概要

水晶とは、「法術を蓄積する媒体」の総称である。
この水晶に法術を封じ込め、その効果を発揮することができる。


特徴

  • 水晶には「キャパシティ」が存在し、使用することで封じておいた法術が消費され、最後はなくなる。
  • 封じておいた法術がなくなった水晶に再び法術を溜める事ができるが、徐々に水晶そのものの「耐久度」が落ち、やがて法術を入れることができなくなる。
  • 「キャパシティ」、「耐久度」には、個体差がある、その為、同じ水晶でもその質によって売買される時の値段には幅がある。
  • 水晶は人工的に作ることができず、天然のものを発掘するしかない、その為、水晶が多く取れる国、更に前述した「質の良い」水晶が採れる国は、他国からその資源を狙われる事が多い。
  • 法術を詰め込んでも重量に変化がなく、また火薬と違って誘爆事故等と無縁な為、魔導砲や、ダルスバードの主砲が発達すると、火薬の完全な上位互換として採用されている。
  • 弓隊と並ぶ遠距離攻撃部隊の要「法術部隊」は、基本的には自ら術を放つ魔導師が所属するが、人数が足りない時等は、国が用意した法術をあらかじめ封じた水晶を配布することにより、使用者自身が魔導士でなくても「火の法術を放つ法術部隊」といったそれに近い部隊を編成することができた。ただし、本職の魔導士と違って水晶を使い切った時点で終了となるので、補佐的な使われ方しかされなかった。
  • 一つの水晶には同じ法術しか封じ込むことはできないが、複数の水晶を武器に組み込む等、ある程度応用が可能で、それ専用の上級武器屋が存在した。


関連項目

  • 隠密 ツインクリスタルリンクに水晶を使用する。


最終更新:2024年08月21日 04:22