更新日:2020/06/07 Sun 03:26:31









基準年前後に活躍したクウィンディエス混血の女性。
ケイオレンⅡの親善大使にしてピラルディースの父親でもあるニルカエフの養子として知られているが
実はエゼリアの外交官にしてケレビシアンの母ブランフィーネとの間に儲けた因縁の混血児、つまり隠し子である。
(つまりピラルディースにとっては腹違い、ケレビシアンにとっては種違いの姉妹に当たる。)
何故因縁の混血児かはクウィンディエス・ケイオルディスの両種族の間には数万年越しの確執があるからだ。
しかもディアドリート家といえば古王族の末裔とも言われクウィンディエス社会きっての由緒正しき名家であり、
ましてや確執のあるケイオルディスとの結婚など明らかに歓迎されるものではない。

ケイオルディスとクウィンディエスの混血の為か浅黒いというよりミルクカフェオレのような白みがかった褐色肌に
母親譲りの青白い瞳、美しい金髪を持っていたのだが先述の両種族の確執を察していた為、
赤いサイバーコンタクトを着用し特殊な染料で髪も銀髪に染めていたという。
(消費者文明より進んだ銀河社会なので種族レベルでは露骨な差別こそないが個体レベルではそうとも限らないからだ)

そんな確執を背負いながらも彼女自身は歌姫としての才能を開花させ、
エルピナス系の銀河社会でも屈指の存在として上り詰め、栄光をつかみ取るかと思われたときであった。

ベルナディール・コンツェルンの私兵団であるディクロス・ヴァルドケートによるクーデター事変の直前、
この事実を知ったメッツァーナの命を受けたゾルカムーアによって
ニルカエフ共々殺害されてしまったのだ。
この死を知ったケレビシアンは泣きこそしなかったが
腹違いの姉妹でありながらとても仲の良かったピラルディースは取り乱してしまい、
ケレビシアンに慰められたという。