基本情報



略歴

クラウス国の皇女にして長女。
本来なら、クラウス帝国の女帝として後を継ぐ筈だったが、病に倒れた父は奸臣の言葉に騙され、末っ子だったアルタスを後継者に指名する。
さらに、政略結婚の道具としてユナイト国への婚姻が決められ、慌しく送られる。

しかし、これは当時国民に絶大な人気のあったティーナを擁立しようとする帝国内の派閥が巨大化し、無視できない存在となっていたことから、アルタスが実行した姦計による架空の婚儀であり、ティーナは国境付近の山道に入ったところで、雇われた山賊バノゥに襲撃された。

これで国内の憂いを解決したと思ったアルタスだったが、バノゥは彼女を売ることで更に金が手に入ると、命令を無視して生かしていたため、アンジェリナ達に救出され生還し、親族の家にかくまわれる。
更にアイエルス要塞の陥落によってアスタルの支持が落ち、再び国内における彼女の立場は強化させるかと思われた。

だが、ここからアルタスが想像以上の速度で人間的に成長し、国をまとめ上げて民衆の支持も受けるようになり、ティーナを掲げる派閥は徐々に弱体していく。
使いどころを失ったジョーカーを押し付けられたと感じた親族は、ティーナを匿っていることが身の破滅になるのではと先走ってティーナを毒殺した。

ただし、単に追放されただけ、またはどこかの地に幽閉されたという説もある。


関連項目



最終更新:2024年08月22日 02:11