• かなりの俺設定と表現有りマス。悪寒を感じたらリターン推奨
  • 似たようなタイトルの続編ではありません
  • ヒャッハーお兄さんの設定お借りします










俺はゆっくりが大好きだっ!
あー?どれ位好きか?
そんな事を聞かれたらこう答える。


愛しているとっ!!!


その証拠に俺の家にはゆっくり専用の個室を完備。
蘇生用のジュースとお菓子。餡子臭漂う使い慣れた虐具も常時提供!
とってもゆっくり出来るプレイスだぜ!
こんな極楽空間を嫌いな饅頭がいるのか?
嫌!そんな饅頭は存在しない!!!





「ゆーん!あかちゃんはとってもゆっくりしているねっ!」

れいむは道端に転がっていた野良だ。
元は飼いゆっくりだったのだろう。
リボンにバッチを千切り取った後が残っている。

「れいむはこんなにかわいいのにすてられたんだよっ!
 まえのくそにんげんはゆっくりしんでねっ!ぷんぷんっ!」

その言葉使いでは捨てられて当然だろ。

れいむから詳しく事情を聞いた所、家に進入して来たまりさと愛を育んだら、
列火のごとく飼い主が怒り、まりさがグチャグチャに潰されてゴミ箱に入れられた。
そして、それを抗議したら自分は外に放り投げられたとか。

もう一度言おう。
捨てられて当然だ。

言葉使い関係なくお前の全てが悪い。




れいむが飼い主に外に捨てられてから、その数刻後に赤ゆが生まれ落ちた。
れいむは大事な大事なまりさの赤ちゃん達を、懸命に守りながら今まで生きて来たらしい。
でも、なれない子育てで、赤ゆが日に日に死んで数が減っていく辛い現実。

今日はゴミの様に砕かれて死んでしまった我が子の傍らで、ゆんゆん縋っている所の無防備な隙を突かれ、
見知らぬゆっくりにれいぱーされて、れいむは途方にくれていた。

虚空を見つめた親れいむと、親に纏わり付いている赤ゆ達。
その気味悪い一家を俺が拾ったと言う訳だ。

「ゆーん!ここはれいむたちのゆっくりぷれいすにするよっ!
 にんげんさん!あまあまをもってきたらでていってねっ!」

あまりにも汚ならしい体だったので、連れ帰った後にシャンプーをして綺麗にする。
赤ゆも当然綺麗に洗ったぜ?
黒い汚水が出なくなるまで念入りに洗ってやった。

「むーしゃむーしゃ!しあわせーっ!めっちゃうめっ!!! 」

風呂上がりに、安っすいゆっくりフードを食べてご機嫌なれいむとその子供達。
みるみる内にプックリとした体になっていく。
そして、プルプル震えだす。

「れいむはうんうんでるよっ!うんうんしたらまたあまあまたべるよぉおぉぉっ゛!!! 」
『『きゃわいいりぇいむがうんうんちゅりゅよぉぉぉぉぉっ!!! 』』

れいむも赤ゆも最悪な姿勢になって放出準備完了。
ムリムリとケツの穴が開く。




それを見た俺は当然。

「させるわけねぇだろっ!糞饅頭がぁーーーーーーーっ!!! 」

汚ったねーケツ穴をガムテで塞いでやったぜ!
小便する穴もバッチリ封鎖!俺に抜かりはねぇ!

「うんうん!うんっ?……どぼじでれいぶにごんなのがついでるのぉおぉぉっ゛!?」
「ゆびゃぁあぁぁぁぁっ゛!?うんうんしゃんがじぇきないぃいぃぃぃっ゛!」
「しーしーもじぇきないぃいぃぃぃっ゛!?」

うんうんしーしー騒ぎ立てるな!
食欲が無くなるだろうがっ!

「そぉいっ!」
「ゆべぶちっ!?」

泣き止ませる為にビンタをおみまいだぁあっ!

「ゆびぁあぁぁぁぁぁっ!!! れいむのじょうしつなおはだがぁあぁぁぁっ゛!?」
「みゃみゃぁあぁぁぁぁっ!?」
「うんうんじぇきにゃいきゃらゆっくちできないぃいぃぃぃっ゛!?」

アレ?ますます煩くなった。

「いたいよっ!?ゆっくりあやまってねっ!あまあまもちょうだいねっ!」
「きょれもちょっちぇえぇぇぇぇぇえっ゛!?」
「ゆっ!?そうだったよ!ゆっくりこれもとってねっ!」

条件反射であまあまと言ったのだろうか?
本当にアホだよなー。

「はい。うるせぇぞーっ。糞饅頭共ーっ。」
「ゆゆっ!?おそらをとんぶじゅぶぇらっ゛!!! 」
「そぉらっ!」
「ゆぶぎゃあぁぁっ!!!?? 」

れいむを空に放り投げ、床でバウンドした所をシュート!
そのまま壁に激突して跳ね返ってくる。

「ゆべぁっ!?ごべんだざいっ!あやばぶがらゆっぐぢゆる」
「もいっちょ!」
「べぶちっ!?」

れいむが再度壁にぶつかって、今回は跳ね返らずにベチャッと落ちた。
それを見ていた赤ゆ達は涙がダラダラ、口からゲロゲロ餡子を吐き出す。

「あっ。ヤッべ。」

うんしーさせない様に穴を塞いでも、口から吐かれたら意味無いじゃん。
折角太ったのに台無しになっちまう。
活きも悪くなるし。

「ゆげぇぇぇぇぇぇっ゛!?ぶえっ!?」
「みゃみゃたちゅけてぇえぇぇぇぇっ゛!?」
「ぶぶえっ!?ぢょんにゃにだべられないぼっ!!! 」

赤ゆ達の口内にフードを無理矢理詰め込む。
その後はピッタリと、お口をガムテで封印!
手間かけさせやがって。

「あっ。れいむは妊娠してたんだっけ。」

最初の蹴りで床にぶち切れ落ちた茎を、手で拾う。

「よっしゃーーーっ!」
「ゆぶっ!?」

そのままれいむのおでこにイン!
オレンジジュースかけとけば何とかなるだろ。
ゆっくりだし。

「れ…。れいぱーのこどもなんかいらなかったのにぃいぃぃぃっ゛!?」
「そいつ殺したらお前も殺すから。」
「ゆぇえぇぇぇっ゛!?ゆっぐじでぎないぃいぃぃぃっ゛!?」

回復したれいむが拒否宣言。
それを俺が念の押し忠告完了。
あぶねぇあぶねぇ!
実ゆ殺る気満々だったな?この糞れいむ!



「さて。そろそろか?」

台所には程よく沸騰した熱湯。
その熱湯の中を軽くかき混ぜた後、注射器でたっぷりと吸い込む。
当然熱いから手袋をつけているよ?この熱さはかなりヤバイ。

目の前には口とケツをガムテで塞がれた、哀れな赤ゆ達。
右手に持った注射器を見つめて、恐怖で涙が止まらねぇらしい。
視線で「たちゅけてねっ!」と訴えかけてきやがる!

「……もうガマンできねぇっ!注入だぁあぁぁぁぁぁっ゛!!! 」
「んびゅびゅびゅびゅびゅっ!?」

手前に居た赤ゆを持ち上げて液体をぶち込む!
パンパンになっていく赤ゆがなんとも言えない位に気持いい!

「んぶびゅうびゅびゅっ゛!?びゅんぢゅびゅぅうぅぅぅっ゛!!! 」

熱いとでも言ってるんだろうな!
手袋越しでもあっついから無理もないねっ!

「んゆびゅっうぶびゅびぶぶぅうぅぅぅぅぅっ゛!?」

2体目にも注入完了。
でも、なんかつまらん。
やっぱり足りない物がある。

ほいっとピリピリーッ!

「ゆびゅえっ!?ゆっくちぎょめんにゃちゃいぃいぃぃぃっ゛!
 りぇいぶゅはゆるじぢぇぐじゃぢゃいぃいぃぃっ!?」
「許して欲しいのー?」

さーて。補充補充。
チューっと吸い取るぜ。

「いいぎょになりまぢゅうっ゛!わぎゃままもいいまじぇんっ!
 ぢゃがら……だじゅげでぇえぇぇぇぇぇぇぇっ゛!!!?? 」
「うーん。なら許してあげても良いかなーっ。」

しっかし、これ熱すぎだろ。
最初に注入した奴生きてるんだろうな?

「ほんちょにっ!?ありがちょう!!おにぃいしゃん!!! 」
「良かったねー。なんかして欲しいことある?」

「りぇいむはおにゃかいたいからうんうんとちーちーしゃせてねっ!
 ゆっきゅりできにゃいきょれをちょっちぇほちいよっ!!
 おわっちゃらあみゃあみゃをいっぴゃいもっちぇきちぇねっ!
 じゅーちゅしゃんもとうじぇんもっちぇきちぇねっ!
 きょれはじょうちきにゃんだよ!?
 ゆっ!ゆっきゅりおちぇちぇにっもってるそりぇをしゅててねっ!
 れぇいむおきょるよっ!!! 」

「よっしゃあぁぁぁぁっ!注入だぁぁぁぁぁぁぁっ!!! 」
「ゆべぇえぇぇぇぇぇぇっ!?にゃんでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!?? 」

ボルテージMAX!
殺る気がみなぎってきたっ!

「ゆべびょっ!?あぢゅいぃぃぃぃぃぃぃいぃっ゛!!???
 やべでぇえぇぇぇぇぇぇぇぇっ゛!!! ゆっ!?げえろろぶろぶぶぉぶおっ!」

あーそうだった。
口から餡子吐き出すんだっけ?忘れてた。

……ラップでも詰め込んでおくか。

「ゆげぼじょらぶあぶぁあぁぁぁぁあっ゛!?」

グイグイ押し込んで封鎖完了!
やっつけにしてはなかなかいいアイディアだったな。
さて、次の奴もお口のガムテをビーリビリっと。

「い゛っじゃいぃいぃぃぃぃっ゛!?」
「あっちゃー……。」

やっちまったー。
口の周りの皮がベロリと取れたよ。
餡子が丸見え!結構キモイ。
テンションダウン!
でも、とりあえず。

「ゆっくり注入だぁあぁぁぁぁぁぁっ゛!」
「あぢゅぃいぃぃぃぃぃぃぃっ゛!?」

「………ゆばぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!?」
「おうっ!?」

赤ゆの口周りからグズグズの餡子が漏れ出してきた!

「あぶい!あぶいぃいぃぃぃっ゛!?たぶげでぇえぇぇぇぇっ゛!」
「お前最高だぜ!」

テーブルに置いてジックリと観察。
ガムテではがれた皮の部分から、熱いドロドロの餡子が湧き出してくる。

「あぶいぃいぃぃぃっ゛!?おべべざんが……。ぐぎゃぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

逆さまにして置いたから、流れ出した餡子が目玉を直撃!
こりゃ失明したな。

「がだらが!おがじじぶあどごがばぁばぁだぶぶぶげ!」

うーん。
もう終りか。
ゆっくり死んでねっ!

放置決定。





「よーし。終りー。」

全ての赤ゆに注入完了。
プックリと膨れ上がった赤ゆ達を冷蔵庫に入れた。
後は待つだけだな。

「ゆっぐぢじでないおにいざんばじんでねっ゛!!! 」
「ん?」

そう言えばれいむも居たっけ。
すっかり忘れてた。

「あがぢゃんだぢがぜんぶゆっぐじじじゃっだ!どっでもゆっぐぢじだあがじゃん……。」
「あー。どうでもいいし。あんな奴ら。」

「どぼじでぞんなごどいうのぉおぉぉぉぉっ゛!?」
「つーか、まだ死んでないと思うぜ。」

「ゆっ!?だったらゆっくりあわせてねっ!」
「その内なー。」

ギャーギャー喚き立てるれいむを無視してお湯を沸かす。
沸騰したら、その中に白い粉を入れて混ぜる。
湯気が濛濛と立つ手鍋をれいむの側に持っていった。

「ゆゆっ!?なにするきなのっ!ゆっくりやめてねっ!」
「ん?これは要らないな。」

れいむのおでこに突き刺さった茎を抜き取った。
そのまま地面に落とし、足で踏みつける。

「あぁあぁぁぁっ゛!?れいぶのあがぢゃんがぁあぁぁぁあっ゛!!! 」
「おうっ!いいねーこの踏み心地!たまんねーっ!」

原型が無くなるまで蹂躙した。
れいむは大口を開けて目を見開いている。
だってしょうがないじゃん。
ありす種はいらねーんだから。

れいぱーの赤ゆだからか、ありすしか実っていなかった。
欲しいのは、まりさ種かれいむ種、
中身が餡子なのが必要なんだよ。

「つーかお前でっけぇな。」
「ゆぶぶぅうぅぅぅっ゛!あがぢゃんんんんっ゛!」

潰した赤ゆに擦り寄ってるれいむは、それなりにデカイ。
注射器で入れるのはめんどくせぇ。

「あれでいいか。」
「ゆっ?でもれいぱーのこどもはいらないよ?ゆん!これはいいことだねっ!
 れいぱーのこどもはゆっくりしんでねっ!」

薄情なれいむのおでこに漏斗をぶっ刺す。
先程まで茎が刺さっていた所だ。
れいむは急におきた事に反応出来ない。

「ゆゆっ!?いたいよっ!なにをするのぉっ!?」
「ヒャッハーーーッ!投入だぁーーーーーーーっ!!! 」

ジャボジャボと熱湯を注ぎ込む。
灼熱の苦痛を内側に感じたれいむは、ビクビクと痙攣する。
口は開くが掠れ声しか出ない。

体の奥で熱い何かが流動している。
そして、れいむの全身に満遍なく広がっていった。
餡子が得体の知れない何かに乗っ取られていくような感覚。

自分が自分じゃないみたいだ!
とてもゆっくりできない!

「あっぶいぃいぃぃっ゛!?れんぶおがじぐなっぢゃぶぅうぅぅっ゛!
 おびずもっでぎでぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ゛!!!?? 」

手鍋のお湯を全部入れたお兄さんは、ガス台へと向かう。
れいむに投入した分量が予定値までいってなかったので、追加のお湯を沸かし、白い粉。
…粉寒天を鍋に入れて溶かした。

れいむは床でビッタンビッタン暴れている。
お兄さんはれいむの頭を掴んで、入れやすいように固定した。

「お・か・わ・り!投入だぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!!! 」
「ゆぼぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!?」

またも熱湯がれいむの体内を駆け巡る。
熱湯を入れられた直後に口をガムテで塞がれて、吐いても外に出て行かない。
窒息で死ぬ事は無いが、息が出来ないとゆっくり出来ない。
という認識で苦痛をじっくりと味わう。

「ゆぶぅうぅぅぅぅっ゛!(ぐるじいよぉぉぉぉぉっ゛!)」
「おー、これも入れてみっか!」

お兄さんは焼き芋を手に取り水平に構える。

「ゆぶっうっ!?(そんな大きな物れいむに入らないよっ!?)」
「芋ようかんの完成だぁぁぁぁぁぁぁっ゛!?」
「ゆぶうぅぅーーーーーーーーーっ゛!?」

れいむの腹に焼き芋を突き刺す!
芋ようかんの下準備は万端だっ!

れいむを持ち上げて冷蔵庫に向かう。
しかし、俺は大きなミスを犯してしまった。

「なんてこった……。入らねぇ。」

大きさがあるれいむは冷蔵室に収まらなかった。
グイグイと押し付けてみたが、スペースが圧倒的に足りない。
これは困った。

「こっちでいいか。」

下の野菜室を開けて詰め込んでみることにした。
背に腹は変えられない。
れいむをポイッと放り投げて準備完了。

「ヒャッハーーっ!収納だーーーーっ!!! 」
「ゆぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶっ!?」

野菜室に放り込んだれいむに蹴りを入れて、無理矢理詰め込む。
れいむは気持ち四角くなって、無事冷蔵庫に収まった。

「ふーっ。いい仕事したぜっ!」

お兄さんは汗を拭い、冷蔵庫を乱暴に閉める。
後は暗くて寒い冷蔵庫の中で、ゆっくり達が固まるのを待つだけ。
ゆ虐通信を見ながらジックリと待つ事にした。






「あー。そろそろかな?」

お兄さんはゆっくりをゴミ箱に入れながら呟いた。

虐通に乗っていた新しい虐待をしてみたくなったお兄さんは、
適当に野良を捕まえて来て、空き時間に実践してみたらしい。
おかげで有意義な時間が過ごせたご様子だ。

小腹も空いて丁度良い時間帯。
お兄さんは冷蔵庫へと向かう。



赤ゆが乗っている皿を取り出す。
やけに静かだと疑問に思っていたが、喋れないらしい。
寒天で餡子が固まってしまった為なのだろうか?

まぶたは閉じれる様だ。
パチパチと世話しなく動いている。
水分も餡子と一緒に凝固した為か、涙が流れる様子がない。
持った時ベチャベチャにならないのは良い事だね。

「さて……。実食だぁーーーーーっ!」

赤ゆをギュッと摘んで口に運ぼうとした時、皮がベロッと剥がれた。
慌てて宙に浮いた赤ゆをキャッチする。

「うわっ。すげえな!」

全身の皮が綺麗に剥けていた。
黒い餡子の塊に目と歯がダイレクトについている。
さながら人体模型に近い形相。

これでは誰もが食欲が落ちる事だろう。

「これはこれで美味そうだぜ!うっほー。その視線がたまらねぇ!
 かじるよ!バリバリとかじっちゃうよ!」

…お兄さんは極少数派の人だったらしい。
美味しそうに赤ゆ口に入れてほうばる。


「ん!羊羹だな!終了!」

あまり美味しくない羊羹。
それも、羊羹の出来損ないの部類に入る。
餡子を煮溶かさなければならない工程をすっ飛ばし、
ゆっくりの体内に直接熱湯を注ぎ込むという暴挙では美味しく出来るハズが無い。

お兄さんは赤ゆを一通り食べた所で冷蔵庫へ入れる。
正直期待ハズレだった気持ちで一杯だった。

その時、野菜室の親れいむを思い出す。

「芋羊羹の様子でも見てみるか。」

重くなった野菜室を引き出してみると、そこにはれいむの頭がどでんと存在していた。
ミッチリ入っているれいむを抜き出す。

「…うわ!なんだこれ!」

お兄さんの手元で箱れいむが宙に浮いていた。





(ゆ!おそとにでられたよ!)

れいむはやっと外に出られた開放感を味わっていた。
今すぐここから逃げなければならない!

ドスンと床に放り投げられたれいむ。

(ゆっくりにげるよ!そろーり!そろーり!)

れいむは一生懸命に足を動かす。
だが、ピクリとも前に進まない。

(そろーり!そろぉおぉりぃぃぃぃっ゛!
 どぼじでまえにずずめだいどぉおぉぉぉぉぉっ゛!?)

頭頂部は原型のままだが、底面と側面がピッチリと平面になっていた。
例えていうなら、食パンの一斤に良く似ている。

「よーし味見味見!」
( ゆぶぶぶぶっ!!!?? )

顔面中央に指を突き立てて、中身を穿り出した。
遠慮なくグリッと。
ベリベリと強引に皮ごと引き千切られて、顔の中央に穴が開く。
深くまで抉られて、上の前歯も根こそぎ持っていかれた。

れいむは叫びたくても声が出ない。
中身が固まっているから動けない。
涙を流したくても流れない。
死にたくても吐くことも漏らす事も出来ないので、死ぬ事も出来ない。

目の前のお兄さんに殺してもらう事が一番ゆっくりできる選択肢。


しかし、

「ぶふぅ!無い!これは無い!」

お気に召さなかったお兄さんは。

「これは失敗だな!次に期待!」

れいむをまた冷蔵庫に収納した。

(……………ゆぅうぅぅぅぅっ゛!!!?? )


殺して欲しいと叫んでも、どんなに強く思っていても、お兄さんには伝わらない。
そして、また暗闇の世界へと逆戻り。
寒くて暗くて狭い冷蔵庫の野菜室。

そんな地獄の環境に加えて、先程負った深手のキズが、激痛を餡子脳に響かせる。
これだけ大きい致命的なキズを受けているのに、れいむは何故か生存していた。
体の餡子が寒天で固まっているので、餡子が流出せずに命を失う事がない。

だが、それはれいむにとっては不幸でしかない。
この地獄の苦しみが終わる事が無い事を意味していた。

腹の大穴が開いた部分の、薄い餡子になった層の下から、メリメリと芋が浮き上がってくる。
れいむは目を見開き、腹の芋に暴れ出すのをゆっくり辞めて欲しいと説得するが、
その直後、暴れ芋にれいむは腹を蹂躙される事になる。

れいむの地獄は、まだまだ入り口に差し掛かっただけなのだ。



「ゆっくり苦しんでね!」

お兄さんは、あえてれいむを生かした。
あんな救いの無い状況なら何を望んでくるか?
当然、死だ。
それ以外は求める事が出来ないだろう。

だから生かした。
ゆっくりさせない為に。

「でも、つまらないよ!」

冷蔵庫の中は見られない。
苦しんでいても観察出来ないのならば、確かに意味が無い。

そこでお兄さんはアイディアが閃いた!
クリア素材の冷蔵庫を作ればいいんじゃね!
新しい虐具が仲間入りだぜ!

「ヒャッハーーーッ!製作だーーーーーーっ!!! 」

欲望と本能のままにお兄さんはホームセンターに飛んでいく。
情熱と執念で立派な冷蔵庫を作る事だろう。

その後のれいむは、ゴミ袋に止めを刺されずに入れられて放置プレイ。
腐り果てるまではまだまだ時間が掛かる。
苦しみは長く長く続く事だろう。

れいむがずっとゆっくり出来るのは、まだまだ先になりそうだ。





新しく出来た冷蔵庫の前でお兄さんはゆっくりを摘みながら叫ぶ。

「次はカスタードプリンに挑戦だーーーーっ!!! 」
「ゆんやぁあぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!?
 ちょかいはじゃにゃいわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ゛!!! 」


俺はゆっくり食べる事と虐待が大好きだ!
今日もとてもゆっくり出来る一日になりそうだぜ!





 終



「れいむとまほうのいた」「朝ゆっくり」
「金バッチ品質保障証」 「合わせ鏡の奥」
「まりさは優秀な劇団員」「ゆっくり( )が大好きだっ!」
「ぬし」        「無限輪」
「スィーらいせんす」

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最終更新:2022年04月16日 22:32