ。
独り身で寂しいのかもしれないけどゆっくりとはな。
しかも何でわざわざ面倒くさがりなアンタが赤ゆから飼い始める?


「いや~ペットショップで一目惚れしちゃってよ!
 この瞳を見て一発で好きになっちゃっちまったよ!」


「おにいしゃんはきゃわいいれーみゅに
 ぞっこんにゃんだよ!」


偶然だな兄貴。
俺もゆっくりの瞳が好きなんだよ。
目の前で我が子の眼球を抉り出された時の親の瞳とか
絶望の末発狂した時の瞳とかがな。
特にアンタのその手にへばりついてるゴミ虫なんかは
良い瞳を見せてくれそうだ。


「おい○○、お前大丈夫か?」

「あぁ…なんも問題無いよ…」


問題が有るとしたら俺がゆっくりが嫌いだって事だろ。
アンタもそれは知ってた筈だがな。
忘れっぽいアンタの事だから忘れたのかもな。
俺はここじゃ周りの目も有る事だしゆっくり虐待なんて事は出来ないが
赤ゆだけは周りの目なんか無視してでもやってやりたいと思ってる。
俺はゆっくりの中でも特にこの赤ゆという存在には反吐が出るんだよ。


「ゆっきゅちちちぇいっちぇにぇ!」


人に媚びきった様な、舐めきった様な喋り方、
上目遣いの目つき、イラが来て頭が痛くなってくる。
『ゆっきゅちちちぇいっちぇにぇ』だと?何様のつもりだ?


「……あー…」


「……まぁ、大丈夫だってんならいいけどよ
 じゃあいつも通りあっちの部屋借りるぞ」


「ゆっくちできにゃいおにいしゃんだにぇ!」



舐めた事抜かしやがって。
随分『お厳しく』育てられてるみてーだな?

兄は明日の花見に備えて俺のアパートに遊びに来た。
兄はペットとして最近赤れいむを飼い始め、そいつとは常に一緒にいる。
つまり現在夕方の6時から明日の昼前までは
クサレ赤ゆが俺の半径10m以内に存在するって事か?
それは俺にとっちゃクソゆっくり出来る事だな。




「ゆっくち!ゆっくち!ゆっく」

ビタン

「ゆぅっ!」


段差に下膨れんトコ当てやがった。
兄貴の住まいには無いモンだから
馴れないうちはそういう事もあるかもな。


「ゆびえぇえぇぇぇえぇえぇん!!」


うっせぇな
隣のおっさんが怒るだろうが。


「おいれいむ大丈夫か?」


「いじゃいよおぉぉぉおおぉぉぉ!!!
 ゆえぇえぇぇえん!!ゆええぇぇぇぇぇん!!」


「…………」



大袈裟過ぎる。
俺の嫌いな鳴き方だ。
お前等は親に食い殺される寸前か
姉妹を目の前で引き裂かれた時、
もしくは目ん玉抉られた時にだけ鳴いてりゃいいんだよ。


「ゆっぐ…ゆっぐ…
 おにいしゃん!このおうちはゆっくちできにゃいよ!」


それは正解だ。
お前の同族を300匹は餡子祭りにあげた俺もいるしな。


「そうだなれいむ、でも我慢してゆっくりしような?」


なんだと!?



「ゆぅ~…しょうがにゃいから
 れーみゅ、ゆっくちがみゃんしゅるよ…」



兄貴はこんなタマ無しじゃなかった。
俺が中学の頃、3つ歳上の兄は
反論には鉄拳を、反撃には更なる鉄拳をと言うジャイアンの母親だった筈だ。
それから今までの間で随分マシになったが
赤ゆの側にいる今のコイツはまるでアイツだ。のび…否、ドラえもん?

こんなヘナチンになるぐらいだったら
昔のままのがいくらかマシだった。
こうなったのはあのフローリングの上にあるゴキブリそっくりなゴミのせいか?



「…オイ○○兄、ちょっとスーパー行くけどよ
 なんか食いたいモンあるか?」


あまりのショックに少し一人になりたくなって来た。
夕飯時だしメシでも買いに行くか。


「おぉ?そうだな、テキトーでいいよテキトーで!
 でもコンビーフとかレバーは簡便な!」


買わねーよそんなモン。
適当に焼そばでも買っとくか。


「れーみゅはね~!れーみゅはね~!」


お前は排水溝にこびり付いてる生ゴミのカケラでも舐めてろ。
見ろよホラ、みかんの皮は比較的新鮮だぞ。
勿論これは心の声だ。兄貴を怒らせるのは今でも怖い。
クソヘタレみたいになったとしてもいつ戻るか分からないからな。


「ぷりんしゃん!
 れーみゅぷりんしゃんをゆっくちたべちゃい!
 ぷりんしゃんがいいよ!ぷりんしゃん!」


チッ…だろうな。っていうか俺の顔見て言え。兄貴に言ってどうする。
どうやら俺の兄貴はゆっくり飼ったはいいが
躾やら食事やらのゆっくり関連の情報に関しては疎いようだ。
室内とはいえ何一つとして飼いゆ登録関連の飾りをつけてないのもそのせいか?
ジャリの頃から甘いモンばっか食わせたら舌が肥えるだけだ。
このぐらいの段階ならお湯でふやかしたゆっくりフードがベストなんだよ。


「だってよ○○、まぁ希望通りプリン買って来てくれや」

「あー」

「あ、それと暇だからよ
 スーファミ貸してくれよな?」

「あー」


開口一番『プリン』等と抜かす赤ゆにゆっくりフードなんて与えても食うまい。
日常的にあげちゃってるみたいだし言っても無駄だろうな。
大人しくプッチンプリンでも買ってくか。
ドブに105円投げ捨てるようで勿体無いが仕方ないだろう。

閉まっておいたゲーム機のコードをいじくる兄貴を尻目に
俺はスーパーに赴くべくスニーカーを履いて未だ寒い4月の夜を歩いて行った。












「おーい○○!ちょっとさ!」

「あー!何ー!?」


三人分の焼そばパックと豚肉とキャベツ、牛乳、
そしてプリンの入ったビニール袋をキッチンのテーブルに置くと
兄貴の使ってる部屋から呼び出しがかかった。
またザンギで詰んでんのかよしょうがねーな。
兄貴はドアの間から少し顔をのぞかせると次の様に言った。


「おお○○!とりあえずれいむにプリンあげてやってくれるか?
 さっきからうるせーんだ」


確かに五月蝿い。
『おにゃかしゅいたおにゃかしゅいちゃ!!
 はやきゅゆっくちちちゃいよぉお!』
等といった俺の胃に穴を開けそうな声が兄貴の部屋の中から聞こえる。
兄貴のモンじゃなけりゃ無理矢理にでも生ゴミ突っ込んでやるトコなんだがな。

まぁ今夜限りの付き合いだ。
適当に相手して静かにしといてくれりゃ俺も文句ねぇよ。
でもな兄貴、ゆっくりの躾に関しては俺はそこまで詳しくないが
自分よりも先にメシ食わせるのはあんま良くないと思うぞ。


プチン、プリーン。
俺は適当な皿にプリンを乗せて兄貴に差し出してやると
上着を脱いで今度は兄貴と俺のメシを作るべくビニール袋に手を伸ばした。
兄貴は焼そばが好きだったな。
久しぶりに来た事だしもてなしてやるのもいいだろう。




「こんにゃにょぷりんしゃんじゃにゃいよ!ぴゅんぴゅん!
 こんにゃにょじゃじぇんじぇんゆっくちできにゃいよ!!」


「あぁー言い忘れてたな…
 れいむお前、焼きプリンが好きなんだっけか
 我慢しろよ、な?」


「やぢゃやぢゃやぢゃぁああぁあ!!!
 れーみゅがみゃんできにゃいよ!!
 もーおうちかえりゅ!!」





「…………」


○してーマジで。
再認識したわ。
赤ゆ程ムカつく存在は他に無い。
我が侭な赤ゆでもそうでなくても同じだけど前者だと更に威力が違うな。
『おうちかえる』っつってたけどまさか兄貴のアパートにに帰るつもりか?
玄関のあるこっちの方に跳ねてくる気配が無いんだけど?



「…………」



まさか!?






「ゆ!?きょきょはれーみゅのおうちだよ!
 ゆっくちできにゃいじじいはゆっくちでていっちぇね!!」


いやな予感を胸に兄貴の部屋に駆け込んだ俺を迎えた光景は
喰いちらかされて床に散らばったプリンと
部屋の隅に『巣作り』に使ったのであろうボロボロの新聞紙とティッシュ、
それらの上に被せられた俺のお気に入りの焦げ茶色のシャツ。
そしてその下で偉そうにふんぞり返っている赤ゆだった。


更にその口ぶりからすると、どうやらこの一時間程度の間で
この家における俺の地位を足りない赤ゆなりに判断したらしい。
兄貴に何か要らん事でも吹き込まれたか?
恐らくこの脳足りんの中じゃこうなってる事だろうよ。

(赤ゆの脳内ヒエラルキー)

兄:一番上、
俺:それ以下、
赤れいむ:一番と同等=俺より上

まぁ50%ぐらいは正解だがな。ムカつく認識だぜ。
子供とか動物ってそう言うトコロは敏感なんだよね。

恐らくヤツの餡子脳内じゃ
あの巣の周り一帯、(つまりこの部屋)は既に兄と自分のお家と認識している筈だ。
そしてその認識は力づくで分からせる事しか矯正する方法が無い。


「オイなんだよコレ?
 ○○兄、お前なんでコレ止めなかった?」


「あぁコレな、ウチでもやるんだよ
 ゆっくりなりの『巣作り』ってやつだな」



誰に解説してるつもりだ?
んな事は重々承知してんだよ話聞いてないだろお前。

躾が行き届いてないとは思っていたが酷いもんだ。
巣作り、お家宣言をさせないのなんて初歩の躾だ。
今だからティッシュや新聞紙で済んでるが
デカくなったらそんなもんじゃ済まんぞ。
流石にコレは許せない。
そう思った俺はまずバッと巣に掛かってるシャツを奪い、
薄汚い赤れいむを摘んで(触りたくもなかった)兄の膝まで持って行った。



「はなちぇくちょじじいぃいぃぃぃ!!!」


酷いなこりゃ。
お手だのお座りだのクソにも劣る芸もどきを仕込む前に
もっとする事があったようだ。
兄貴よ、俺に任してくれりゃこの躾のなってない駄れいむを
半日で生きてるのかどうかも分からないぐらい静かに躾けてくれる
躾の天才を紹介してやるよ。



「オイ○○!!何やってんだてめぇ!!」



      !?



「れーみゅわるいことちてにゃいにょに!!
 どぼじちぇこんにゃこちょしゅるのぉぉおぉぉおぉ!?
 おにいしゃあぁあぁぁあん!!
 ゆっくちできにゃいじじいがれーみゅをいじめりゅよおぉぉぉ!!」


「おーよしよし!大丈夫だからねー!」


「ゆへへ~ん!ばぁ~きゃ!」







コイツは想像以上だな。

醒めた目で兄の背中を見ながら
俺はようやく事の本質を掴み始めて来た。
兄はあの汚物に支配され始めてる。
コイツはもう『タマ無し』なんてレベルじゃない。
俺の最も嫌いな類いの人間に変わりつつある。

それにあのクソ赤ゆの勝ち誇った目ー



「おい○○、メシは?」


「…カップ麺があるから適当に食いな
 買って来たのはプリンと牛乳だけだよ」



嘘だ。
兄貴の好きな焼そばは冷蔵庫の中だが
こんなのは兄貴じゃない誰かに作ってやるメシは無い。


それ以前に俺の青筋はそろそろ限界だ。
とっくのとうに顔も真っ赤なんだよ。
これ以上この場にいたら本当にヤッちまうかもしれん。


「兄貴、今日はもう眠いから俺寝るわ」


「あぁ」


「ゆ!ばきゃじじいがにげてきゅよ!
 ゆっくちでていっちぇにぇ!」









赤ゆ程ムカつく存在は他に無い。














「じゃあな○○、またな」


結局腹立たしさでなかなか寝れなかった俺は
兄貴が出て行く昼前になってようやく目を覚ました。
いい天気だ。春らしい柔らかな日差しが窓から入ってくる。
風も爽やかだ。俺の気分とは逆にな。

俺が起きた時、黄色いシャツに着替えた兄貴は
酒入りのクーラーボックスを片手に家を出ようというところだった。
頭の上にはあの汚物が乗っかっている。


「あぁ、そうだ
 この時期あの公園、花見にはいい感じだからよ
 近いうちにまた来るわ、多分来週末かな」

「…そいつと一緒にか?勘弁してくれよ
 忘れたか?俺はゆっくりが嫌いなんだよ」

「ゆ!?」


これ以上俺の側にそいつを置いておく事は
アンタにとっても都合の悪い事が起きるよ。
俺なりの精一杯の警告のつもりだ。


「我慢しろよ
 確かにコイツはちょっと我が侭だけどよ
 まだほんの赤ん坊だぞ?」


「ゆっ♪ゆっ♪ゆんゆ~♪」


ゆっくりの脳みそは赤ん坊も成体も大差ねーんだよ。
つまりアンタの可愛がってるのは
リボンの色がくすみ始めても我が侭なまんまって事だ。


「…わかったよ、行っちまえ
 来週末俺が家にいるかは分からんが鍵はいつも通りだからよ
 あと、たまにはアンタも実家に顔出せよ」


「おぉ分かった分かった
 じゃまたなー」



来週末までに仮の宿をさがさなきゃな…。
駄目だったらゆっくりが静かになる香でも作っとくか…。
兄貴の後ろ姿を見ながらそんな事を考えていると
あの汚物が兄貴の頭の上でこちらをニヤニヤと見ているのに気付いた。









「ゆん!れーみゅの『どれー』のくちぇに
 なみゃいきなこちょいわないでにぇ!くちょじじい!!」









「おいれいむ、そんな言葉使うな」

「ゆんゆんゆー♪れーみゅしりゃにゃいもーん♪」










今さら注意か?

もうおせぇんだよ、兄貴











「おぉ俺、○○、
 あぁ、ちょっと手伝って欲しい事あんだけどよ」


物事には限度ってモンがあるんだよ。
ゴキブリ以下の脳みそしか無い
お前のその短いゆん生じゃ分かりようも無かった事だがな。


「どうせ暇だろ?あぁそうだ、今回は飼いゆだよ
 何?安全だよ、飼い主が馬鹿でよ、バッジも登録も無い野良同然のヤツだ
 笑うなって…あぁ、お前もそう思うだろ?」


恨むなよ兄貴。
恨むんなら馬鹿な自分を恨んでくれ。
弟の大嫌いなモノを持ってノコノコその家に持ち込んだ手前の馬鹿さをな。
その汚物が生きてアンタの周りにいると
せっかく良好だった兄弟の関係と、
俺の堪忍袋にヒビが入りかねないんだよ。 



「希少種狩りの時みたいにお前のれみりゃを使ってくれ
 そう、ノロい胴付きじゃなくて…そうそう、あの改造した胴無しの二匹だよ
 柔らかい赤ゆが大好きだって言ってたろ?
 出来るだけじっくりと空中で食い散らかしてやれ、
 そう、この前のヤツみたいにな…ん?あぁ、標的はなー」


俺という人間はな、昔のアンタみたいな反論には鉄拳を、
反撃には更なる鉄拳をといった人間が近くに居た事で
鉄拳には忍耐を、更なる鉄拳には告げ口を、といった類の人間になったんだよ。



「桜の下で酒盛りしてる黄色いシャツを着た男の近くにいる筈だ
 いや?簡単だよ、その男は昼間に酒飲むといつも寝ちまうからな
 そうでなくともクソ呑気に頭の上に乗せてるときもあるし
 あとは便所に立った時でも何でも良い…ターゲットの周りが薄くなった時を狙え
 アイツ等なら朝飯前の獲物だよ。なるべく腹ぺこにさせておくといい
 報酬は…そうか?ありがとよ」




アンタは馬鹿だからその事に気付かなかったかもな
これから教えてやるから覚えておけ。
アンタの無知の御陰で野良同然の扱いを受けるアンタの可愛い赤ゆが
『どれだけ酷い目』に遭っても保障してくれるヤツなんて一人もいないって事をな。

それとアンタが仕込んだつもりになってる芸なんて
足元にも及ばない程の技を仕込まれたゆっくりも特別に見せて貰うと良い。



「そうだ!なんだったら殺さずに攫わせて○○の家で遊ばせてやるのもいいかもな
 あの変態野郎、他人が我が侭放題に育てた赤ゆでじっくり楽しみたいって言ってたろ?
 そうだな!そっちのが面白いな!ギャハハ!そうすっか!
 じゃ、アッチに着いたらまた電話してくれ
 あぁ、また後で、メシでも奢るよ」


最後に、この国にはそいつ等が幸せなら無条件でブッ殺してやりたい、
そんな風に思ってる人間も結構いるって事も知っておけ。










「ゆー!?おしょらをとんじぇるみちゃ……?」


「…………………………!?」


「ゆ”ぅ”う”ぅ”う”ぅ”!?お”に”い”じゃぁああぁん!!
 だじゅげじぇ!!お”に”ぃじゃだじゅげえぇぇえぇえ!!!」






お前には俺へのツケを
ゆっくりと払わせてやるよ。












ーーーーーーーーーーあとがきーーーーーーーーーーーーーーー
ゆっくりは赤ちゃんになったり子持ちになったりした瞬間に
可愛くなくなると思うのは俺だけじゃないはず。
というわけで赤ゆヘイトss。コイツ等は愛でられない。

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最終更新:2022年05月18日 23:01