概要

ロステル丘の悲劇とは、アルファ1565年、アリアス国のロステル丘で行われた虐殺である。

建国以来、軍部の力が強く、軍事国家として君臨していたアリアス国だが、度重なる出兵に民衆は疲弊し、クーデターや内乱が日常的に起きた。
これらは全て失敗に終わり、首謀者はその度に見せしめのため悲惨な処刑をされてきたが、1565年に起きたクーデター未遂では、首謀者、その家族から関係者、さらにはペットや彼らが私生活で使用していただけの店の店員までもが連れ出され、ロステル丘で処刑され、そのまま丘から遺体を投げ捨てられた。
犠牲者の数は五千人に及んだという。(数万人という説もあるが、当時のアリアス国の人口からして無理があるのではという否定意見もある)

この虐殺は、逆に人々の反発を生む。
ガルゾーマによってアリアス国の首都が陥落し、フェローラ国の支配下となったとき、民衆にとってフェローラ国軍は解放の救世主に見えたという。




最終更新:2024年08月10日 13:26