M-311 モモン

M-311 モモン
魔物 1000
このカードが自分の魔本の中にあるとき、自分の魔本のカードは、相手の効果では捨て札にならない。

以上、枠囲み

《逃げの一手》このカードが場にある→自分の魔本のカードは、相手の効果では捨て札にならない。
パートナー=エル・シーバス

あいつと同じだ...魔物の居場所を正確に感知し、それからずっと逃げ続ける。
LEVEL:11 R

フェイン《策敵》ノリトー・ハッサミー《工作》等の魔本破壊効果に対するメタカード。
使用を宣言する必要が無い(魔本の中にある時の効果も「見せるだけ」で良い)ので、自分の優先権を使用する必要がなく、ジャマー効果に引っかかる事もない。
もちろん魔物カードなのでイベントカードの回数制限にも引っかからないし、魔本の中にいればおよしになっておとのさま等の妨害も受けない。
総じて扱いやすく妨害されにくい強力なメタカードと言える。

但し、魔物カードなので魔本構築時の8枚制限には引っかかる。
通常の魔本ならさほど気にならないが、複数の魔物を出し入れするゾフィス《手駒》魔本や、除去用にVS魔物を複数採用している魔本だと枠不足に悩まされるのが玉に瑕。

相手としても対策する術が無い訳ではなく、今のページ以外のカードを使えなくするザルチム《千里眼》アポロ《自由人》仲村マリ子で、魔本の中にある時の効果は封じられてしまう。
魔本破壊を主戦力にする魔本は、このカードの存在を見越して上記のようなカードを使った作戦を仕掛けてくるのは間違いない。
全て対策し返すのは難しいので、ジャマー効果等の汎用妨害カードを上手くぶつけるプレイングで対処しよう。
状況によってはこのカードを場に出してしまった方が、相手の妨害をすり抜けて有利に立てる事もあるだろう。

魔本破壊効果は「魔本を見る」効果を含むカードがほとんどなので、ティオのパンツでも対策ができる。
こちらと違いイベントカードである為の欠点を持つが、対策できる範囲がより広く、相手の魔本を2枚めくれる効果があるので成功時のリターンはより大きい。
一概に優劣は付けられないので、自分の魔本との相性や、対戦を行う環境によって入れ替えるのが良いだろう。

このカード及びティオのパンツの優秀さと採用率は十分に知られており、「カードプールにこのカードが存在する」という事実だけで魔本破壊への抑止力として働いている面がある。
魔本破壊型の魔本は「このカードが魔本にあるだろう」と推測の元で行動する事になるため、対策せずに魔本破壊を狙ってくる事はまず無い。
逆に言うと魔本破壊狙いの魔本は、このカードの対策を十分に施している可能性が高いため、 裏をかいてこのカードを入れない という選択肢もあると言える。
実際、第6回魔界王決定戦ではジュニアミドルエキスパート優勝者全員が採用しているが、第7回魔界王決定戦では優勝準優勝ともに不採用の構築になっている。
なお、自分の入れている魔物カードが8枚見えてしまうと、相手はこのカードを警戒する必要がなくなるため「敢えて入れない」という選択を取る場合は悟られないプレイングを心掛けたい。

収録パック


FAQ

Q1.魔本の中にあるとき、今のページになくても効果は使えますか?
A1.使えます。

Q2.「M-256ダルモスの《密告》」で相手のモモンを場に出させ、「M-145デモルト《咆哮》」
で捨て札にすることはできますか?
A2.できます。

Q3.「E-127仲村マリ子」の効果を使われているとき、自分の魔本の今のページ以外のページに
あるモモンの効果を使うことができますか?
A3.使えません。


+ タグ編集
  • タグ:
  • 魔物
  • 1000
  • モモン
  • 捨て札にならない
最終更新:2023年07月22日 22:40