■憤懣本舗「“就活中”の学生狙う悪徳勧誘の手口」 2009/11/30 放送
英会話教室の「不当勧誘」でNPO法人が違約金請求
2009.11.30 20:03
就職活動中の大学生を対象に大阪や東京などで英会話や就職支援の教室を運営する「フォートレスジャパン」(東京)が、不当な勧誘をしないとした裁判上の和解条項を守っていないとして、NPO法人「消費者支援機構関西」は30日、同社に対して和解条項に基づく違約金150万円を請求する文書を発送した。
グローバルトリニティー
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グローバルトリニティーとはフォートレスジャパン(本社:東京都)によって運営されている日本の英会話教室。系列に、お茶の間学院というインターネットスクールがある。旧名はトリニティーアカデミー。
* 1986年 大阪校開校
* 1987年 東京校・名古屋校開校
* 2005年 福岡校開校
* 2006年 仙台校開校
* 2009年7月東京校・名古屋校・大阪校をHER-S(ハーツ)に名称変更
旧トリニティーアカデミーの時代から、主に大学生に対する路上などでの強引な入学勧誘の手法が問題視されている。
路上でのアンケート名目で電話番号を聞きだし、そのまま説明会へ呼び出し長時間拘束の上入学契約を結ばせるという手口が報告されており、一般的にアポイントメント商法と呼ばれる勧誘方法を行っているとされる。
多くの場合、2~3回の説明会を数日以内に連続して行った後、その場で数十万~100万以上に及ぶ学費契約を結ばせ、契約を迫られても契約しなかった相手には暴言による圧力や人格否定などを加えたとされている。
これらの勧誘に対しては数百件にも及ぶ苦情が出されており、NPO法人の消費者支援機構関西は2008年に、グローバルトリニティ運営団体であるフォートレスジャパンに対し、不当な勧誘を行わないよう申し入れを行い、それでも業務改善の兆候が見られなかったため差止め請求訴訟を起こされている。
最終更新:2009年12月01日 18:15