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大魔王バーンの放送に続いて、けたたましいまでの大声が、道下の耳に届いてきた。
声からして、どうやら少年、もしくは青年のようだ。しかも、それは急激に近づいてきている。
大切な想い人の生存にホッとしたのも束の間に、道下はメモや筆記用具を急いでバッグの中にしまい込み、
手近な草陰に身を隠した。


「おらおらおらーーー!! DIO様が呼んでいるぞー!! 場所は……アレだ!! 街!! 街だ!!
街に来いやあああーーー!! DIO様が助けてくれるぞー!! DIO様がどうにかしてなッ!! とにかく街だ!!
っつーか、誰かいねーーのかよーー!! いい加減誰か出て来いやああーーー!!」


耳を澄ませば――いや、澄まさなくても聞こえてくるが、その内容は参加者を集めるもののようだ。
声の主であると思われる不良っぽい少年が、物凄い勢いで遠ざかっていくのを確認すると
道下は早速バッグの中から、地図を取り出した。


「街は二つあるな。あの少年が走ってきた方向を考えると、D-3の方かな」


道下は朝食を取りながら、先の人を集める旨の声について思案した。
人を集めることを目的としているのだから、やっぱり平和を説き、皆で一致団結してバーンを倒そうということなのだろうか。
もしそういった殺し合いの現実を勘違いした輩であるのならば、道下にとって絶好の鴨である。
志を同じくする者を装い、仲間に加えてもらえれば、それこそ殺人の機会など、幾らでも回ってくるのだから。


だが、そこに道下の警戒の念が反論をする。
ここには人間を超越した化け物たちが勢ぞろいしているんだぞ、と。
道下が黎明に出会ったような奴らならば、人をたくさん集めることによって、一網打尽とすることが出来る。
つまりはマーダーが人集めを行っているかもしれないということだ。


勿論、マーダーが待っているのであれば、協力者など生まれないだろうが、
なにぶん、先ほどの少年の話す内容からして、その彼はバカそのものである。
であるのなら、口先一つでどうとでもなるであろう。


さて、これから一体どうすべきか。
平和を望むものがいれば、道下の目的達成に十分な手助けとなる。
しかし、マーダーが相手となれば、道下に待つのは絶対的な死。
それとも、第三の選択――あの声を無視して、他の場所へ向かうべきか。


確実な勝利を手に入れるため、道下は阿部の顔を胸に思い浮かべながら、全ての選択肢の先を何度もシミュレートしていった。



【一日目 早朝】
【現在地 D-5】
道下正樹@くそみそテクニック】
【状態】健康
【装備】鎧の魔槍@DRAGON QUEST-ダイの大冒険
【道具】ワムズの毒(注射器×2)@トライガン・マキシマム、ランダム支給品×2、支給品一式×3
【思考】
 基本 阿部高和を最後の一人にさせる
 1. 阿部さん……
 2. 阿部さん…………
 3. うほ


浦飯幽助@幽遊白書】
【状態】健康 、肉の芽による洗脳
【装備】拡声器@オリジナル
【道具】武器支給品、支給品一式
【思考】
 基本 バーンをぶっ倒す、DIOに忠誠を示す
 1. 皆をDIOの所へ呼び込む
 2. 仲間と合流
 3. 戸愚呂と対決
【備考】
※名簿は引き千切られて捨てられました
※リヴィオの仲間と敵の情報を得ました
※ジョースター一行とDIOの部下の情報を得ました
※肉の芽はDIOへの忠誠を高めるだけのものです



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051:Time After Time 浦飯幽助 083:Into the Groove
064:The Rose 道下正樹 :[[]]




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最終更新:2014年02月07日 20:20