M-198 デモルト(狂戦士)

M-198 デモルト(狂戦士)
石版魔物 上級 9000
バトル攻撃
「ギルガドム・バルスルク」を使わないと場に出せない。

以上、枠囲み

《狂戦士》MPを3へらす→合計魔力11000で攻撃(相手の魔本に3ダメージ)する。
パートナー=ローベルト・ヴァイル

禁断の呪文により、禁断の力を手に入れたデモルト。
LEVEL:8 URパック

コスト3は大きいが、ダメージ3は格闘系の効果の中でも最大級。

コストの問題はMP増加カードで補う事ができ、パートナーのローベルト・ヴァイル《月の石》もMP増加に充てられる。
効果も3ダメージの攻撃を今のページと関係なく叩き出せると見れば決して弱くない。

しかし、上級呪文のS-304 ギルガドム・バルスルクを使わなければ場に出せない部分が大きく足を引っ張っている。
22ページ目以降を待つしかないのでは格闘魔本の根幹を担うのは難しくなるため、純粋な格闘魔本を組むなら他の魔物が優先される。
また、場に出すのに術を唱える手間があるのに加えて、攻撃の度にMP3まで要求されるとなっては、流石にコストパフォーマンスは悪い。

同じデモルトで3ダメージの格闘攻撃を仕掛けるなら、デモルト《格闘》石版魔物四天王《四天王》を重ねた方が合理的である。
場に出すまでにかかる枚数は2枚と変わらない上、消費するMPも魔本に入れる必要のあるカードの枚数も減らす事ができる。

それでもあえてこのカードを使うのなら、1・2ターン目で出せるように専用魔本を構築したいところ。
まず、下敷きとなるデモルトは中級のカードしかないので、フライング・ビート等を使って場に出そう。
ギルガドム・バルスルクを素早く唱える手段はナゾナゾ博士《賢者の謀》アポロ《協力者》新しい熱き何かを使って唱えると言う回りくどいものくらいしかないが、専用の魔本にするなら必然とそれを使う事になる。*1
あとはMP供給手段と、折角の3ダメージを通すためのかばうを封じる手段等を詰め込んで、一つの魔本を仕上げる事になるだろう。

+ 安定を度外視すれば先攻1ターン目から場に出して攻撃する構築も可能。
構築例
P NO. カード名 P NO. カード名
01 M-226 キッド《光の旅》
02 Ex-037 ナゾナゾ博士《賢者の謀》 03 M-333 キャンチョメ《あふれる希望》
04 Ex-033 パルコ・フォルゴレ《イタリアの英雄》 05 ※任意
(02・03ページの見開きは防御ページにしても良い。また、ナゾナゾ博士《賢者の謀》は05ページと入れ替えても良い。)
  1. ナゾナゾ博士《賢者の謀》を出す。
  2. キャンチョメ《あふれる希望》で1枚めくってMPを2増やす。(MP4)
  3. パルコ・フォルゴレ《イタリアの英雄》を出して使用し、MPを3増やす。(MP7)
  4. キッド《光の旅》(コスト1)を使用し、デモルトを出す。(MP6)
  5. ナゾナゾ博士《賢者の謀》新しい熱き何かをコスト1で使用。(MP5)
  6. 新しい熱き何かの効果でギルガドム・バルスルクをコスト0で使用。
  7. デモルト(狂戦士)《狂戦士》でコスト3を払って攻撃。(MP2)

妨害を完全に無視した構築なので、決まる見込みは相当薄いが、決まれば先攻で3ダメージが入る。
下敷きにするデモルトはすぐに効果が上書きされてしまうので、ゲーム中に1回だけの《咆哮》が適役だろう。

この構築例では任意ページ1ヶ所とMP2が余っているので、これを使ってダメージを通す手段を盛る事もできる。
任意ページはパティ《涙のリグレット》にして、デモルトを出す前に使っておけばかばうを封じられる。
更にデモルトを《格闘》にするとMP1で2ダメージを追加でき、合計5ダメージで相手の出鼻を挫く事ができる。

現在では無条件で場に出せるホーガン《エルムアクス》《ギガノ・エムルアクス》が3コストで3ダメージの格闘効果を持つ。
魔力の差、対応するカードの差等もあり、一概に優劣を付けられるものではないが、格闘効果だけが目当てならあちらの方が手軽に利用できる。

収録パック


FAQ

Q1.フライング・ビートでこのカードを場のデモルトに重ねることはできますか?
A1.S-304ギルガドム・バルスルクを使わないと場に出せません。


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  • バトル攻撃
  • 9000
最終更新:2023年09月20日 21:26

*1 旧ルールでは「S-145 出やがれ!」や「PR-006 金色の超呪文」で使う事もできたが、これらは真ルール移行時にバトルの術しか使えないようテキストが変更された。