都市部、被用者、男性で目立つ高齢者の近所付き合いの希薄さ
我が国では、友人や近所の人と話をする機会がほとんど毎日ある者の割合が低く、かつ、1週間でほとんどない者の割合が高い。特に、男性についてこの傾向が顕著であり、近所の人とほとんど話をしない者の割合が3割を超えているのは我が国の男性のみとなっていることから、我が国の男性高齢者の近所付き合いの希薄さがうかがわれる。
悩みを相談できる家族がいないひとり暮らしの高齢者
高齢者は、健康や介護、人間関係といった悩みやストレスを抱えているが、こうした悩みやストレスを誰に相談しているのであろうか
男女ともに約1割の者は「誰にも相談できない」としている。また、ひとり暮らしの男性高齢者の方が誰にも相談していない割合が高くなっている
地域における活動と生きがいの関係
高齢期になって仕事を引退するような年齢になると、仕事ではなくほかの場面で生きがいをより積極的に求めようとしている傾向もみることができる。
最終更新:2009年09月09日 14:25