真砂市(まさごし)は,新都北部にある市。なおかつては中核市だったが,1988年に降格した。
真砂市 | |
市町村コード | 3110 |
人口 統計年度 |
385,896人 2019年 |
概要
新都周辺の住宅都市として人口が増加してきた。現在の塔野市を中核市とする市の中では最初に市政施行した。
地理
新都北西部の真砂台地にあり,市役所の海抜が38mと他の市と比べて全体的に土地が高所にある。市内最低地点は川端南で10.9m。土壌は砂地部分があり,「真砂」の由来はこれ。なお台地部分の一部(とくに南部)では温泉が湧き出る地域がある(弱塩基性炭酸泉に分類)。
産業
砂地では適さないが,その他の部分,とくに斜面に棚田を作り稲作は盛んに行われてきた。近年は平地部分を中心に宅地への転換が多く行われている。なお北部の一部は学園都市特別市に隣接するため,学術・研究機関が少数ながら立地している。
地区別概況
- 東部(湯川地区)
地下の温泉からの湯が流れることからこの地名がつけられた。この辺りは標高70~80mほどの丘がいくつかあり,道路はいくつもの坂を超えて行く。判ノ谷市との関わりも深い。
- 中部(本町・要町など)
- 西部
鉄道が通っていないため,車での移動が主となっている。宅地化はあまり進展しておらず,田園が広がっている。
- 北西部(北真砂駅周辺)
八真線の始発駅であるため,近年(北真砂まで複線化された2005年以降)は始発列車での着席通勤を狙い,宅地化が急速に進展している。
- 北東部(実ヶ丘駅周辺)
近年になって開発されたニュータウンとなっている。また新都電機大学の真砂キャンパスが位置する。
- 南部(旧都北郡川端町)
台地ではなく低地にあるため,他の地域とは風景がだいぶ異なる。