あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
第1回トーナメント 《屍術師の残骸【死想】 VS 魔法少女☆シューティングスター》
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《屍術師の残骸【死想】 VS 魔法少女☆シューティングスター》
——あにまんオリキャラ最強トーナメント特設リング。
リングを取り囲む観客席から歓声が轟き、会場はまるで雷鳴の渦だった。司会者が試合開始を宣言したその瞬間、第一試合の幕が切って落とされる。
「一回戦第一試合! 屍術師の残骸【死想】VS 魔法少女☆シューティングスター!!」
リング中央に浮かぶ黒い靄を纏った頭蓋骨——死想。その空間にいるだけで、周囲の空気がじわりと歪み、腐食するかのように床が軋む。
対するは、箒に跨がり宙を舞う魔法少女☆シューティングスター。キラキラと輝く光弾が指先に灯り、鮮やかに空中を舞う。
「試合開始前に確認いたしますが、このリングは特殊な魔法により密閉されております。」
「そのため、皆様が試合の余波で負傷するなどのことは決してありません。そこのところはご安心ください。」
「そのため、皆様が試合の余波で負傷するなどのことは決してありません。そこのところはご安心ください。」
司会者の事前説明もそこそこにして、ついに試合が始まろうとしている。
「用意はいいですね……はじめ!!!」
試合開始の合図と同時に、死想はどこか別次元から響くような声で囁く。
「……鏖殺……鏖殺…」
瞬間、死想が黒い靄を激しく揺らし、恐ろしい魔術を発動する。
「〈大玉〉」
轟音と共に放たれたのは、漆黒の呪いの弾丸。ひとつ、ふたつ……いや、無数に連射されるそれは空間を裂きながらシューティングスターに向かっていく。
「っ! 『早撃星』!」
彼女は反射的に星の光を指先から放ち、超高速の光弾を連射する。〈大玉〉と光弾が空中で激しくぶつかり合い、爆発音が連続して響く。だが、死想は手を緩めない。
「〈送茨槍逢〉」
突如、黒い茨が地面から飛び出し、鋭い槍と化して彼女を狙う。それはただの拘束ではなく、触れた瞬間に腐食させる魔力が込められていた。
「なら、これで!」
シューティングスターは腰のランタンから光を吸い上げ、指を鳴らす。
「 『追撃星』!!」
発射された星々が死想の茨に反応し、その動きを感知して次々と命中する。茨は焼かれ、バチバチと火花を散らして弾け飛ぶ。
しかし、死想は既に次の手を打っていた。
「〈危機開戒〉」
瞬間、死想の周囲に魔獣の魂が具現化され、禍々しい狼のような影が複数現れる。それらは低く唸りながらシューティングスターを包囲する。
「こんなの、まとめて吹き飛ばしてやる!」
彼女は箒を宙返りさせ、手を高く掲げた。ランタンから一気に光を吸い上げ、星を作り上げる。
「くらえ必殺技!——『墜ちる天の星』!!」
一瞬にして巨大な星が作られ、まるで隕石のように輝きを放つ。目を開けていられないほどに輝くそれが、死想のいるリング上へと真っすぐ落下する。
「殺す…殺す……」
死想は頭上にある超巨大な星を見ながら冷笑し、頭蓋骨が込められた怨念を示すように青白く妖しく光る。
「〈死施誄涙〉」
死想は封じ込められた屍術師の魂を解き放ち、その全てを自らに宿す。その瞬間、死想の呪いの力が一段階上がり、周囲の空気すらも歪ませる。
「〈伐屠燕弩〉!!」
燕型の呪怨の弩が顕現され、星が落下する寸前、秒間30連射の速度で次々と放たれる。シューティングスターの巨大な星は次元を裂くように撃ち抜かれ、粉々に砕け散った。
「な……!?」
驚愕する彼女に、死想は容赦なく最後の魔術を放つ。
「〈送茨槍逢〉」
茨の槍が再び彼女を捕らえ、その瞬間、禍々しい魔力が炸裂する。
——ドンッ!!
激しい衝撃音と共に、シューティングスターの体がリングに叩きつけられた。
彼女は動かない。その眼も箒も、一切の輝きを失っていた。
彼女は動かない。その眼も箒も、一切の輝きを失っていた。
「勝者——屍術師の残骸【死想】!!」
司会者の声が響く。観客席からは歓声と悲鳴が入り混じった。
死想はただ静かに、崩れ落ちた魔法少女を見下ろす。
死想はただ静かに、崩れ落ちた魔法少女を見下ろす。
「……鏖殺…鏖殺……」
——第一試合を勝ちあがった死想は、二回戦ではどんな活躍を見せてくれるだろうか。