基本情報
略歴
羅封将と共に、
牙の国を守護していた
神座。
風の巫女は「祈り」によって
牙の国に平穏を、
羅封将は「炯々」によって節度を司る習わしがあり、それを実行することで1000年の平和を保たれていると信じられていた。
最初に
神座がいて、そこに人があつまって
牙の国が生まれたのか、それとも最初から
牙の国があって、そこになんらかの理由があって二人の
神座が住み着いたのか、その辺は、資料が乏しく謎となっている。
そもそも、
神座という稀少な種族が何故人間の国、それも辺境の小国を守護していたのか、その辺のことも伝承レベルの記録しか残されていない。
しかし、
ザールック1465年、ただひたすら国のために生かされているという自身の立場に嫌気がさした
羅封将は、突然風の巫女と対立する。
二人は剣をもって対峙し、相打ちとなって果てたかにみえたが、
神座としての異常な生命力が二人に未だ生き続ける事を強いて、風の巫女は
封牙舞として、
羅封将は
封牙刹那として、仮の殻を借りることで、一時的な眠りにつくこととなった。
だが、不幸なことに、赤子となっていた二人は
牙の国の神官に拾われ、
封牙刹那が風の巫女の生まれ変わりとして育てられることとなる。
神官は、あくまでも民衆の動揺を鎮めるために、偶然拾った赤子を
神座の生まれ変わりとしたが、皮肉にもその赤子は、本当に
神座であった。
後に、本来の記憶と姿を取り戻し、
羅封将と再び対立。
この戦いに勝利するものの、
牙の国の守護に必要なのは、
神座ではなく人々が作る法と秩序だと判断し、
封牙舞の外見に戻ると、行方をくらました。
その後、各国の伝承に、これは
風の巫女ではないだろうか?というレベルの謎の少女の記載は見られるが、公式な史書からはその存在を完全に消す。
関連項目
最終更新:2024年08月13日 01:28