概要
魔導砲とは、
ザールックに存在する兵器。
火薬類を一切使わず、
法術を蓄積させた砲台のことである。
精霊との契約によって生ずる法術は、本来その場限りのものである。しかし、唯一の例外として、
水晶に蓄積することができる為、それを利用したマジックアイテムは数多く存在するが、その究極の形がこの魔導砲である。
主に城砦の城壁に備え付けられていたが、後に
ダルスバード艦隊の主砲としても採用された。
火薬と法術
ダルスバードが生まれる以前から砲台という武器は存在し、かつては火薬を使用した砲台と
法術を使用した砲台が併用されていたが、火薬は輸送時の重量問題と、不注意による暴発事故が起きたのに対して、
魔導砲は魔力を
水晶に凝縮しているため、大量の輸送が容易な上に暴発の心配がなかった為、次第に法術砲に規格統一されていった。
更に、
ダルスバードが法術砲を標準装備としたため、互換性を高めるため地上兵器も法術砲がメインとなり、現在火薬を用いた砲台は、一部の使用に留まっている。
最終更新:2024年06月29日 14:23