概要

六界連合軍とはラスブロス討伐のために結成された多国籍(多国星)混成部隊の総称である。
転移ゲートの存在を知ったザールックアーズ国が提唱したものだが、結成当初と実際の出陣時では、その理念は大きく異なっているのが特徴となっている。

アーズ国は、当初ラスブロスは、転移ゲートを利用して自分達の世界を征服しようとしている者と考えていた。実際はラスブロスにその意思はなく、彼は歴史を見守る者として君臨していたのだが、転移ゲートを使い自分の手の者を各星へ送り込んだことは事実であり、アーズ国はアトレティア国を盟主とする諸国との長き戦いを終えたばかりであり、そう考えるのは当然の流れであった。

ラスブロスは、自分達の見えない所から次々と別の将を送り込んでくる」と考えたアーズ国は、転移ゲートを使い他の星も調査、他の星も似た境遇であることを調べ上げ、それらの星と連合軍を組み、こちらからラスブロスを討伐しようと考えた。
しかし、これらの話に乗ったほとんどの国が、遠い地に君臨する帝王から侵略を受けているなどという実感はまったくなく、「これまで想像もしていなかった遠隔地にて、新たな植民地を得ることができる」という、欲求に近い動機であった。
「意図せず」、「結果的に」という単語を付ける必要はあるが、侵略者を倒すために結成された六界連合軍こそが、「侵略軍」になってしまったという皮肉な結果をもたらしてしまうこととなる。

なお、エンブレムには、六界に共通するものとしてデザインに「太陽」が選ばれた。


六界連合軍の経緯



連合軍の話に対して何かしらの反応を示した国

連合軍参加国(中核国) 連合軍参加国 中立(親連合軍側)
反連合軍諸国(中核国) 反連合軍諸国 中立(反連合軍側)

アルファ
国名 結果
ヴァン・フレイ アルファにおける六界連合軍打診国。
アリアス ヴァン・フレイ国の属国に近い状態だった為拒否できず軍勢を派遣。
フェローラ ヴァン・フレイ国の属国に近い状態だった為拒否できず軍勢を派遣
ガライザラ ヴァン・フレイ国の属国に近い状態だった為拒否できず軍勢を派遣
メッツ帝国 ルーイガルドを植民地にできると考えて参戦、軍勢を派遣。
ティネゼリア帝国 ルーイガルドを植民地にできると考えて参戦、軍勢を派遣。
ラ・ディアス帝国 ルーイガルドを植民地にできると考えて参戦、軍勢を派遣。
アルビス 一度は議会で否決されるが議案を修正して可決、軍勢を派遣。
シーフィールド 北海連合同盟としてアルビス国の決定に追随。
フェングランド 北海連合同盟としてアルビス国の決定に追随。
リヴォル 北海連合同盟としてアルビス国の決定に追随。
アディス 北海連合同盟としてアルビス国の決定に追随。
バーン 北海連合同盟としてアルビス国の決定に追随。
ヴァーグリア 中立だが理解を表明。
シーザルス 中立だが理解を表明。
オルサス 中立だが理解を表明。
イスタル 中立だが理解を表明。
ドーク・ドーン 中立だが理解を表明。
クレアティボ 明確に敵対の意思を表明。
アストリア クレアティボ国に追随、明確に敵対を表明。
ノールッチ クレアティボ国に追随、明確に敵対を表明。
ローザ クレアティボ国に追随、明確に敵対を表明。
ウラヌス 敵対に近い中立。
ルーン 敵対に近い中立。
ロヴェリア 敵対に近い中立。
コスティア 敵対に近い中立。
ザールック
国名 結果
アーズ ザールックにおける六界連合軍打診国。
ビーストバリア アーズ国に追随して軍勢を派遣。
フレイミスト アーズ国に追随して軍勢を派遣。
セロナバルス アーズ国に追随して軍勢を派遣。
モルコア アーズ国の属国に近い状態だった為拒否できず軍勢を派遣。
モルト アーズ国の属国だが、自軍の半数を解体していた為兵糧の提供に留まる。
ルーイガルド(戦闘後に降伏させた国は除く)
国名 結果
サルディーシャ 事前に協力を確約した連合軍の拠点となった国。
トレスト ルーイガルド侵攻作戦開始後に協力した国。
ラドリザン
のちに南方六界連合軍として参戦、本隊とは異なり数ヶ国だけの軍勢。
レイトン
のちに南方六界連合軍として参戦、本隊とは異なり数ヶ国だけの軍勢。
ガーマス
のちに南方六界連合軍として参戦、本隊とは異なり数ヶ国だけの軍勢。


南方六界連合軍

南方六界連合軍とはラスブロス討伐のために結成された多国籍(多国星)混成部である六界連合軍のうち、転移ゲートの位置の関係から本隊とは別の場所に降り立ったラドリザンレイトンガーマスの三星の部隊のことである。

詳細は南方六界連合軍にて記載。


関連項目



最終更新:2024年08月06日 23:32