基本情報



略歴

アル国文官として働いていた頃に数多くの法令を作成するが、ザグルス時代もルドリア時代もこれらの草案書は目を通されることすらなく破棄されていた。

後にルーディアの攻撃によって降伏、ベルザフィリス国の将軍となり、これまで取り上げられる事のなかった自ら製作した法令をルーディアに渡したところ、即座に認められ採用される。

また外交官としても卓越した弁舌と情勢を見極める能力を持ち、ルーディア包囲網を形成する諸国を疑心暗鬼に陥らせ、さらに後方からの揺さぶりをかけるためにロードレア国へ単身赴き、期限付き同盟締結を成功させる。

エィディスの戦い(692)では、バルド国、シャリアル国連合軍に意味ありげな文章を書いた手紙を送り、互いに「相手が裏切るのではないか」と警戒させて動きを封じ込めることに成功。
そのためバルド国とシャリアル国は、ルーディアの突撃に互いの連携が取れず連合を組みながら破れ去った。

以後も内政官として働くが、704年「天下が統一されて初めて自分たちが築き上げた法は完成される、それまでは単なる草案に過ぎない」と言い残して病没する。


関連項目



最終更新:2024年06月29日 13:48