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人狼ゲーム - (2025/02/17 (月) 17:21:01) のソース
人狼ゲームとは、ゲーム「汝は人狼なりや?」の通称。および、[[人狼RPG]]の元になったゲームのことである。 また、人狼ゲームで使われる言語で[[人狼RPG]]では使われることはない用語がいくつかこのページには存在する。追々解説していくので安心してね。 **ゲーム説明 各プレイヤーはそれぞれが村人と村人に化けた人狼になり、自身の正体を隠し欺いたりしながら他のプレイヤーと交渉して相手の正体を探る。ゲームは半日単位で進行し、昼には全プレイヤーの投票により決まった人狼容疑者1名の処刑が、夜には人狼による村人への襲撃が行われる。これらによって死亡したプレイヤーは以後ゲームに参加できない。全ての人狼を処刑することができれば村人チームの勝ち、生き残った人狼と同数まで村人を減らすことができれば人狼チームの勝ちとなる。 上記の文章は、Wikipediaから引用したもの。(実はWikipediaには[[人狼RPG]]の項が存在している。) **役職解説 大体のルールは上記の通りだが、ゲームをより面白くするためにさらに幾つかの役職が存在する。此処ではかなり基本的で、かつ[[人狼RPG]]で登場する役職または[[アイテム]]のモチーフになった役職を中心に解説する。 &bgcolor(cyan){村人陣営} ・村人(市民) 村人陣営の多数が属する、何の特殊能力もない役職。役職と見なされない事も多く、無職と呼ばれる事もある。 数が多いため、騎士などの[[潜伏]]している役職の代わりに噛まれるという重要な役割もある。 [[人狼RPG]]では村人陣営全員が村人である代わりに、誰もが[[アイテム]]を買うことで特殊能力を使える。そのため1人の村人が占いを行い、[[騎士の加護]]で誰かを守り、[[霊媒師の遺灰]]で死亡者を知るといったムーブが可能。 また処刑(吊り)がない代わりに、[[弓]][[矢]]や[[怨念の槍]]でキルが行えるようになっている。 ・占い師(預言者) 人狼ゲーム(以下人狼)で最もポピュラーな役職。夜に1人、生存している人物の役職を占い、その色を見ることができる。村人を占うと「村人」、人狼を占うと「人狼」と出るが、狂人・妖狐・吸血鬼を占った場合も「村人」の結果が出てしまう。 妖狐や[[吸血鬼]]を占うと、翌日の朝に妖狐(吸血鬼)が死ぬ。ただし占い師視点では妖狐(吸血鬼)を占ったとは分からないので、他の要素から推測する必要がある。 人狼を探すために重要な役職で、人狼陣営からしたら放っておくと人狼が誰かバレてしまう。それを防ぐため、人狼や狂人は偽の占い師として名乗り出て、村人陣営をかく乱する必要がある。 騙りが多いとローラーで処刑されやすく、特に狂人が騙った場合は即噛みされることも。 [[人狼RPG]]では[[占いの権利]]や[[占い師の心]]として存在し、[[ショップ]]で購入できる。そして生存、死亡関係なく占うことが可能。だが吸血鬼を呪殺することはできない。ただし吸血鬼を即死させる[[聖なる十字架]]として分離されながら存在している。まあ呪殺できるとすぐに死んじゃうからね[[吸血鬼]]さんは ・霊媒師(霊能者) 昼間に処刑された人の色を見ることができる。占い師と同じく、村人・狂人・妖狐は「村人」、人狼は「人狼」と表示される。ちなみに吸血鬼は「吸血鬼」と出る。 占い師より騙りやすいためか、狂人が偽霊媒師として出てきやすくローラーされやすい。霊媒師視点で残り人狼が1人になると、お仕事終了として処分される事も。 はたまた本物として確定してしまうと噛まれたり、生き残ると進行役として責任を負ったりと辛い役職である。 [[人狼RPG]]では[[霊媒師の遺灰]]として存在。[[ショップ]]で購入可能。こちらは使用した時点での死亡者を全員見ることができる。ただし、その死亡した人物が白か黒かはわからない。 ・狩人(騎士) 村人陣営にとってかなり重要な役職。夜、1人を選んでその人を護衛できる。護衛した人が人狼に襲撃された場合、その人は殺害されない。(平和、GJと呼ばれる) ただ自分の身は守れないため、自分が狩人だとバレれば即噛まれてしまう。(人狼陣営にとってかなり面倒な役職のため) 基本的には占い師や霊媒師などの役職を守ることが多い。ただし知らずに人外を守ってしまう事もある。村によっては同じ人を連続で守れないルールを採用している場合もある。 [[人狼RPG]]では[[騎士の祈り]]/[[騎士の加護]]として存在。[[ショップ]]で購入可能。こちらは夜無敵だったり一度しか攻撃を防げなかったりと回によって仕様が異なる。[[騎士の祈り]]は自身を守り、[[騎士の加護]]は自分以外のプレイヤーを1人守る。 &bgcolor(cyan){人狼陣営} ・人狼 一晩に1人、人狼以外のプレイヤーを殺害できる。人狼が何人生存していても、一晩に殺せるのは1人だけ。 ただし殺害対象が騎士に守られていた時と、妖狐または吸血鬼だった場合は殺害できない。 人狼同士は互いが誰かを知っており、人狼だけが参加できる個別チャット(通称夜会話・狼会話など)で内緒話ができる。ここで誰が役職を騙るかや、毎晩の殺害対象などを話し合う。 [[人狼RPG]]では殺害に関するルールが人狼ゲームより自由になっており、[[昼]][[夜]]問わず何人でも殺せる。ただし[[桜の庭園編]]以降では[[人狼の斧]]は[[昼]]は1回しか使えなくなった。 ついでに同士討ちも可能……だが、メリットがないため[[やらかし]]でしか見ることがない。 [[昼]]は全員で会話し、[[夜]]は全員がミュートになるため、狼同士での内緒話はできない。こっそり[[アイテム]]や[[エメラルド]]の受け渡しをするぐらいなら可能だが、目撃されれば怪しまれるため現実的ではないだろう。 ・狂人 人間でありながら人狼の味方。占い・霊媒結果は「村人」であり、人数カウントも村人扱い。 狂人からは人狼が誰か分からず、人狼からも狂人が誰か分からない。人狼と違って狼会話に混じる事もできない。 主な仕事は人狼の代わりに疑われて処刑されたり、偽占い師や偽霊媒師として名乗り出て嘘の情報を流すことなど。人狼陣営といえど「村人」扱いなので、狂人を処刑すると村人視点では「村人」が1人減って痛手となる。しかし生かしてもおけない悩ましい存在である。 [[人狼RPG]]では共犯者が該当する。こちらを参照→[[ページへ飛ぶ>共犯者]] [[人狼RPG]]では[[人狼がわかるアイテム>共犯者の目]]を使えるので、本来の人狼ゲームよりも[[共犯者]]の難度は易しくなっている。人狼への[[白出し]]で内通もしやすい。 &bgcolor(cyan){第三陣営} ・妖狐、[[吸血鬼]] 村人陣営、人狼陣営どちらにも属さない第三陣営。村人陣営と人狼陣営のいずれかが勝利条件を満たした時に生存していれば、妖狐(吸血鬼)の単独勝利となる。 人狼に襲撃されても死なないが、占い師に占われると死ぬ。ただし人狼視点では「噛んだのに死ななかった」という事で妖狐だとバレてしまうので、占われない・噛まれない・吊られないという難しい立ち回りを強いられる。 子狐や背徳者などの仲間がいる事もあるが、基本的にはたった1人の孤独な陣営である。 ちなみに妖狐と[[吸血鬼]]の違いは霊媒で白と出るか否かである。 (妖狐の場合は白、[[吸血鬼]]の場合は[[吸血鬼]]と出る。) 詳しくは[[吸血鬼]]の記事を参照。→[[こちら>吸血鬼]] [[人狼RPG]]では[[夜]]のターンは無敵という特性で、「人狼に噛まれても死なない」という性質を擬似的に再現している。 占われても死なない代わりに、占い結果は「吸血鬼」と表示される。呪殺(っぽい即死)[[アイテム>聖なる十字架]]は存在する。 **用語紹介(基本的なものだけ) -役職関連 &bold(){CO(カミングアウト)} 役職を明かすこと。「私は占い師です」と発言したら、それはカミングアウトとなる。シーオーとも呼ばれる。 &bold(){対抗(たいこう)} 同じ役職をCOしている人。例えばAさんとBさんが2人とも占い師COをしていたら、Aさんから見たBさんを対抗と呼ぶ。真占い師は1人しかいないので、対抗は必然と偽物になる。 &bold(){真(しん)} 本物のこと。真占い師と言ったら本物の占い師のことを指す。 &bold(){騙り(かたり)} 偽物のこと。「占い師を騙る」と言ったら、本当は占い師ではないのに占い師としてCOすることを指す。 &bold(){人外(じんがい)} 村人陣営から見て、敵陣営に当たる人のこと。詳しくはこちら→[[人外]] &bold(){潜伏(せんぷく)} COせずに村人として振る舞うこと。人狼・妖狐・騎士などのバレたらまずい役職が行う。詳しくはこちら→[[潜伏]] -占い関連 &bold(){白(しろ)} 村人のこと。→[[白]] &bold(){黒(くろ)} 人狼のこと。→[[黒]] &bold(){グレー} COしておらず、占われてもいない人のこと。特にどの占い師からも占われていない人は完全グレー(完グレ)と呼ばれる。詳しくはこちら→[[グレー]] &bold(){パンダ} 別々の占い師から白と黒を出された人のこと。詳しくはこちら→[[パンダ]] &bold(){囲い(かこい)} 狂人や人狼が占い師を騙って、仲間の人狼に村人判定を出すこと。[[人狼RPG]]で言う[[白出し]]に近い。 &bold(){呪殺(じゅさつ)、銃殺(じゅうさつ)} 占い師が妖狐を占って殺すこと。「狐が溶ける」とも呼ぶ。本来は呪殺が正しいが、タイプミスで銃殺も使われるようになった。 -吊り関連 &bold(){吊り(つり)} [[昼]]の終わりに行われる、多数決での処刑のこと。首吊り刑のイメージがあるため定着した。 &bold(){ローラー} その役職にCOした人物を全て吊っていく戦法。本物を吊るリスクはあるが、確実に人外を吊ることができる。略称はロラ。 &bold(){グレーランダム} 白か黒か分からない「[[グレー]]」の人たちから各自怪しい人に投票すること。表のバラけ方によっては人狼かの推理材料にもなる。略称はグレラン。 -噛み関連 &bold(){噛み(かみ)} [[夜]]に行われる人狼の襲撃のこと。 &bold(){ベーグル} 人狼視点で占い師の真偽がついていない状態で、占い師を二分の一の確率にかけて噛むこと。基本、対抗がいる占い師の内訳は狂人と本物の占い師のため、二分の一の確率で狂人が生き残る。要するに運ゲー。この戦術を得意としたプレイヤーの名前からつけられた。「ベグ」と略されたり「ベーグる」「ベグり」と動詞化される事もある。 &bold(){GJ(グッジョブ)} 騎士(狩人)の護衛が成功すること。 &bold(){平和(へいわ)} 死人が出なかった朝のこと。騎士(狩人)の護衛成功なのか、人狼が妖狐を噛んだからなのかは分からない。 -ムーブ関連 &bold(){パワープレイ} 人狼と狂人が結託して村人を吊ること。PPとも呼ばれる。詳しくはこちら→[[パワープレイ]] &bold(){ライン} つながりのこと。特に占い師と霊媒師が同じ人に白または黒を出した時や、人狼同士のつながりなどを指す。人狼が仲間とのラインを疑われないように、仲間と対立することをライン切りと呼ぶ。 &bold(){身内切り(みうちぎり)} 人狼同士のつながりがバレないために、あえて仲間を不利にする行動を取ること。 **ポピュラーな人狼ゲーム(一例) ・人狼殺 ターン制人狼ゲーム。「〇〇番の方、発言をどうぞ」というような内容を言われて発言が可能。 ・人狼ジャッジメント とりあえずこれ見ときゃ間違いない、最近の人狼ゲームといえばコレ。めちゃくちゃ役職の種類が存在するし、狐や[[吸血鬼]]の陣営の役職数がエグい。 ・Among us 最近流行りの宇宙船が舞台の人狼ゲーム。ワイテもやってます。MODでトンデモ役職を追加可能。 ・グノーシア 「ひとり」でできる、コンピューターとの人狼ゲーム。ストーリーが普通にすごく(ネタバレのため伏せるが)、とりあえず買って確かめてほしい。 **[[その他]]、おすすめの人狼ゲーム [[人狼RPG]]が好きならおすすめできる、人狼の要素を「[[マインクラフト]]で」取り入れたゲーム。上記のポピュラーな人狼ゲームとは違い、全て[[マインクラフト]]を使用したゲーム。そのため全てに[[マイクラ]]的PvP要素が求められる。 ・我々式[[マイクラ]]人狼(投稿者:[[○○の主役は我々だ!]]) 役職は村人、預言者、霊媒師、人狼、狂人のみ。(特殊役職が追加されたりもする) [[人狼RPG]]を見ている視聴者ならおすすめの一品。[[人狼RPG]]よりもシンプルなルールであり、本来の人狼にはこちらの方が近い。 ・青鬼ごっこ人狼(投稿者:[[らっだぁ]]) 人狼は「青鬼」であり、その性質上人狼を呼称する「黒」を「青」と呼ぶ。同じ方が投稿されている青鬼ごっこをいくつか試聴してから見ることを推奨。また、ここで青鬼を殺害できるのは「狩人」のみである。(なお初期の頃は「[[らっだぁ]]」という名称であることに気をつけたし。) [[ワイテルズ]]もこの企画に参加経験があるのでおすすめ。 新役職(狐、狂人、てるてる)が追加された。 ・TCTHC(投稿者:しょぼすけ) [[チャット]]形式で進行する人狼。様々な役職が存在し、純粋に視点整理が求められる。もしかしたら1番この中で敷居が高いかもしれない。 [[ワイテルズ]]がコラボしているのでおすすめ。 詳しくは専門のWikiが存在するので、そちらを見てね。 ・サバイバル人狼(投稿者:[[ワイテルズ]]) [[ワイテルズ]]が投稿している、[[マイクラ]]をフルに活用した人狼。村陣営はネザーへ脱出することが、人狼陣営はそれを阻止することが目標。 [[ワイテルズ]]の動画ということも相まっておすすめ。 ・ふたりぼっち人狼(投稿者:[[○○の主役は我々だ!]]) 基本的な仕様と役職は我々式[[マイクラ]]人狼と共通だが、通話が限定され、得られる情報が限られるやや難易度の高い人狼。 [[ワイテルズ]]も参加経験があり、ちょっと人狼に慣れてきた人におすすめ。 なお、[[ワイテルズ]]は人狼ゲームをベースにしたゲームを数多く企画しているので、そちらを漁ってみてみるのもいいかもしれません。