その昔、ニョアとニャットシーは美肉球コンテストで争った。
ニョアは色点・艶点・ぷに点・匂い点、全てで満点を頂きそこで優勝したのだが
自分の肉球の美しさに自惚れていたニャットシーは大層悔しがって、散々暴れた挙句に
皆が自分の虜になるような秘術をひたすら研究して、遂にニャットシーの術を編み出した。
しかし邪念が多く術師として未熟であったため、完全に虜にするまでには至らなく
術にかかったものは単にニャットシーと同じ行動をするだけであった。
この術は夢の世界で人間にも広がり、人間でもニャットシーの術の夢を見たものはそれにかかってしまうのだ。
とある王国ではニャンニャン症候群と呼ばれた。
ニョアは色点・艶点・ぷに点・匂い点、全てで満点を頂きそこで優勝したのだが
自分の肉球の美しさに自惚れていたニャットシーは大層悔しがって、散々暴れた挙句に
皆が自分の虜になるような秘術をひたすら研究して、遂にニャットシーの術を編み出した。
しかし邪念が多く術師として未熟であったため、完全に虜にするまでには至らなく
術にかかったものは単にニャットシーと同じ行動をするだけであった。
この術は夢の世界で人間にも広がり、人間でもニャットシーの術の夢を見たものはそれにかかってしまうのだ。
とある王国ではニャンニャン症候群と呼ばれた。
『私のこの美しくぷにぷにとした肉球は…どうだ!
あまねく全ての生きとし生けるものが私に嫉妬せざるを得ないだろう…星や月でさえもにゃ!』
術にかかった者がこう言ったらもう手遅れなので、その前に術にかかった者の手を握りこう言えば治す事ができる。
『肉球よさらば!お前は人間だ!』
あまねく全ての生きとし生けるものが私に嫉妬せざるを得ないだろう…星や月でさえもにゃ!』
術にかかった者がこう言ったらもう手遅れなので、その前に術にかかった者の手を握りこう言えば治す事ができる。
『肉球よさらば!お前は人間だ!』