基本情報

  • 型式番号   BDX-012
  • 製造メーカー マクセス
  • 主な装備   速射砲、シールド、長距離砲をオプション装備として自由に付け替える


概要

マクセス社が誇る伝統のBDX系を受け継ぐ1人乗りの有人兵器。
BDXシリーズは、常に高い評価を受けてきた機体であったが、パラスティア国がスレイヴギアを完成させたことによって、一瞬にして「旧式」扱いされていく。

事態を重く見たマクセス社は、スレイヴギアの特性を考えて、その攻略に特化した全く新しいコンセプトのBDX-012を生産開始する。
しかし、実戦投入するべく各地の工場に配備している最中の9555年2月にスレイヴギアウィルス事件が勃発し、大戦中に使用されることはほとんどなかった。

9558年、かろうじて健在だった連合国軍各地の工場に密かに運ばれ、反抗作戦として実戦投入されるが、スレイヴギアとの性能差は明らかであり、数機がかりでようやく一人のスレイヴギアと互角に戦えるという有様であった。
それでも、シールドを解いた状態限定ながら、スレイヴギアに主砲を直撃させれば撃墜が可能だったことから、人々にとっては希望の光となった。

なお、それまでの系譜を一新したデザインだったことから、ホワイトフォックス隊がコールドスリープから目覚めた時、記憶にあるBDXシリーズと外見がまったく違っていたことと、レイの認識疎外を受けていたことにより、未知の無人兵器と誤認された。


バリエーション

  • BDX-012a シューティオン
何も装備変更をしていない標準状態、攻守のバランスがとれている。


  • BDX-012b シューティオン(盾型)
スレイヴギアに搭載されている盾の簡易版。
数機で編隊を組み、横一列になることで強力な守備陣形を敷く。


  • BDX-012c シューティオン(長距離砲型)
長距離砲型。
すべてのエネルギーを長距離砲に集中しているため、それ以外の攻撃方法をもたず、防衛も盾形や通常型に頼るしかない。




最終更新:2024年07月10日 15:33