基本情報



略歴

アル国将軍にして、暴君であった国主ルドリアの親族。
幼い頃から我侭に育ち、血筋から将軍という地位を手に入れると、戦場を兵士を使って遊ぶ遊戯場だと認識し、いくつかの小競り合いで必要以上の蛮行を繰り返す。

親族に権力を集中させたいルドリアは、マルガレスの戦いの指揮官にまだ若いミルズを指名した。
この戦いでは、ザグルスフィッツフェザリアード達の活躍で大勝利を収めるが、彼女にはフィッツの少数部隊が起こした大きな役割(ザグルスが破壊力を存分に発揮できるように敵軍の動きを封じた)が理解できず、その功績をまったく認めなかった。

その後、ラウラの戦いに参戦すると、より多くの兵を操る魔力にとりつかれる。
カルドの戦いで再び総指揮官に任命され、アル国四天王を従えて出陣。
だが、元々将としての器はまったくなかったミルズはこの戦いで大敗を喫する。
かろうじて本国にたどり着くが、怒り狂ったルドリアに投獄され処刑された。

親族に対してはひたすらあまい処置を繰り返したルドリアだったが、一族の独占を磐石にさせるために大々的に宣伝を行って送り出した戦いでまさかの大敗を喫したことによる怒りから、感情的に処断し、翌日になって大いに後悔したという。


人物

  • 一説によると、ピロラグニア(炎に性的興奮を覚える)であった為、戦いの勝敗にまったく興味がなく、敵軍だろうと味方だろうと、部隊が壊滅していく姿を見ることに興奮を覚えていたとも言われる。


関連項目



最終更新:2024年06月29日 12:53