基本情報
略歴
ザロの副官であり、捕虜を虐殺した
ソリカディス事件を引き起こした人物。
その後記録に名前がないため、責任を追求され処刑されたとみるのが一般的だが、処刑の記録もないため生存説もある。
人物
- 戦乱前は主に盗賊討伐を専属で行っていた部隊の出身、捕虜への意識の低さはそれ故でもある。また、功績を水増しするためにわざと盗賊の被害が深刻になるまで放置したり、討伐と引き替えに自分を讃えるように市民に強制するなど手段を選ばないところがあった。
- 真偽は不明だが、元々は奪われた品である盗賊の集めた財宝、あるいは壊滅した村や襲われたキャラバンの遺留物を戦利品として着服したり部下にばらまいて人望を集めたこともあったという。これらの行為と偽装された名声が後の事件に繋がっていく。
- この様に、人格的に問題はあったが、実戦経験は豊富で、ソリカディス事件が起こる以前の評価は実践経験豊富な武官であった。
- 資料が乏しく、実像が掴み辛いところから、後世の小説においては、補佐官や内政官としては優秀だが強烈な見せ場に恵まれないザロのキャラクター性を強めるため、デンズを偽装処刑して密かに生存させ、隠密的存在として登場させるといった戯作がいくつか作られている。
関連項目
最終更新:2024年08月22日 20:17