基本情報



略歴

神凪珀の双子の姉にして、鬼守衆の里長。
妹の神凪零は里の言い伝え(双子として生まれた者は厄災を呼ぶので片方を迫害する)によって奴隷の様に育てられたが、珀は里長としてしっかりと里をまとめていた。

しかし、神凪零は、珀を上回る素質と里そのものへの深い恨みをもち、レイトン115年、黒曜鬼蒼龍鬼紅犀鬼を率いて反乱を起こす。
この鬼たちは、先祖から続いた契約によって使役されていたが、零は珀が施した契約を上書きするほどの力を持ち、彼らを支配下にした。
珀は、身内の反乱ということもあり責任を感じてすぐさま討伐隊を結成し、自ら指揮をとって神凪零が立てこもる廃墟へと向かう。
しかし、もともと鬼守衆の強さは、鬼を使役してこそのものであった、その鬼を奪われた以上力の差は歴然であり討伐隊は全滅、珀自身も黒曜鬼に敗北した。

そこに、偶然この乱を知った妖狩の巫女が駆けつけ鬼と零を撃退、かろうじて一命は取り留める。

だが、鬼守衆にとって唯一にして最大の戦力である鬼たちをこの反乱ですべて失ったことにより、その後周囲の妖者、特に朱竜族の侵攻に耐えられなくなり、里は占領され珀も行方不明となった。


人物

  • 人望もあり、思いやりもあったが、妹の零に関しては風習だからと割り切って、救いの手を差し伸べることはなかった、このことが妹に恨まれる最大の原因でもあった。


関連項目


最終更新:2024年08月01日 16:03