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暁歌奏

最終更新:

akatukisiina

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名前:暁 歌奏(あかつき しいな)

年齢:?
性別:女性(男性の身体)
職業:?
前世:?

現在の記憶

目が覚めると、とある男性の身体に憑依していた幽霊。憑依する前の記憶も無く、とりあえず人間としてこの街を見て回ることを決意。
記憶プロトコルが発動した際には、自身がとある館の主だという事を再認識。しかし、そこで何をしていたのかの記憶は曖昧。自身が何者なのかという事も分からない。
ただ覚えている事は、自分が幽霊である事。とある男性に憑依してしまった事。そして、人間に憎悪を抱いている事。


記憶の整理


log 1

目が覚めると、何故か男の身体に憑依していた。自分が人間では無い事は自覚している。この身体に憑依したのは偶然かそれとも運命か……。とりあえず街を見て回る事にする。
しかし、街は平和とはどうも言いきれない。無数に鳴り響くサイレンの音……あぁ、うるさい。どうもこの音には拒絶反応を起こすらしい。
路頭に迷っていると、1人の女性が声をかけて街を案内してくれた。どうやら悪側の人間らしいが、敵意も無く寧ろ優しい。
幽霊と言っても普通の人間は拒絶するだろうと思い、この街で暗躍している人達に話を聞いた。まずは街を見て回れとの事だ。
その日の記憶はここで途切れている。どうやら身体が慣れていないようだ。



log 2

久しぶりにこちらの身体で目が覚めた。街の様子は変わっていない。お腹が空いた。この感覚は初めてかもしれない。だが、何かを買うお金が無い。稼ぐ場所もない。さ迷っていると、以前に声をかけてくれた女性が就職先を教えてくれた。どうやら、私のような者や犯罪者を支援しているらしい。私も世話になる事にした。
彼は生きる術を教えてくれた。私は考えた。
悪が全て悪では無いということを-
その時、記憶が少し戻る。何時の記憶だか分からないが、何故か私は迫害され差別され疎まれ孤独になていた。ただ、他と違うだけなのに。
その記憶が戻った途端、人間が憎らしくなった。ならば、正義を振りかざしている警察に教えてあげよう。人間が思っている正義は、信頼は、本物なのかということを……。


log 3

また日にちが空いて目が覚める。この身体はいつ起きれるか分からないらしい。そして、気が付いたら私が就職した店は無くなっていた。オーナーが行方不明らしい。まだ何も手にしていないのに、まだあの人に感謝の言葉も伝えていないのに。
途方に暮れた私は、少しでも腹の足しになればと釣り場に向かう。人間とは面倒な生き物だ。
これからどうするか考えている時、またとある男性が声をかけてきた。彼は一瞬で私がそちら側だという事を見抜き、犯罪を教えてくれた。これは運命のイタズラなのだろうか。彼は私に試練を課した。まだひよっこな私を試しているようだ。ならば、全力で応えよう。またあの人に出会えるかもしれない。その時に、胸を張って生きていると伝えるために。

人は何故争うのだろうか。仲間だからと信じて裏切られる事もあるのに。そうなった時、人間は仲間であったその人を悪だと言うのだろう。人間は面白くて愚かな生き物だ。きっと私は人よりも長く生きる。ならば人間の生き様を見届けようじゃないか。
悪人側として、【本物】を知るために……
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