略歴

ルーイガルドを飛び交う死の商人。
武器、情報を商売道具として、あらゆる陣営に売り込むが、商談に応じて様々な名前を使い分けた為、名無しという意味を込めて後世ではネームレスと呼ばれた。

ザルカ国で工事現場からヴィルガードが発掘されたことを知ると、これを隠匿したボルスに密かに接触しバックアップを約束する。(ネームレスが担当する工事現場から発掘され、ネームレスの方から話を持ちかけたという説もある)

六界戦争も終盤に差し掛かると、六界連合軍としてルーイガルドに到着したラドリザンガーマスレイトンの軍勢を手引きする。
この時点で、既に彼は連合側を相手に商売する方が得策と決断していた証である。

六界戦争終戦後も、各国に姿を現しては様々な取引を行い、そこから生まれた戦いも少なくはなかったという。


人物

  • 後世において、物語だけではなく史書においても正体不明の裏取引・商談を、物的証拠のないまま「ネームレスの仕業」と乱暴に結論付けてしまったものは多く、中には「それが事実なら彼は同時期に別々の国に登場したことになる」、といった矛盾が生じるものも数多く混ざっている。しかし、実はネームレスは個人ではなく「組織名」であり、各地に同時出現することも可能だったという説も、物的証拠は何もないながらも根強く残っている。


関連項目



最終更新:2024年07月26日 03:58