フェイン

概要

原作において、「やさしい王様」という目標を得たガッシュ達の前に現れた次なる敵魔物。
竜巻を吐く「ウイガル」*1と、超高速移動を可能にする「ウルク」を巧みに使ってガッシュ達を苦しめるも、ガッシュの新呪文「ジケルド」によって敗北する。

戦闘前には「誰もさかられない王」という目標を象徴するかの如く、横暴な振る舞いを見せていた。
また、初期の魔物の中では珍しく「魔物の力を探知する能力」に長けている描写も見られる。

ちなみに、声優はビクトリームと同じ若本規夫氏。
あの渋い声によるフェインのオネエ言葉はある意味必聴。

原作での出番は大変短いものの、ガッシュTCBにおいては《索敵》という強力な効果によって魔本(魔物)破壊魔本で活躍した魔物である。
ただし、《索敵》以外の関連カードは力不足が目立ち、《索敵》も現在だとメタカードの増加によって上級者向けのカードとなっている。
あくまでも「フェインを主役とした魔本」を組むか、「《索敵》だけを取り入れた魔本(魔物)破壊魔本」として組むかは初めに決めてから取り掛かろう。
前者を目指すなら使い切りのフェイン《索敵》よりも、フェイン《さからえぬ王》清兵衛《弱いものイジメ》による疑似MP枯渇ロック魔本が良いだろう。


代表的なカード

魔物カード

ゲーム中に1回だけ、相手の魔本を見て、好きなページから魔物カード1枚を捨て札にできる。
重要な役割の魔物を捨て札にする事で勝負のペースを掴む事ができ、相手に蘇生・回収手段がないなら(またはそれらを封じ切る事が可能なら)ほぼ勝利にも直結しうる。
また、魔本を見る事で相手がどのような作戦を狙っているかを事前に把握できる事も強力な点である。
しかし、現在ではE-139 ティオのパンツモモン《逃げの一手》によって対策されがちなので、それらを踏み越える手段の併用が必須と言える。
ゲーム中に1回だけの効果なので、使い終えたら他の魔物に交代する等の作戦も欠かさずに用意しておきたいところ。

「このカードが場にある→」効果で、自分のバトルフェイズ中に相手が使うイベントのコストを2増やす事ができる。
コストが賄えればイベントが使えてしまうので、イベントを阻止する目的では不安が否めない。
コストを増やす」という形でMP枯渇になる事を活かすか、他のMP枯渇を併用してイベントを封じるといった作戦を検討したいところ。

パートナーカード

バトルフェイズ中に相手が魔物カードを出す場合、MPを1減らさなければ出せなくなる効果を持つ。
MP枯渇を駆使して使えば相手は魔物を展開できなくなり、展開できたとしてもMPを消耗する事になる。
ただし、単体で掛けられる負担は小さく、展開を完封するにはMP0を維持する必要があるので難易度は高め。
展開が完了されると働かなくなるという欠点もやや大きい。

術カード

―第5の術「オル・ウイガル」
コイントスでオモテが出ればかばうを封じられる、MP3で魔力+3000・2ダメージの術。
運次第ではあるもののかばうが封じられるため、フェインの術の中ではまだ使い道が見込めるカード。
構築次第では不要とも言えるが、フェインで攻撃手段が欲しい場合には考えてみても良いだろう。

相性の良いカード

フェインは「魔物の効果」が取り柄であるため、《索敵》《さからえぬ王》かによって、合ったカードを集めて魔本構築をするべきだろう。
《索敵》であれば魔物破壊魔本破壊《さからえぬ王》であればMP枯渇系のコントロール魔本となってくる。
いずれもデッキタイプ/コントロールのページに相性の良いカードがまとめられているので、まずはこの中から組み合わせる候補を探したい。

数少ないフェインのカードを使い尽くしたいなら、《索敵》を使用してから《さからえぬ王》に入れ替えるという手もある。
E-138 変身を使えばパートナーを引き継いで入れ替えられるので、序盤に出した清兵衛《弱いものイジメ》をフェインの入れ替え後も活用できる。
勿論、「清兵衛」の引き継ぎを考えないのであれば、E-149 新たなる戦いを用いて他のカードの展開を同時に行うのも良いだろう。

関連カードリスト

+ 魔物カード
―魔物カード
+ パートナーカード
―パートナーカード
+ 術カード
―術カード

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最終更新:2024年04月18日 19:21

*1 カードのフレーバーテキストによれば「衝撃波」、『まるかじりブック』によれば「渦を巻く突風で、相手を巻き込み、吹き飛ばす術。」と解説されている。