ページ執筆:ハンス
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バニーバローのキャラクター



ジュディ・ホップス(アナウサギ)

本物の警察官になれることを夢見ているウサギ。兄弟が275人いる。本編序盤、劇のあと両親との会話内での「世界をより良くするの」というセリフは15年後警察官になった後も口にしていることから筋金入りの警察官志望だったことが分かる。他の警察官と違い体の小さいウサギというハンデを背負っていながら警察学校を首席で卒業しズートピア初のウサギの警察官となる。階級は巡査。恐怖を感じると鼻がヒクヒクする。275人の兄弟と過ごしていたため計算が得意。”意地悪な狐が居たとしても狐全員が意地悪なわけじゃない”と考えているが、質疑応答後のニックとのシーンでは潜在的なキツネへの意識が露わになってしまう。本人曰くニックとの仲にあっては”友達以上恋人未満”とのこと。
(吹き替え版CV上戸・彩。字幕版CVジニファー・グッドウィン)

ボニー・ホップス(アナウサギ)

ジュディの母親。ジュディが9歳の時点で子供がジュディ含め276人居る。夫のスチューほどではないがジュディの上京を母親としてとても心配していた。肉食動物に関してオオカミやライオン、クマは大丈夫だがキツネだけは受け入れられないという意識(自分の娘がケガをさせられたのだから当然)があったが、ジュディに影響されてキツネへの考えを改めていく。
(吹き替え版CV佐々木・優子。字幕版CVボニー・ハント)

スチュー・ホップス(アナウサギ)

ジュディの父親。たくさんの子供(275人)とバニーバロウで農業を営んでおり、ウサギはそうあるべきと考えている。ボニーと同じくジュディが警察官になることを不安がるが、ジュディが警察学校卒業後は立派になった娘に対し涙を流す。ボニーと違いキツネのほかにもオオカミ、イタチ、ライオンなど肉食動物に執着の念をもつ。ギデオンの件からキツネは特にたちが悪いと偏見の眼差しを向けていた。ジュディ帰郷後はジュディの影響から肉食動物への見方を変えギデオンとも商売仲間を組むようになった。

(吹き替え版CV大川・透。字幕版CVドン・レーク)

ギデオン・グレイ(アカギツネ)

ジュディと幼馴染のアカギツネ。幼少の頃は本人も認める意地悪なジョック。子分としてトラヴィスを連れている。「ウサギが警官になれるわけない」「キツネは肉食動物だった」「ウサギはニンジンを作ることしか出来ない」その他羊の鳴き真似をして羊からチケットを奪う等、幼少時は何かと種族の違いを意識する傾向にあった。しかし十五年後ジュディがバニーバローに戻った時には町一番の腕を持つパティシエとしてスチューとボニーの商売仲間となっていたり、ジュディに対し幼少のころの自分を振り返り「あの時の僕は自信がなかったんだな。」「ホント嫌な奴だったよ」と語るあたり随分と体形以上に丸くなった模様。ミドニカンパムホリシシアスを夜の遠吠えと呼んでいたことで狂暴化事件の真相に迫る発言をすることになる。ズートピアのゲームアプリでギデオンはズートピアでケーキ屋を開いていることが密かに明らかになる。
(吹き替え版CV武田幸史。字幕版CVフィル・ジョンストン)

トラヴィス(クロアシイタチ)

ギデオンの子分のイタチ。「DMAじゃなくてDNA」、「鼻がヒクヒクしてる怖いんだよ!」ぐらいしかセリフがない、常にギデオンの後ろにいるためか視聴後は忘れ去られることが多い。ギデオンには大人になった後の描写があるがトラヴィスには無い。
(吹き替え版CV不明。字幕版CVバイロン・ハワード)

シャルラ(ヒツジ)

ギデオンにチケットを取られた黒い羊。トラヴィスや他のジュディの(ギデオンを除く)幼馴染同様大人になった後の描写は無いが、エンディングのガゼルのライブシーンでこっそりと幼い姿のままで出ている。
(吹き替えCV不明 字幕版CVマデリン・キャリー)

ガレス(ヒツジ)

ジュディの幼少時代のシーンで登場した雄の子羊。「本当にすごいよジュディ。」くらいしかセリフが無い脇役なのだが一応名前があるのだ。上に同じくエンディングのガゼルのライブシーンでこっそりと幼い姿のままで出ている。
(吹き替えCV不明 字幕版CVマデリン・キャリー)

ポップ・ポップ(ウサギ)

ジュディのおじいちゃん。ジュディが上京するとき駅で静かに手を振っていたおじいちゃんです。本篇での登場は駅のシーンだけだが、未使用シーンでは「キツネの色は悪魔の色だ!」「キツネに気をつけろ!」などなどジュディに対してキツネに注意するよう声を荒げていた。
(吹き替えCV不明 字幕版CVニコラス・ゲスト)

警察学校


メイジャー・フリードキン(シロクマ)

警察学校の教官。辛辣なセリフでジュディ含め訓練生を指導する。ジュディに対して「命はない!」「もう諦めて家に帰れ!フワフワ。」などの罵声を浴びせるも、ジュディの奮励ぶりに感服する。警察学校の卒業シーンでステージの右側の席に座っている(ニックの卒業シーンでも同様)。
(吹き替えCV田村聖子 字幕版CVフェスチア・J・ウォーカー)

ズートピアのキャラクター


レオドア・ライオンハート市長(ライオン)

ズートピア市の市長。政治スローガンとして『動物たちの平等な社会の実現』を掲げている。ベルウェザー副市長に対する酷な当たり方のためか、ベルウェザーにはめられ刑務所へ送られてしまう。ズートピア警察の署長室にはボゴ署長とライオンハート市長の肩を組むツーショットがあるためボゴ署長との関係は密接だった模様。ファーストネームの"レオドア"はアメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルトの"セオドア"から来ていると思われる。→第26代ズートピア市市長?
(吹き替えCV 玄田哲章 字幕版CVJ・K・シモンズ)

ドーン・ベルウェザー副市長(羊)

ズートピアの副市長なのだが、実は羊の票をライオンハート市長へ入れさせるための形だけの副市長兼秘書。ジュディに対しては同じ小さな草食動物ということでおとなしい羊だが、心の奥底では密かに肉食動物への憎悪を煮えたぎらせて復讐の機会を狙っている。記者会見のシーンでジュディが瞬きする瞬間ベルウェザー副市長の目から光が消えるのは、ジュディの見えないところでベルウェザーの計画が進行している暗示(かと思われる)。最終的にライオンハート四方をはめズートピア市長の座を奪い取る。どういった経緯で肉食動物への憎悪をたぎらせるようになったのかは不明。ライオンハート市長に薄暗いボイラー室へ追いやられたせいだろうか。
(吹き替えCV 竹内順子 字幕版CVジェニー・スレート)

ガゼル(トムソンガゼル)

ガゼルのポップシンガー。ズートピアで人気のシンガーで、多くのファンがいる。ガゼルの歌う『トライエブリシング』はジュディが上京する際に電車内で聞いていた局であり、ラストのライブで歌っていた曲でもある。草食動物であろうと、肉食動物であろうと皆平等であるべきという価値観を持ち、そのためバックダンサーは草食動物では無く肉食動物の虎である。肉食動物が狂暴化し、草食動物が肉食動物を恐れるようになったときには、集会を開き
「恐怖に負けないで」というコメントをした。クロウハウザーやボゴ署長、ジュディはガゼルの大ファンである。
(吹き替えCV Dream Ami 字幕版CVシャキーラ)


グランドセンザンコウ


ディハルマ・アルマジロ(アルマジロ)

ジュディの住む『グランド・センザンコウ』というアパートの大家。本編内で名前が呼ばれることは無いが英語版クレジットにてディハルマ・アルマジロと呼称されている。日本語版ではアパートの家主のみ。
(吹き替えCV 込山順子 字幕版CVジョシー・トリニダッド)

バッキー・オリックス=アントラーソン(クーズー)

ジュディの隣人のクーズー。一見ルームメイトのプロンクと見分けがつかないが角が曲がっているほうがクーズーのパッキーである。ルームメイトのプロンクといつも喧嘩している。
(吹き替えCV 白熊寛嗣 字幕版CVバイロン・ハワード)

プロンク・オリックス=アントラーソン(オリックス)

ジュディの隣人のオリックス。クーズーとの違いは直線的な角の形状。声優のジャレド・ブッシュ氏はバッキーとプロンクは同性愛婚だとTwitterにて述べた。ラストネームが両者ともアントラーソンなのは同性愛婚役者だからである。
(吹き替えCV 河合みのる 字幕版CVジャレド・ブッシュ)


ズートピア警察署


ベンジャミン・クロウハウザー(チーター)

警察署受付の太ったチーター。米国であるあるネタの太った警官を模したキャラクターでいつもドーナツを食べている。肉食動物最速のチーターとは思えない脂肪の量だが、そこに固定観念にとらわれてはいけないという『ズートピア』のメッセージ性が入っている。ポップスターガゼルの大ファンで、スマホにガゼルのアプリを入れていたり、ガゼルのスノードームを受付に置いていたりしているほど。ちなみに右頬のヒョウ柄に隠れミッキーがある。本編では受付のチーターだが、原案であるディストピア構想段階ではニックと関係を多くの持っている割と重要なチーターだった。
(吹き替えCV 高橋茂雄 字幕版CVネイト・トレンス)


ボゴ署長(水牛)

ZPD署署長の水牛。鼻の近くに引っかき傷がある(過去に犯人と争った?)。水牛だからか怒りっぽい性格。ジュディが新人なせいかウサギだからなのか行方不明者の捜査ではなく駐車違反の取り締まりをジュディに言い渡す。動物種ごとのステレオタイプにこだわった言動しているが、後半ではキツネのニックとウサギのジュディとをコンビとして組ませたりと、考えを改めた様子。署長室には市長とボゴ署長のツーショット写真があるが、ブリーフィングで「市長に尻を叩かれている」と言っているあたり市長には頭が上がらない様である。ガゼルの隠れファンでクロウハウザーと同じアプリを使っていたが、クロウハウザーにバレた時には隠そうとしていた。終盤のエンドクレジットのガゼルライブではクロウハウザーと踊って楽しんでいた。
(吹き替えCV 三宅健太 字幕版CVイドリス・エルバ)

ヒギンス巡査(カバ)

カバの警察官。ブリーフィングでの号令をしていた。終盤ではクロウハウザーにマクホーン巡査とともに箱入りドーナツをプレゼントしたりしている。ニックが警察官になって初勤務の時には、スナーロフ、ウルファードとともに潜入捜査に駆り出される。
(吹き替えCV 遠藤純一  字幕版CVマーク・ライノ・スミス)

フランシーン・ペニングトン巡査(アフリカゾウ)

ゾウの警察官。ジュディが初めてZPDに来た時は、ブリーフィングルームでボゴ署長から誕生日を祝われた。

グリゾーリ巡査(ホッキョクグマ)

ホッキョクグマの警察官。ジュディが初めてZPDに来た時にはレインフォレスト地区の捜索へデルガートとファングマイヤーとともに割り当てられる。終盤でもツンドラタウンSWATへ同じデルガートとファングマイヤーと組まれていることから、この三人はトリオとして長いのかもしれない。

ファングマイヤー巡査(トラ)

トラの警官。最前席右端に座っている。署長室にはマクホーン署長、ボゴ署長、マクホーン巡査とで三人で肩を並べて映っている写真がある

デルガート巡査(アフリカライオン)

ライオンの警察官。警察署ではファングマイヤー、グリゾーリと組んでいる。スペイン語でDel gatoは”オスのネコ”という意味がある。

マクホーン巡査(クロサイ)

サイの警察官。ブリーフィングではジュディの隣に座っている。他の署員と同じようにウサギのジュディに対してあしらうような態度をとっており、ウィーゼルトンを追跡する際にも「本物の警官を待て」、「お前には無理だ」と叫んでいた。ジュディが初めてZPDに来た時にはライノウィッツ巡査、ウルファード巡査と共にサハラ・スクエアへの捜索を任されていた。
(吹き替えCV 遠藤純一 字幕版CVマーク・ライノ・スミス)

ライノウィッツ巡査(クロサイ)

サイの警察官。マクホーン巡査とよく似ているがマクホーン巡査の黄色い目とは違いライノウィッツ巡査は黒目である。

ウルファード巡査(シンリンオオカミ)

オオカミの警察官。外見の特徴、目の周りが茶色、顎から首にかけて白色、それ以外が灰色。終盤、ニックが警察官になったあと、ウルファード巡査は潜入捜査をする際羊の容姿を模した恰好をする。これは新約聖書の"羊の皮をかぶったオオカミ"を基にした小ネタである。

スナーロフ巡査(ホッキョクグマ)

ホッキョクグマの警察官。ジュディが初めてZPDへ来た時にはヒギンス巡査、トランクビー巡査とツンドラタウンへ行方不明者の捜索に行った。

トランクビー巡査(アフリカゾウ)

ゾウの警察官。フランシーン巡査とはまた別のズートピア警察署のゾウの警察官。

ズートピア市内


ニック・ワイルド(アカキツネ)

キツネの詐欺師。住所はCypress Grove Lane 1955番地。フルネームはニコラス・ペビウス・ワイルド。ジュディと会う前には詐欺師仲間のフィニックと組み日収200$の儲けを出す詐欺業をしていた。始まりは12歳というもの凄く幼い時だったが、これは9歳の時ジュニアレンジャー・スカウトに入団しようとした際"キツネは信用出来ない"という理由で口輪を付けられる酷な差別と偏見を受けそれ以来ニックは世間のステレオタイプと偏見の眼差しの通り"ずる賢いキツネ"として生きるようになったからである。レンジャースカウトの一件以来口輪はトラウマとなっており、記者会見のシーンのスクリーンに映った口輪を付けられた肉食動物に対して反応していた。そのような生い立ちのため"夢"や"希望"を信じズートピアへ上京してきたジュディに対しては冷ややかな態度をとっていた。しかし、脱税の証拠を録音されてしまったため嫌々ジュディの捜査に協力することになる。ジュディに対して当初は『ニンジン』や『ウサギ』と小馬鹿にした呼び方で呼んでいたが、ジュディと行動を共にする中で『ニンジン』や『ウサギ』はジュディに対する愛称のような使い方になっていった。捜査中ニックが詐欺師として得てきた知識が行方不明者の捜索に活躍し、ジュディから警官になることを勧められ、最終的に警察官となりジュディの相棒になる。
(吹き替えCV 森川智之 字幕版CVジェイソン・ベイトマン)

フィニック(フェネックギツネ)

フェネックギツネの詐欺師。40歳。昔、ニックとは詐欺師としてライバル関係だったが、Mr.BIGから借りた金を返す為にニックと手を組み見事借金を返済する。以後ニックと手を組みズートピアで詐欺業を続けていく。ニックが警官になった後フィニックが何をしているのかは不明。フィニックが乗り回しているバンはニックがコウモリの老婆から交換で取り換えたものをフィニックが盗んだものである。バンの後ろに描かれている二人の狐?狼?の絵はフィニックがニックとの"相棒の証"としてペイントしたもの。
(吹き替えCV 白熊寛嗣 字幕版CVトミー・タイニー・リスター)

デューク・ウィーゼルトン(イタチ)

ミドニカンパム・ホリシシアスの球根を盗もうとしたところ、ジュディに取り押さえられたイタチ。平時は海賊版のDVDを売って生活している。警察官に対し嫌悪感を持っており、最初ジュディの捜査に協力することを拒んだ。手癖が悪く、エンドクレジットでのガゼルライブシーンにて、他人のズボンのポケットから金をスッている。
(吹き替えCV 多田野曜平 字幕版CVアラン・テュディック)

エミット・オッタートン(カナダカワウソ)

カワウソの花屋。既婚者であり、オッタートン婦人と結婚している。Mr.BIGというマフィアのボスと繋がりがあり、花を届けていた。夜の遠吠え(ミドニカンパム・ホリシシアスのこと)についてMr.BIGに相談を持ち掛けようとしたところ、ベルウェザー副市長の手下のダグによって夜の遠吠えを撃ち込まれ狂暴化してしまう。その際リムジンの運転手であるレナート・マンチャスを襲い負傷させている。狂暴化した状態のエミットはクリフサイドの狼たちの手によってクリフサイドに監禁されるが、のちにジュディが他の行方不明者と共に発見する。最終的にに治療薬によって狂暴化は治癒される。

オッタートン夫人(カナダカワウソ)

カワウソのミセス。行方不明となったエミット・オッタートンの妻であり、二人の子を持つ母親でもある。警察署を訪れては夫の捜索を依頼するためボゴ署長との面会を求めていたが、ジュディがそれを引き受けた。エミットがクリフサイドで発見され、夫の変わり果てた様子を見てショックを受けていた。最終的にエミットは治療薬によって回復し、オッタートン夫人は元の夫が戻ってきたことを喜んだ。
(吹き替えCV 根本圭子 字幕版CVオクタヴィア・スペンサー)

ナチュラリストクラブ


ヤックス(ヤク)

ヤクのナチュリストクラブのオーナー。「動物は裸でいるのが自然」と常に裸でおり、体も洗わず、ハエをたからせている。いつもおどけた表情をし、「ゾウは記憶力が良い」と発言をするがエミットのネクタイの結び方や服装、リムジンのナンバーまで彼は覚えていた。
(吹き替えCV 丸山壮史 字幕版CVトミー・チョン)

ナンギ(アフリカゾウ)

ゾウでヨガのインストラクターをしている女性。ナチュラリストでヨガのインストラクターをしている、このヨガにはエミット・オッタートンも参加していた。ズートピアではゾウは記憶力が良いとされているが、ナンギはエミットの種族すら覚えてもいなかった。『ズートピア』の主題となる"ステレオタイプ・偏見に惑わされるな"というメッセージが込められているのだろう。

DMV運転免許センター


フラッシュ(ミユビナマケモノ)

ナマケモノの免許センター職員。ニックとは高校の同級生で同じ陸上部員だった(ニックが気を許している数少ない一人である)。本編ではジュディが手に入れたナンバーを照合し、所有者を割り出した。ナマケモノなため動きも言動もスロー、なのでジュディが昼に免許センターに関わらず照合が終わったのは夜になってしまった。同僚のプリシラに好意を抱いているが、ナマケモノ並みの遅さが災いしコミック版のハイエナに先を越されてしまった。
(吹き替えCV 村治学 字幕版CVレイモンド・パーシ)

プリシラ(ミユビナマケモノ)

フラッシュとともにい近藤唯働くナマケモノの女性職員。
(吹き替えCV 村治学 字幕版CVクリステン・ベル)

ツンドラタウンの北極熊マフィア


ケヴィン(ホッキョクグマ)

Mr.BIG率いるツンドラタウンマフィアファミリーの一員。レイモンドと共にリムジンを捜査していたニックとジュディを捕まえる。ケヴィンは黒地に黄色の入ったスウェットを着ており、鼻に絆創膏を張っている。

レイモンド(ホッキョクグマ)

ケヴィンと同じホッキョクグマだが、レイモンドは黒地に青色のラインの入ったスウェットを着ており、$のネックレスをしているため見分けることができる。

赤シャツのオオカミ(シンリンオオカミ?

レイモンドのスマホにあった写真でケビンとレイモンドによって羽交い絞めされていたオオカミ。どんな経緯であの様な状況になったのかは不明。

ミスター・ビッグ(トガリネズミ)

ツンドラタウンでホッキョクグマのマフィアを率いるトガリネズミのボス。過去にニックを邸宅に招き、食事を共にするなど手厚いもてなしをしたが、祖母の葬式の際ニックからウールの絨毯を購入したが、絨毯がスカンクの尻の毛で出来ていたと分かりそれを祖母への侮辱だとしてニックに対し恨みを持っている。”ツンドラタウン・リムジンサービス”というリムジン会社を保有している。所有物である、リムジンを捜査していたニックとジュディを凍り付けにしようとするが、娘のフルーフルーの命の恩人だと知り、ジュディの捜査に協力するようになる。Mr.BIGのキャラクターデザインは『ゴッドファーザー』のヴィトー・コルレオーネが元となっていると思われる。
(吹き替えCV 山路和弘 字幕版CVモーリス・ラマーシュ)

コスロフ(ホッキョクグマ)

ホッキョクグママフィアの中で一番背が高いホッキョクグマ。Mr.BIGを載せて現れるところからMR.BIGからの信用は厚く、右腕的存在であることがうかがえる。本編には登場していないが、コスロフという幼い息子がいる(ディストピア構想の段階でコスロフからテームカラーを
付けられる子)

フルーフルー(トガリネズミ)

Mr.BIGの娘。リトルローデンシアで買い物中の所、ドーナツに潰されそうになるが、ジュディによって助けられる。結婚式の日ジュディとニックが凍り漬けにされそうになるのを済んでの所で助ける。ジュディへの愛着から、妊娠した時には、娘の名をジュディにすると言っていた。本編内では「フルーフルー」と呼ばれることは無い。
(吹き替えCV 近藤唯 字幕版CVリー・レイサム)


マンチャス(ジャガー)

MR.BIGが経営しているツンドラタウン・リムジンサービスというタクシー会社で働いているジャガー。リムジンの運転中狂暴化したエミット・オッタートンに襲われ、目に引っかき傷を負う(縮瞳しているため視力はあると思われる。)MR.BIGから情報を聞いたジュディ一行が訪れた時、ベルウェザーの一味によってエミット同様狂暴化しジュディとニックを襲う。しかし、手錠で街灯に繋がれてしまい、後にクリフサイドのオオカミによって捕らえられている。これ以降出番がないため、治療法が見つかったのち何をしているかは不明。
(吹き替えCV 河本邦弘 字幕版CVジェシー・コーティ)

ゲイリー(シンリンオオカミ)

クリフサイドの正面ゲートで警備をしていた狼。毛が全て真っ白なところがラリーとの違いである。ジュディの遠吠えに反応して遠吠えをした為、警備していたオオカミの全員がゲイリーの遠吠えに釣られて遠吠えを始めてしまい、ジュディとニックの潜入を許してしまう。「俺のせいじゃ…」のセリフから、本能的に遠吠えに抗えないことがうかがえる。遠吠えするときには前足(手)を、犬やオオカミでいうところの服従のポーズのように胸の前でプランとして、遠吠えをする。
(吹き替えCV 不明 字幕版CVデビッド・ティボドー)

ラリー(シンリンオオカミ)

正面ゲートでゲイリーと警備をしていた、黒っぽいオオカミ。目の周り、頬から腹にかけて白い毛、残りは黒い毛といった毛皮の構成。ゲイリーの遠吠えを止めようとするが、自らもゲイリーの遠吠えに釣られてしまい、遠吠えに加わってしまう。ラリーという名前は『ズートピア』の監督であるリッチ・ムーアのTwitterにて、ファンからの質問で「そういえば、名前が無かったね」ということになり、その後監督自らが”Larry”と名前を付けた。尚ゲイリーもラリーもライオン・ハート市長が逮捕されてからは出番がないため、市長同様逮捕されたのか同課はわからない。
(吹き替えCV 不明 字幕版CVリッチ・ムーア)

マッジ・ハニー・バジャー(ラーテル)

クリフサイドで狂暴化した肉食動物の原因を研究していたラーテルの医師。生物学的要素が関係あるとライオン・ハート市長に報告するも、同じ肉食動物である自分のキャリアを危ぶんだ市長は絶対黙秘を言い渡されてしまう。その後、市長と一緒に逮捕されてしまうが、後にどうなったのかは不明(治療法の開発に関わったというファンの考察もある)
元はハニー・バジャーというディストピア構想段階での羊の陰謀論を唱えていた、ニックの友達役だった。『A Big Golden Book』(ズートピアのスピンオフ作品、日本語版無し)にて詳細は不明だが、男性キャラだったことが判明する。
(吹き替えCV 不明 字幕版CVピーター・マンスブリッジズ)

ダグ・ラムセス(羊)

ベルウェザーの下で夜の遠吠え製造を行っていた羊の男性。米国ドラマ『ブレイキング・バッド』風の黄色い防護服を着こみ、相棒の名前もジェシーとウォルターである。

(吹き替えCV岩城泰司 字幕版CVリッチ・ムーア)

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最終更新:2023年08月04日 00:33