基本情報
略歴
ラコルニア帝国将軍
ウァール・グレアウェムト直属の
隠密兼副官。
元は
クレアクライシスの
隠密であったが、
ロイカーンでのとある任務(詳細は不明だが、恐らく破壊工作に類するものであったと思われる)の途上にグレアウェムトと遭遇して交戦、その途上で所属していた部隊は彼女を残して全滅する。
グレアウェムトの手で捕えられ、その場で死を覚悟していたが、自分達が
クレアクライシスに「切り捨てられた」ことを知り、また、グレアウェムトが直属の
隠密を求めていた事もあり、そのまま彼の
隠密となる。
人物
- 隠密としては優し過ぎる性格であった為か、破壊工作等の任務に対して愚痴のような事を日記に記しており、彼女を直属の隠密にしたグレアウェムトも、伝令と情報収集、戦闘補助以外の任務は与えなかった。
- 料理や裁縫等、日常生活で必要とされる能力は水準以上のものを持っていたが、しばしば詰めが甘かった事があった為、時に信じがたいようなミスを起こしたという。
- 上記の事から、コメディの分野において彼女が主役の物語が(「うっかり者の隠密」というスタンスで)しばしば登場する。
- 同時代の隠密と比較すると彼女の個人戦闘能力は極めて高く、ロイカーンの戦いを代表とする帝国穏健派の主要な戦いで、伝令だけでなくグレアウェムトに背中を預けられる事もあったと言われている。
- 上記の卓越した個人戦闘能力と引き換えにするかのように、破壊工作等、所謂「裏仕事」の作戦遂行能力は、性格の問題もあるとは言えどうにか水準を満たしているという状態であった。
関連項目
最終更新:2024年06月29日 04:55