※若干オリあり?
※虐待度はやや低め
※若干罵詈雑言気味
※読むに堪えない文章は仕様です
というわけで、あっという間に出産日。
ボールの中ではさすがに出産なんて出来ないので、2週間ぶりにゆっちゅりーを外に出す。
圧迫感から開放されたものの、2週間も食事もろくにとれず、コミュニケーションも満足に出来ずの状態だったわけだから相当ぐったりしている。
「も、むきゅ・・・うぅ」
「ぱちゅりー、だいじょうぶ?ゆっくりしていってね」
そんな彼女に寄り添うゆっくりまりさ。実に健気で、美しい光景だ。
見てるとなんだか腹が立つくらい美しい。
「ゆっくりしてる場合じゃないだろ?早く子供を産んであげないと!」
腹が立ったので水を差してやった。
「むきゅ・・・そうだね、ゆっくりするならあかちゃんをうんでからだよね」
「ゆ!ぱちゅりー、ゆっくりいそいでうんでね!」
「矛盾しとるぞ、まりさくん」
などと突っ込みを入れていると、ゆっちゅりーが突然うめき始めた。
「む、むぎゅぅぅぅぅぅ・・・!?」
どうやら本格的に陣痛が来たらしい。
今までボールの中にいて全く見えなかったが、彼女の口の下には産道らしき穴がある。
まるで人間の女性のそれのようでちょっぴりいやらしい。思わず赤面しちゃったさ。
「ぱちゅりー!どうしたの?!」
「う゛うばれりゅ・・・!?」
「もうすぐらしい。まりさ、君は少し離れていなさい」
それでもなかなか離れようとしないまりさを抱き上げ、ゆっちゅりーから少し距離を置く。
「ゆ゛うううぅぅううう・・・」
出産は想像以上に難航しているようだ。
ボールで圧迫されていたせいで胎内の子供がすでに死んでいるのかもしれない。
生きていたとしてもまともに歩けないような重度の障害をわずらっている可能性もある。
「ぱちゅりー・・・ゆっくりがんばってね!」
俺の隣では自分が出産しているわけでもないのに苦悶の表情を浮かべるまりさがゆっちゅりーを励ましている。
実に微笑ましい光景だ。さっきからこんなことばっかり言っているような気もするが、むかつくくらい微笑ましい光景だ。
それと同時に、この微笑ましさの分だけ子供の姿を見たときに絶望するんだと思うと鳥肌が立ってくる。
「なあ、まりさ。俺の話をゆっくり聞いてくれよ?」
「なに、おじさん?」
「もし、ゆっちゅりーの子供が未熟児や奇形児だったらその子を口の中に隠してほしいんだ」
「ゆ!?それってまりさにk」
「静かにする!」
「ゆぅ・・・」
「安全なボールの中にいたから大丈夫だとは思うんだけど、万が一の可能性がある。あんな狭いところで我慢したのに、ようやく生まれた子供が元気じゃなかったら可哀そうだろ?」
「ゆ!おじさんのいうとおりだね」
流石ゆっくり。こんなこじつけも同然の話に素直に納得してくれる。
「それにまりさも知っていると思うけど、ゆっちゅりーは子供を産むと死んでしまうだろ?」
「ゆぅ・・・」
目を背けていたかった事実を突きつけられあからさまに落ち込むまりさ。
でも、本当に落ち込みたいのはこっちなんだぞ、このド畜生饅頭が。
「だからさ、それまで隠し切れれば良いだけの話なんだ。口の中に隠すときにはゆちゅりーの目を隠すし、他のフォローもお兄さんがするから」
「うん、わかった。ゆっくりくちのなかにかくすよ」
「ありがとう。よし、それじゃ、素早く隠せるようにゆっちゅりーのそばに行こうか?」
そう言って立ち上がると、出来る限り柔和に微笑んだ俺の表情を見たまりさは「ありがとう、おにいさん」とまりさらしからぬ殊勝な言葉を口にすると、ゆっくりゆっちゅりーの傍へと跳ねて行った。
「おにいさん、か・・・」
結論から言えば、赤ちゃんは明らかに奇形で、その上未熟児だった。
もっとも、まだおなかの中にいるのでゆっちゅりーには見えていないが、俺とまりさにはその赤ちゃんの異形がはっきりと確認できる。
いわゆる結合双生児というやつだ。しかもその子ゆっくりはまりさの右目とゆっちゅりーの左目が完全に一体化しているかなり異様だった。
ボールによる圧迫の影響で産道が小さかったこともあるだろうが、蔓から生まれてくるものよりもやや小さいくらいの未熟児なのに難産になったのはこれが原因だろう。
「ゆっぐりぃぃぃぃ・・・」
「ゆぎぃいぃぃぃ・・・」
2つの口からそれぞれに呻き声が漏れるが、その違和感にゆっちゅりーはまだ気付いていない。
産みの苦しみのせいで、そんなことを気に留めている余裕がないのだ。
「むぎゅぅう゛・・・・」
「がんばれ、ぱちゅりー!」
自分はすでに残酷な現実を突きつけられているにも関わらず、まりさはそれをゆっちゅりーに気取らせまいと、必死でわが子の安産を願う親を演じる。
本当に健気な奴だ。ちょっと前に独善的で思い上がりの激しい自信家だなんて言った自分が恥ずかしく思えてくる。
「ぎゅうううぅぅう・・・」
「もう少しだぞ、ゆっちゅりー!!」
あと少し・・・あと少しでゆっちゅりーの子供が産道から飛び出す。
俺はすぐにゆっちゅりーの視界をさえぎるべく彼女の後ろに回りこみ、まりさは子ゆっくりを口の中に隠すための準備に入った。
あと少し、あと少しで産まれる。
「む、むきゅううう!!」
俺とまりさが固唾を呑んで見守る中、ゆっちゅりーが悲鳴にも似た声を上げると子ゆっくりたちが飛び出した。
「「ゆっきゅりちちぇちぇね!」」
舌っ足らずで、あまり声も大きくなかったが紛れもなく、子供達はこの世界に生れ落ちた。
本当ならその誕生を心から祝福したいだろう。
子供達をゆっちゅりーの傍に連れて行って、彼女をねぎらってやりたいだろう。
きっと並のゆっくり、喚起のあまりにさっきの約束を忘れてそうしていただろう。
だが、このまりさは違っていた。自分のすべきことは何か?それをわきまえて、わき目も振らず2匹の、いや1対の子供を自分の口の中に丸呑みした。
「・・・まりさ、なにしてるの・・・?」
しかし、その賢明さが仇となった。子供を口の中に入れたまりさがこっちを振り返ったとき、俺はゆっちゅりーの視界をさえぎるどころか子供をしっかり見られるように彼女を抱きかかえていた。
「んぐ!?」
目の前の光景に、1週間とは言えゆっちゅりーの安産という共通の目的のため協力し合ってきた俺の予定以外の行動に動揺し、硬直するまりさ。
そして、この俺がその瞬間を逃がすはずがない。
「この腐れゆっくり!何をしやがるんだ!!」
怒鳴りつけるが早いか、飛び掛るのが早いか。まりさを捕らえた俺はさっきまでゆっちゅりーが入っていたゆっくりボールを手に取り、その中に子ゆっくりを食べた悪いゆっくりまりさを放り込んだ。
「だから・・・だから勝手に妊娠なんてしてほしくなかったんだよ・・・ッ!」
涙ながらに床をたたきつけ、すでに虫の息のゆっちゅりーを怒鳴りつける。
「ご、ごめん、なさい・・・むきゅ・・・う」
子供が奇形だった上に、夫とも言えるまりさに食べられてしまう瞬間を目撃してしまった以上、反論なんて出来るはずもない。
「お前が謝ったって仕方ないだろ?悪いのはお前を騙したこのまりさなんだから・・・」
「むむー、あいああおうあおおううう・・・」
「うるさい!」
抗議しようとするボールの中のまりさを蹴飛ばし、涙をぬぐう。
我ながら名演技だ。ゆっちゅりーが死ぬのが悲しいのは事実なんだけどな。
「こんな奴と交尾したばっかりに・・・何の罪もない子供が奇形の未熟児なんかに・・・!」
そういって更にボールの中のまりさを蹴りつける。
本当は俺が適当なこと言ってあんなボールに閉じ込めたからなんだけどな。
「挙句の果てには喰われる羽目になって・・・!」
怒鳴り散らしながら何度も何度も蹴りつける。
「ゆうぅぅぅ・・・」
ゆっちゅりーは複雑そうな表情でその様子を見守っている。
一度は愛し合ったまりさを助けるべきなのか、それとも“本当に自分を気遣ってくれていた”ご主人の悲しみと怒りを理解すべきなのか、判断しかねているらしい。
しかし、戸惑っているうちにも死が近づいてくる。どんどん体が動かなくなっていく。
「ゆ・・・ゆぅ・・・」
面白がってまりさを蹴りまくっているうちに、もはや喋ることすら間々ならなくなってしまったゆっちゅりー。
実はビッチだったことや俺の純情を踏みにじったことは今でも腹立たしいが1年近くも一緒に生活してきたんだ。
最後くらい、きちんと見送ってあげよう。そう思った俺は彼女をひざの上に乗せ、頭をなでながらお別れの言葉を口にした。
「もう最後だから言うけど、実は・・・お前の子供があんな風になったのは・・・お前がゆっくりボールに入ったせいなんだ」
このときの俺の表情は、きっと満面の笑みだったろう。
・・・ゆっちゅりーは旅立った。実に良い表情で。そして、居間には俺とまりさだけが残された。
ボールの中のまりさの口の中には奇形の子供が1対。勿論、まりさを世話するつもりなんて微塵もない。
あいつ自身の口の中に少量ながらも食料が保存されているから、すぐに上で苦しむ出すということはないだろう。
死ぬまでボールの中で俺の嫁に手を出したことをゆっくり反省してもらおう。どんなおしおきが効果的だろうか?
振動を与えて発情させ、すっきりする前に止めてから、ゆっくりアリスの群れの中に放り込んでやるのも面白いかもしれないな。
すっきり出来ない苦痛と、アリスに囲まれている恐怖と・・・どっちで気が狂うのだろうか?
そして、俺の膝の上には物言わぬゆっちゅりー。
よく見てみると子供を産んだ際に出来た産道が塞がっていない。死んでしまったから再生能力も失われてしまったのだろう。
ゆっくりと人間では交尾の方法が根本的に違う。だから人間とゆっくりが交尾をすることは不可能だ。
たまに咥えさせたり、体に空けた穴に挿入したりする者はいるらしいが、そんなものは交尾とは呼べない。
やっぱり、自然にある穴に挿入してこそ夫婦の営みだと思うんだ。そして今、膝の上にいる彼女には普段のゆっくりにないものが付いている。
そんなことを考えた直後、まりさの最初のおしおきが決定した。
もっとも、ただ見ているだけで良いのだからこんなものをおしおきと呼べるかは正直怪しいところだけど。
---あとがき?---
ホスト規制で7回はイってしまったぜ。
今までに比べたら若干虐待描写は多めだと思います。
しかしそれでも少ないのは、作者がそのものを見せるより想像力を掻き立てるほうが良いと考えているからです。
まあ、こんなしょっぱい文章じゃ想像力なんて掻き立てられないでしょうが。
最初のお仕置きは言うまでもなく目の前でゆっちゅりーを屍姦ですね。なまじ頭が良くて義理堅いこのまりさだからこそ効果のありそうなものです。
お兄さん変態すぎます。しかも、ゆっちゅりーは好きだけど別にゆっくりが好きなわけではないとか、訳が分からん。
ホスト規制で書き込めないのでここで色々。
ゆっくりを野球に使いたいときはゴム製ゆっくりボールをご使用ください。
使い方は簡単!
テニスボールサイズで、中が空洞のゴム球の中に一箇所だけ開いている穴から子ゆっくりを入れてください。
ただし、その際には背中から押し込むようにして穴の部分が口のところに来るようにするのをお忘れなく。
ゴム餡子の流出を抑えてくれるので死ぬことはありません。また、穴が開いているので窒息することもありません。
一つだけ残念なのはがっちり抑えつけられるせいでゆっくりたちの阿鼻叫喚があまり聞こえないこと。
サッカーやその他球技の場合でも
fuku1391.txtにあるその競技にあったサイズのボールにゆっくりを入れて、
安全のためにゴムカバーをかければ問題ありません。さあ、皆様、ゆっくりボールでゆっくりスポーツライフをお楽しみください。
最終更新:2022年04月15日 23:29