基本情報



略歴

ロードレア国の将軍。
リイラードの戦い(685)では第2陣を担当、その後は南の国境に配備されるが、国境の小競り合いで勝利した後、ザロ軍の副官達が彼女が不在の間に敵地で略奪暴行を行い、捕虜とした敵軍兵士を皆殺しとした事件(ソリカディス事件)が発生、これに対して自ら責任をとって降格を申し出る。本人は一兵卒となる事を希望するが、事件はザロ不在中に起きたこともあり、ソフィスの配慮でラディアの副官となる。

ラディアを補佐し、レザベリアスの戦い(692)にも参戦するが、バイアラスの将軍昇格による軍団再編成で、レイディックの東征ではラディア隊からバイアラス隊に編入される。

以後はバイアラスの副官として、補給や行軍日程といった計算を必要とする職務で活躍し、ノーウェイの戦い第2次グルファ城の戦いエスデリアの戦いラケイトの戦いディースの戦い第2次ディースの戦いにも参戦する。
しかし、ヴェリアの豹変からロードレア国が沈みはじめると、バイアラスリディ達と共に「一月の別離酒」によりベルザフィリス国へ投降する。

ベルザフィリス国の将軍としてノリアの戦い(707)にも参戦、この時ディルセアは、ロッド国遠征を「ラディア、アリガルの仇討ち」と考える旧ロードレア将軍を先陣とした方が士気も上がると配慮、事実バイアラスリディの戦果はいつもにもましてすさまじかったが、彼らが存分に戦った背後には彼女の実務的な補佐が大きく関わっていた。

天下平定後はリディの新領地へ配属され、内政官として共に治世に務める。
ラディアバイアラスリディと言った歴史上の英雄の間を歴任した名副官である。


人物

  • 将軍でありながら、戦いの虚しさを知りシスターの資格を得た。そのため自ら武器を持つことは避けていたが、戦乱を終わらせる為と自らに言い聞かせてに戦場に立ち続けた。


関連項目


最終更新:2024年06月29日 12:37