【第一世代】
かつて地球連邦にもみ消された火星移住計画によって火星に移住した者の子孫であるヴェイガン。
地球に帰ることを夢見て地球連邦側のコロニーを中心に破壊活動を行なっていた。
主力は
ovv-f ガフラン、
ovv-a バクトの2種類。
これらはドラゴンを思わせる高機動形態への変形が可能で、ジェノアスのもつ
ビームスプレーガン程度では全くダメージを受けないほどの堅牢な装甲で覆われている。
変形機構を採用しているのは火星から地球圏に向かうために航続距離の延長を図るため。
ヴェイガンのMSは生物的な外見が特徴であり、曲面を中心としたデザインとなっている。
5本の特徴的な指を持つが、この両手には
ビームバルカンの銃口が露出していて、そこから
ビームサーベルを形成する。また、左右対称。
また尾の部分が何らかの武装として機能し、ガフランとバクトは破壊力の高い
ビームライフルとして機能する。
当初は宇宙生物として見る意見もあったが、頭部にコクピットがあるれっきとしたMSであり、機体各所に機密保持のため自爆装置がいたるところに埋め込まれている(それを見たムクレドは自爆装置の塊と称した)。
本格的に量産されている様子がないものの、
xvv-xc ゼダスは
Xラウンダー専用機として開発されており、EXA-DBのサブユニットにあるデータを使って開発しているためか、
積極的に
Xラウンダー用のMSの開発を行なっている。
Xラウンダーを軽視していた連邦とは対照的といえるが、これは地球側と比べて総人口数の少ないヴェイガン側の台所事情が関係している。
『天使の落日』から14年間にもわたって地球連邦側のMSに対し有利に戦ってきたが、フリット・アスノが開発したガンダムAGE-1が登場してから徐々に対抗手段を獲得されていき、
新開発された
ドッズライフル、及びそれを素にした
ビームライフルや
ビームサーベルによって戦局は大きく変改していく。
基本的に宇宙空間内での運用を重視しているのか、重力下では機動性等が若干にぶる模様。
だが最終決戦に投入された
xvm-gz デファースは地球の重力を想定して開発されており、この想定を「コロニー内での重力戦闘」として引き継いで開発された量産機が第二世代から登場する。
【第二世代】
第1世代の25年後に当たる第二世代では、地球連邦との戦争は激しさを増しながらもなおも続いている。
戦力的には地球連邦と互角であり、戦い方が勝負の明暗を分けるとされる。
物量も含めてその侵攻はすでに地球の40%を支配下に置くことに成功しているが、勢力を拡大し過ぎたせいで物資輸送が滞り、
それ以上の侵攻は遅々として進んでいない模様。
すでにヴェイガン側では技術力がギラーガで一定水準に達し行き詰まりを見せていたが、地球連合軍のAGE-3の鹵獲に成功したためヴェイガン側でも其の技術を盗んで
xvm-fzc ガンダムレギルスを開発。
またヴェイガンMSの始祖であり、軍の名前の由来となっている
xvg-xxx ヴェイガンギアも戦力に導入し、地球軍との最終決戦に望む。
最終更新:2019年10月09日 16:35