E-220 最後の笑顔

E-220 最後の笑顔
イベント MP1
自分のターン 相手のターン ジャマー
相手が直前に使った「魔物の効果」1つかパートナーの効果1つかイベントカード1つを無効にする。
相手は、この効果を無効にしてもよい。そうしたなら、相手に相手自身の魔物1体を選んでもらい、
その魔物を捨て札にする(「捨て札にならない」ときには捨て札にできない)。

よかっ...た。
紫電の雷帝B

MP1で3種類のカードのジャマー効果をもっている妨害カード。
E-203 命令してんじゃねー!!と同様の効果でこちらは、MPが2低く使えるかわりに、効果を無効にするか or しないかは、相手に選択権がある。

「魔物を捨て札にすればこの効果を無効にできる」のではなく「効果を無効にでき、そうしたなら魔物を捨て札にする」という処理である。
ココ《膠着》がいても、このカードの効果を無効にする選択肢を剥奪する事はできない。
そして「捨て札にならない」効果の対策をしておかないと、相手にウォンレイ《愛のために》などの捨て札対策のカードが場にある場合、効果を無効にされた上に魔物を捨て札にする事も踏み倒されてしまうため、
安定して使用するには何かしらの対策が必要になってくる。

主な「捨て札にならない」のメタカードは、場に出しておけば効果が持続するゼオン《絶望へのスタート》や使用すればゲーム中効果が発揮されるE-187 小腸の罠PR-065 バトルロイヤルといったあたりが候補になってくるか。

前者は場に出しておけば効果が発揮されるので【ステイ】効果を取り除かれる対策をしなくていいのが利点、後者はイベントカードなので魔物縛りはないのが利点だが、
【ステイ】効果が取り除かれないよう対策をする必要があるため、安定して使えるかというと疑問がつく。

「相手に選択権のあるカードは弱い」という言葉がTCG界隈では有名だが、このカードにも当て嵌まる点がある。
このカードを使われた際、相手からすれば「絶対に通したい効果」は「魔物を捨て札にしてでも通す」事を選ぶし、「既に必要がなくなった魔物」や「いなくなっても差支えのない魔物」がいれば「それを捨て札にして通す」、そうでなければ「ジャマーを受け入れる」といったその時点で最も有効な選択ができてしまう。

MP1で3種類にジャマーできる点は強いので、相手の魔物を除去したり、魔物を展開させない効果を駆使するコントロール系の魔本と相性が良い。
そうすれば相手の選択肢を減らす事ができ、戦略上大事な魔物まで捨て札にするかの選択を突き付ける事ができる。
ただし、コントロール系の魔本と相性の良い石版状態は、このカードとあまり相性が良くないので注意。
(真ルールで「「カードを捨て札にする」効果の場合、特に「石版状態の魔物」と指定されていなくても、石版状態の魔物を捨て札にすることができます。」というルールが追加されたため、このカードによって石版状態の魔物を捨て札にされてしまう)

魔本構築段階においては、「相手が魔物を捨て札にする可能性が予想される」または「マストカウンターが想定される」というタイミングには他のジャマー効果を入れた方が良い。
例として序盤だとテッド《ファイティングポーズ》等を捨て札にして回避される可能性が割と高いので、このカードは序盤には不向きと言える。
また、序盤のE-080 スカイダイビングE-149 新たなる戦いといった止めたいカードが明確に存在する場合には、確実に止められるE-213 バンザーイを使う方が良いと言える。

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最終更新:2023年07月14日 11:56