特徴

レイトンビバスク大陸に存在した軍需産業。
元々大企業であったことから、技術力でのし上がってきたオルトリンデ社に激しいライバル意識を持ち、対抗した兵器を作り出す。
しかし、戦争の長期化を狙う点だけは利害が一致し、水面下ではオルトリンデ社と情報交換を怠らなかった。


歴史

  • 8573年 設立。
  • 9544年 あらゆる陣営に武器を売っていたが、戦争の長期化を狙って連合軍側に優先的に優れた兵器を販売、その結果パラスティア国が歴史的大敗により連合国軍が一気に勢いづく。
  • 9546年 パラスティア国が水面下で開発していたスレイヴギアが完成。
  • 9547年 スレイヴギアが実戦投入、膠着していた戦局は一気にパラスティア国有利になる。このことから、以後はパラスティア国へ武器を流すことをやめ、対スレイヴギアに特化した武器を製造して連合軍側に加担する。
  • 9550年 XXA-004ヌートリアが完成、大きな戦果をもたらすが、その巨体さから製造された機数は限られた。
  • 9555年2月 スレイヴギアウィルス事件が勃発。
  • 9558年 かろうじて健在だった連合国軍各地の工場にBDX-012シューティオンシリーズが密かに運ばれ、実戦投入される。
  • 9561年10月 大陸にある大都市は、パラスティア、連合国関係なくほぼすべてが暴走したスレイヴギアによって焼き尽くされた為、この頃企業としての組織はすでに消滅したと思われる。


主な製造兵器

  • BDX系列
    • BDX-006 ストライダーシリーズ 移動はできるが鈍足で、ほぼ固定砲台に近い。スレイヴギアが登場するまでは、大戦に関わる全ての国に配備されていた。
    • BDX-006t スノーパンサー ストライダーシリーズの派生機、新型と言われているが実情は旧式機に開発中の部品をつぎはぎしたもの。
    • BDX-008 バトルシティシリーズ 2人乗りの戦車。スレイヴギアが登場するまでは、大戦に関わる全ての国に配備されていた。
    • BDX-009a アドラ ストライダーシリーズの操縦系統を簡略化させ、徴兵された非軍人でもすぐに操縦できるようにした改良型。
    • BDX-009b クレナイ アドラに戦艦の動力炉を外付けし、「盾」を展開することで防御に特化した機体。
    • BDX-012 シューティオンシリーズ それまでの系譜を一新した新兵器、実戦配備の最中にスレイヴギアウィルス事件が勃発したため、大戦で使われることはなかった。ホワイトフォックス隊がコールドスリープから目覚めた時、それまでのBDXシリーズと外見がまったく違っていたことと、レイの認識疎外を受けていたことにより、未知の兵器と誤認した。

  • XXA系列
    • XXA-002 ヌートリア(プロトタイプ) 完成まであと一歩まで漕ぎつけたが、消費エネルギーの肥大化と、戦闘AIの未熟さから、実戦で使い物にならないと判断、破棄された。
    • XXA-004 ヌートリア 拠点防衛用のAI制御で動く巨大無人機、一度起動すると、次の戦闘までかなりの時間の充電が必要ではあるが、十分実戦に使える能力を発揮し、局地戦限定ではあるが、当時スレイヴギアに唯一勝利した兵器となる。



最終更新:2024年07月18日 16:08