愛知学院大学体育会居合道部

ストレッチについて

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aguiaidoubu

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だれでも歓迎! 編集

稽古前などに何気なくやってる準備運動やストレッチ。

でも意外と大切だし、少し誤解している人がいるかもしれません。

ここではそんな準備運動やストレッチについて紹介します。



用語説明

動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)

 体をゆっくり大きく動かして行うストレッチ。運動前に軽くやれば、体温や心拍数を上げる準備運動として効果があります。ラジオ体操がこれに当たります。手首や足首もブラブラさせるだけでなく、ゆっくり大きく動かそう。また、反動をつけて行うとバリスティックストレッチとかいうまた別のストレッチになるので、スピードをコントロールしながらやろう。

静的ストレッチ(スタティックストレッチ)

 ただ単にストレッチというと、この静的ストレッチを指すことが多い。息を止めず、反動をつけず、ゆっくりジワジワと体を伸ばすアレです。動的ストレッチとは逆に、心拍数を平常時に近づけ、気持ちを落ち着かせる効果があります。また、疲労回復や筋肉痛の予防にも効果があります。ただし、体が冷えた状態でやると逆効果なので要注意。

伸張反射

 筋肉が引き延ばされると反射的に収縮しようとする神経の働きのこと。無理にストレッチを行うと、人体が「これ以上伸ばすとヤベーよ」と防衛反応を起こして、逆に収縮してしまうわけです。静的ストレッチのときに反動をつけないようにゆっくり伸ばすと言われる理由がこれ。また、「伸びていると感じるまで伸ばす」と伸張反射が起きているといわれています。何事もほどほどに。


順番

 ここまで来ればおわかりでしょうが、動的ストレッチと静的ストレッチには正しい順番があります。

   動的ストレッチ⇒運動⇒(静的ストレッチ⇒休憩⇒動的ストレッチ⇒運動⇒)静的ストレッチ

 というのが原則。動くにしても休むにしても、慣らしが必要なわけです。学校の体育の授業で、運動前に必ず準備運動をしたり、持久走なんかで、走り終わるときに急に足を止めないようにと教わるのはこのためです。


注意

 順番を間違えると、主に以下のようなことが起きる可能性があります。

 例)動的ストレッチ⇒静的ストレッチ
  ・せっかく温まった体を冷やしてしまう。(運動ではなく静的ストレッチが目的なら問題ない)

 例)運動⇒動的ストレッチ
  ・運動で疲労した体をさらに疲労させてしまう。
  ・静的ストレッチがないため疲労が残りやすい。

 例)静的ストレッチ⇒運動
  ・筋肉や腱、靭帯を痛めてしまう。
  ・伸張反射の反応が弱くなり、一時的に筋力が落ちてしまうかも。
  ・心拍数を下げた状態で運動するので、全力が出せず、また心臓への負担が大きい。


 この他にも捻挫や肉離れのような怪我をする恐れもあります。まぁえらいこっちゃなわけです。よっぽどアレな人じゃない限りオススメはしません。また、「準備運動なしで運動を始めても大丈夫」という人もいるでしょうが、たぶん若さのおかげです。ちなみに「アキレス腱、いーち、にー、さーん・・・」といって動的ストレッチをやりますが、アキレス腱は伸びません。伸びたらえらいことです。