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略歴

リグライナ帝国将軍。
若い頃より自ら先陣を切って戦い続けた将軍だが、アッシリアの戦いの頃から鉄の鎧兵の本格的な量産によって、最前線で戦う場を失っていく。
多くの者が、新兵器による無傷の勝利に喜ぶ中、自分だけが安全な場所で一方的に戦う現状に違和感を持ち続けていた。

レイド国との戦いでは最終局面において援軍として到着し、レイド国を陥落させる決定打となり、新兵器に頼らずとも戦えることを証明。
ただし、それまで前線で戦い続けあと一歩まで追い詰めていた前線部隊からは、「最後の最後に突然ボード将軍が現れて、手柄を総取りされた」という思いがあり、その怒りからボードが帰国した後、レイド国民に対して必要以上の略奪を行ったという。

ザールック1484年、ヴィッツ国との決戦となるフィリアの戦いに参戦。
この戦いでは、ヴィッツ国の秘策によって鉄の鎧兵を封じられ、兵器に頼る戦いに慣れきった帝国軍は混乱状態となるが、これこそ本来あるべき戦いだと自嘲気味に呟くと、敵陣に突撃を仕掛けて兵士達の士気を盛り上げ、自身は壮絶な戦死を遂げた。


人物

  • 鉄の鎧兵に頼りきった帝国の戦い方を好んでおらず、戦場においても互いの技量を正面からぶつけ合うことを信条としていた。
  • 当時のリグライナ帝国軍に軍規はなきに等しく、略奪も黙認されていたが、彼の軍だけは厳しい軍規のもと統制されていた。


関連項目



最終更新:2024年06月29日 14:11