ティータイムの時間だよ
「十波由真……? それとも、長瀬……?」
◇ ◇ ◇
「君はどうしてずぶ濡れになっているんだ? 水も滴るいい女と主張したいわけか、図に乗るなよファッキンガールが」
「……そこ、湖。あたし、こっちに来ていきなり落とされたのよ」
「ほほう。それは実に微笑ましい」
「ひょっとして、初対面なのに喧嘩売られてる?」
「勘違いをしてもらっては困るな。微笑ましい、だ。なにも嘲笑しているわけじゃないさ」
「あ、そう……。じゃ、さ。あんたは、さっきあんなことがあったってのに、どうして、湖の畔で、悠々、お茶なんか飲んでるのよ!」
「まあ、ちょっとしたカフェテラスだ。ロケーションも悪くない」
「そういうこと訊いてるんじゃないの!」
「ええい黙れこの与太郎が。ここでこうして会ったのもなにかの縁。おねーさんのお茶でも飲んでいくといい」
「飲まない。服、乾かさなきゃ。……あっ、ひょっとして、ソレってさ。コレの中に入ってたの?」
「ソレ、とはティーセットのことか、白テーブルのことか、椅子のことか、まあ全部まとめてバッグの中に入っていたよ」
「……信じらんない。そんなんで、この先どうやって生きてくのよ」
「はっはっは。いやしかし、私がこうしていると、まるで中世の令嬢を描いた絵画のようだろう」
「……なんか、へんじんっぽい」
「ふむ、調教が必要か」
「ちょ、ちょちょ、ちょ、タンマタンマ! 名前! とりあえず名乗りなさいよ!」
「来ヶ谷唯湖だ。名乗ったぞ。さあ、調教の再開だ」
「名乗ったら、ふつうこっちの名前も訊き返すものでしょ!?」
「自分で湖に飛び込んであたしったらいい女、などとのたまう少女の名に興味はない」
「~~~っ」
「珍妙な唸り声を上げるんだな。今のは少し、いやかなり好感度アップだ。ぜひ名前を尋ねたい」
「…………十波、由真。……な、なんで鼻スピスピいわせてんのよっ!」
「おっと、私としたことが。まあ気にすることはない。ささっ、由真君も腰掛けたまえ」
「丁重にお断りさせていただきます」
「そう言われると是が非でも腰掛けさせたい」
「拒否権なしかっ! っていうか……どうしてあんたは、そんなにのんびりしてるのよ!」
「のんびりしててもお茶は逃げないからだ」
「ちがっ、そうじゃなくて……ああもう~……だから、殺し合い! 殺し合い、しろって!」
「ああ、そのことか」
「ひと……たくさん、ボンって……すっごい、血……こう、バーンって」
「ふむ。どうやらだいぶテンパっているようだな。なおさら、お茶でも飲んで落ち着くといい」
「……うん。いただきます」
「……そこ、湖。あたし、こっちに来ていきなり落とされたのよ」
「ほほう。それは実に微笑ましい」
「ひょっとして、初対面なのに喧嘩売られてる?」
「勘違いをしてもらっては困るな。微笑ましい、だ。なにも嘲笑しているわけじゃないさ」
「あ、そう……。じゃ、さ。あんたは、さっきあんなことがあったってのに、どうして、湖の畔で、悠々、お茶なんか飲んでるのよ!」
「まあ、ちょっとしたカフェテラスだ。ロケーションも悪くない」
「そういうこと訊いてるんじゃないの!」
「ええい黙れこの与太郎が。ここでこうして会ったのもなにかの縁。おねーさんのお茶でも飲んでいくといい」
「飲まない。服、乾かさなきゃ。……あっ、ひょっとして、ソレってさ。コレの中に入ってたの?」
「ソレ、とはティーセットのことか、白テーブルのことか、椅子のことか、まあ全部まとめてバッグの中に入っていたよ」
「……信じらんない。そんなんで、この先どうやって生きてくのよ」
「はっはっは。いやしかし、私がこうしていると、まるで中世の令嬢を描いた絵画のようだろう」
「……なんか、へんじんっぽい」
「ふむ、調教が必要か」
「ちょ、ちょちょ、ちょ、タンマタンマ! 名前! とりあえず名乗りなさいよ!」
「来ヶ谷唯湖だ。名乗ったぞ。さあ、調教の再開だ」
「名乗ったら、ふつうこっちの名前も訊き返すものでしょ!?」
「自分で湖に飛び込んであたしったらいい女、などとのたまう少女の名に興味はない」
「~~~っ」
「珍妙な唸り声を上げるんだな。今のは少し、いやかなり好感度アップだ。ぜひ名前を尋ねたい」
「…………十波、由真。……な、なんで鼻スピスピいわせてんのよっ!」
「おっと、私としたことが。まあ気にすることはない。ささっ、由真君も腰掛けたまえ」
「丁重にお断りさせていただきます」
「そう言われると是が非でも腰掛けさせたい」
「拒否権なしかっ! っていうか……どうしてあんたは、そんなにのんびりしてるのよ!」
「のんびりしててもお茶は逃げないからだ」
「ちがっ、そうじゃなくて……ああもう~……だから、殺し合い! 殺し合い、しろって!」
「ああ、そのことか」
「ひと……たくさん、ボンって……すっごい、血……こう、バーンって」
「ふむ。どうやらだいぶテンパっているようだな。なおさら、お茶でも飲んで落ち着くといい」
「……うん。いただきます」
◇ ◇ ◇
「……友達にさ」
「うん?」
「お茶とか、お菓子とか、その、結構詳しい子がいて……」
「ふむ」
「あたしも、ときどき一緒にお茶したりするんだけどさ。なんか、そんな感じ」
「つまり、由真君の中ではおねーさんの格が友達級にまでランクアップしたと」
「そ、そうじゃ、ない!」
「ふふふ、ウブでシャイな女の子はおねーさん大好物だ。……いや、大好きだ。……いや、趣味だ、か?」
「あ、あんたってば、やっぱへんじんっ」
「初対面の人間を変人呼ばわりしてしまう君もなかなかのものだと思うが」
「あたしのことはいいのよ。あ~も~、だからいま話したいのはそういうことじゃなくて。その、これから先のこと」
「つまり人生についてか。いきなり哲学なことを言うな、君は」
「なー、もー! いちいち揚げ足取らないでよ。だから、殺し合えって言われたでしょ。そのこと! 大体、あんたはどうして、そんな風にマイペースでいられるのよ?」
「どうして、と言われてもな」
「いっぱい、人が死んだの見たでしょ。あたしたちの首に嵌ってるこれ、ボン、って爆発してさ。だから……怖い、とか、ないの?」
「ふむ。由真君はどうなんだ?」
「あたしは……怖いわよ、そりゃ」
「ならばおねーさんが守ってやろう。ほうら、これで安心だ」
「なにが安心なのよ! も~、こんなことしてる間にも……」
「こんなことしてる間にも、なんだ? まるでおねーさんとのティータイムが無駄な時間であるかのように言ってくれるな」
「ぶっちゃけ、無駄」
「さて、殺し合おうか」
「まっ、ちょ、ストップ! 来ヶ谷さんって、どこまで本気でどこまで冗談なのかわかんないからっ。怖いっ」
「……傷つくなぁ。ああ、もう生きて帰れないというのなら、いっそ自殺でもしてしまおうか! 遺書には君の名前を記しておく」
「それ、やめてよね! 洒落になってないし!」
「まあ、あまり生き急いでも仕様がないということだよ。こうやってお茶を啜りながら落ち着いて考える時間こそ、今の我々に必要なものなんだよ」
「……あなた、ひょっとして仙人?」
「はっはっは。おもしろいことを言うなぁ君は」
「…………なんか、疲れる」
「はは。まあ、それはそれとして。こうやって談笑している間にも、君は落ち着きを取り戻しているわけだ。お茶を啜り、菓子をほうばりながらも、頭の端では今後のことについて考えていた。なら、この時間は有意義と見るべきだろう」
「調子いいっていうか、詐欺っぽい」
「だろう」
「そこは否定しないわけっ!?」
「ああ、否定しない。私は詐欺師だ。可愛い赤ずきんを手篭めにしてしまう悪い狼だ。いっそ赤ずきん狩りにでも出かけてこようか」
「………………そうやって、ふざけてばっかりで、一生ここでお茶飲んで暮らしていくつもり!?」
「む、どうした。急に声を荒げたりして」
「急に、じゃない! あたしは……もっと……最初から……ちょ、ちょっと! ちょっとここで待ってて!」
「あ、おい由真く――ふむ、行ってしまったか。まったく忙しない。手洗いだとしてももうちょっと落ち着いて……おや、随分と早いな」
「はぁ――ぜぇ――はっ――」
「息を整えたまえ。大慌てでなにを取りに行ってたんだ?」
「こ、これっ! あたしに配れたバッグ!」
「ふむ。それがどうかしたのか?」
「ほら、濡れてないでしょ!?」
「ああ、濡れてないな。君自身はびしょびしょだが。……ん?」
「あたし、あなたに嘘ついたの! 最初に湖に落とされたっていうの、真っ赤な嘘! あたし、自分から飛び込んだ!」
「……入水自殺でも図ろうとしたのか?」
「ちがう。そうじゃない。ううん。最初はそうだったんだけど……その……」
「由真君。目が血走っているぞ。動悸も激しい。少し落ち着いて――」
「来ヶ谷さん! これ、見てっ!」
「む、ピストルか」
「そう! これ……あたし……あたし……撃って……」
「それは人様に向けるものではない。いや、向けるべきものではないと言ったほうが正しいか」
「でも! これ、殺し合いだから! こういうことしないと、生きて帰れないしっ!」
「由真君。やはり、君は……」
「来ヶ谷さんだって、そうじゃないの!? 私はイヤ……せっかく将来のことも決まったのに……やっと、先に進めると思ったのに」
「……ふむ。そうか。すごいんだな、君は」
「えっ……?」
「君はすごいよ。もう決断しているじゃないか。私は迷っている。だから、こうやって後手になる」
「あっ……」
「実を言うと、あの場で友人が二人ほど死んだ。正直、驚いたよ。そして同時に、これが現実だとも思えなくなった」
「あなた、なにを言って……」
「夢だと切って捨てるわけではない。しかし、虚構のような気がしてならない。私には、これが現実とは思えないんだよ」
「ちがっ、違う……そういうこと聞きたいんじゃ、ないの……」
「由真君。君が私に現実を突きつけるというのな」
「う……うあああああああぁぁぁぁっ!!」
「うん?」
「お茶とか、お菓子とか、その、結構詳しい子がいて……」
「ふむ」
「あたしも、ときどき一緒にお茶したりするんだけどさ。なんか、そんな感じ」
「つまり、由真君の中ではおねーさんの格が友達級にまでランクアップしたと」
「そ、そうじゃ、ない!」
「ふふふ、ウブでシャイな女の子はおねーさん大好物だ。……いや、大好きだ。……いや、趣味だ、か?」
「あ、あんたってば、やっぱへんじんっ」
「初対面の人間を変人呼ばわりしてしまう君もなかなかのものだと思うが」
「あたしのことはいいのよ。あ~も~、だからいま話したいのはそういうことじゃなくて。その、これから先のこと」
「つまり人生についてか。いきなり哲学なことを言うな、君は」
「なー、もー! いちいち揚げ足取らないでよ。だから、殺し合えって言われたでしょ。そのこと! 大体、あんたはどうして、そんな風にマイペースでいられるのよ?」
「どうして、と言われてもな」
「いっぱい、人が死んだの見たでしょ。あたしたちの首に嵌ってるこれ、ボン、って爆発してさ。だから……怖い、とか、ないの?」
「ふむ。由真君はどうなんだ?」
「あたしは……怖いわよ、そりゃ」
「ならばおねーさんが守ってやろう。ほうら、これで安心だ」
「なにが安心なのよ! も~、こんなことしてる間にも……」
「こんなことしてる間にも、なんだ? まるでおねーさんとのティータイムが無駄な時間であるかのように言ってくれるな」
「ぶっちゃけ、無駄」
「さて、殺し合おうか」
「まっ、ちょ、ストップ! 来ヶ谷さんって、どこまで本気でどこまで冗談なのかわかんないからっ。怖いっ」
「……傷つくなぁ。ああ、もう生きて帰れないというのなら、いっそ自殺でもしてしまおうか! 遺書には君の名前を記しておく」
「それ、やめてよね! 洒落になってないし!」
「まあ、あまり生き急いでも仕様がないということだよ。こうやってお茶を啜りながら落ち着いて考える時間こそ、今の我々に必要なものなんだよ」
「……あなた、ひょっとして仙人?」
「はっはっは。おもしろいことを言うなぁ君は」
「…………なんか、疲れる」
「はは。まあ、それはそれとして。こうやって談笑している間にも、君は落ち着きを取り戻しているわけだ。お茶を啜り、菓子をほうばりながらも、頭の端では今後のことについて考えていた。なら、この時間は有意義と見るべきだろう」
「調子いいっていうか、詐欺っぽい」
「だろう」
「そこは否定しないわけっ!?」
「ああ、否定しない。私は詐欺師だ。可愛い赤ずきんを手篭めにしてしまう悪い狼だ。いっそ赤ずきん狩りにでも出かけてこようか」
「………………そうやって、ふざけてばっかりで、一生ここでお茶飲んで暮らしていくつもり!?」
「む、どうした。急に声を荒げたりして」
「急に、じゃない! あたしは……もっと……最初から……ちょ、ちょっと! ちょっとここで待ってて!」
「あ、おい由真く――ふむ、行ってしまったか。まったく忙しない。手洗いだとしてももうちょっと落ち着いて……おや、随分と早いな」
「はぁ――ぜぇ――はっ――」
「息を整えたまえ。大慌てでなにを取りに行ってたんだ?」
「こ、これっ! あたしに配れたバッグ!」
「ふむ。それがどうかしたのか?」
「ほら、濡れてないでしょ!?」
「ああ、濡れてないな。君自身はびしょびしょだが。……ん?」
「あたし、あなたに嘘ついたの! 最初に湖に落とされたっていうの、真っ赤な嘘! あたし、自分から飛び込んだ!」
「……入水自殺でも図ろうとしたのか?」
「ちがう。そうじゃない。ううん。最初はそうだったんだけど……その……」
「由真君。目が血走っているぞ。動悸も激しい。少し落ち着いて――」
「来ヶ谷さん! これ、見てっ!」
「む、ピストルか」
「そう! これ……あたし……あたし……撃って……」
「それは人様に向けるものではない。いや、向けるべきものではないと言ったほうが正しいか」
「でも! これ、殺し合いだから! こういうことしないと、生きて帰れないしっ!」
「由真君。やはり、君は……」
「来ヶ谷さんだって、そうじゃないの!? 私はイヤ……せっかく将来のことも決まったのに……やっと、先に進めると思ったのに」
「……ふむ。そうか。すごいんだな、君は」
「えっ……?」
「君はすごいよ。もう決断しているじゃないか。私は迷っている。だから、こうやって後手になる」
「あっ……」
「実を言うと、あの場で友人が二人ほど死んだ。正直、驚いたよ。そして同時に、これが現実だとも思えなくなった」
「あなた、なにを言って……」
「夢だと切って捨てるわけではない。しかし、虚構のような気がしてならない。私には、これが現実とは思えないんだよ」
「ちがっ、違う……そういうこと聞きたいんじゃ、ないの……」
「由真君。君が私に現実を突きつけるというのな」
「う……うあああああああぁぁぁぁっ!!」
◇ ◇ ◇
「……やだ。これ、手がしびしびして……あたし……これ……人殺しじゃない。そうなんだ……結局、うん。
あたしなんて、中身は恐ろしいくらい空っぽで……それで誰かに好かれようだなんて、滑稽でしか……。
あっ……そうだ。遺体処理……湖にでも放り投げておけば……うわっ、おも~い。ごめ、きつっ」
あたしなんて、中身は恐ろしいくらい空っぽで……それで誰かに好かれようだなんて、滑稽でしか……。
あっ……そうだ。遺体処理……湖にでも放り投げておけば……うわっ、おも~い。ごめ、きつっ」
◇ ◇ ◇
「……でき、た。はっ、はっ……結構、冷静だな、あたし。殺人犯なのに、こんな、手、もう震えてないし。
そうよ。あたし、最初から来ヶ谷さんのこと殺す気で近づいた……優雅にお茶なんて、飲んでるから。
湖に飛び込んで、馬鹿やった風に演技して、油断したところをって……全然、スマートじゃなかったけど。
でも、あたしやれたんだ。やれたんだよ、やっちゃったんだよ……たかあき……あ、あ、あ~っっ。
あたし、あたしこれ、もう、だめじゃん。たかあき、どんな顔して……だって、やだ、あたし、たかあきと!
死にたくない、死にたくないよ、あんな風にはなりたくない……っ。今のあたし、むきだしだからっ!
諦めが早くて物分りがいい長瀬でもない、薄っぺらな十波でもないっ、今のあたしは……あたしって、なにっ。
そんなの、よくわからないわよっ! もういいよ、もういい! 流される! それが一番楽でしょ!?
だって、たかあきのこと消せなくなっちゃってたから……だから、こんな……あたしが、本当になりたっかったのは」
そうよ。あたし、最初から来ヶ谷さんのこと殺す気で近づいた……優雅にお茶なんて、飲んでるから。
湖に飛び込んで、馬鹿やった風に演技して、油断したところをって……全然、スマートじゃなかったけど。
でも、あたしやれたんだ。やれたんだよ、やっちゃったんだよ……たかあき……あ、あ、あ~っっ。
あたし、あたしこれ、もう、だめじゃん。たかあき、どんな顔して……だって、やだ、あたし、たかあきと!
死にたくない、死にたくないよ、あんな風にはなりたくない……っ。今のあたし、むきだしだからっ!
諦めが早くて物分りがいい長瀬でもない、薄っぺらな十波でもないっ、今のあたしは……あたしって、なにっ。
そんなの、よくわからないわよっ! もういいよ、もういい! 流される! それが一番楽でしょ!?
だって、たかあきのこと消せなくなっちゃってたから……だから、こんな……あたしが、本当になりたっかったのは」
◇ ◇ ◇
「河野由真、だったから」
【G-7 湖の畔/1日目 深夜】
【十波由真@To Heart2】
【装備:ニューナンブ(4/5)】
【所持品:支給品一式×2、予備弾丸×15】
【状態:全身水浸し、精神錯乱気味】
【思考・行動】
基本方針:???
0:たかあきと一緒に帰りたい……。
【装備:ニューナンブ(4/5)】
【所持品:支給品一式×2、予備弾丸×15】
【状態:全身水浸し、精神錯乱気味】
【思考・行動】
基本方針:???
0:たかあきと一緒に帰りたい……。
【備考】
※由真エンド後からの参加。
※由真エンド後からの参加。
◇ ◇ ◇
「……がっ――ハッ、ハッ……げぼっ、げぇぇぼっほ、ごっ、がっ、ハッ、ハッ、ハッ……くっ。
銃で撃たれた挙句、湖に突き落とされるとは……さすがのおねーさんも初体験だったよ。
由真君は……既に去ったか。荷物は持っていかれたか。ティーセットは残っているようだが。
まったく、出血も確認せずに遺体処理に走るなど冷静を欠いている証拠だ。
まあ、そのおかげで急死に一生を得たわけだが。頭を狙われていたらマズかったな……。
こんなものでも身につけておいて正解だったというわけか。おねーさんのナイスバディに防弾チョッキは不似合いだが。
骨は……うむ、折れていない。なにが悲しくて自分の胸など摩らなければならないのか。はぁ。
……それにしても、鬼気迫る形相だったな。なにが彼女をあそこまで……私が考えることでもない、か。
理樹君……私は私で……どうするべきなのだろうな。普段馬鹿二人と罵ってきた彼らが……いや。
これは本当に、現実なのだろうか。撃たれた胸の痛みを鑑みても、どうにも不鮮明だ。
私にはどうも、由真君のように即決する道が正解だとは思えない。まったく、嘆かわしい」
銃で撃たれた挙句、湖に突き落とされるとは……さすがのおねーさんも初体験だったよ。
由真君は……既に去ったか。荷物は持っていかれたか。ティーセットは残っているようだが。
まったく、出血も確認せずに遺体処理に走るなど冷静を欠いている証拠だ。
まあ、そのおかげで急死に一生を得たわけだが。頭を狙われていたらマズかったな……。
こんなものでも身につけておいて正解だったというわけか。おねーさんのナイスバディに防弾チョッキは不似合いだが。
骨は……うむ、折れていない。なにが悲しくて自分の胸など摩らなければならないのか。はぁ。
……それにしても、鬼気迫る形相だったな。なにが彼女をあそこまで……私が考えることでもない、か。
理樹君……私は私で……どうするべきなのだろうな。普段馬鹿二人と罵ってきた彼らが……いや。
これは本当に、現実なのだろうか。撃たれた胸の痛みを鑑みても、どうにも不鮮明だ。
私にはどうも、由真君のように即決する道が正解だとは思えない。まったく、嘆かわしい」
◇ ◇ ◇
「……さて。いったい、私はどうしたらいいのかな」
【G-7 湖の畔/1日目 深夜】
【来ヶ谷唯湖@リトルバスターズ!】
【装備:防弾チョッキ】
【所持品:なし】
【状態:全身水浸し、胸に軽傷】
【思考・行動】
基本方針:???
0:私はどうしたらいいのかな。
【装備:防弾チョッキ】
【所持品:なし】
【状態:全身水浸し、胸に軽傷】
【思考・行動】
基本方針:???
0:私はどうしたらいいのかな。
【備考】
※湖の畔に白いテーブルと椅子が二脚、ティーセット一式(唯湖の支給品)が置かれています。
※湖の畔に白いテーブルと椅子が二脚、ティーセット一式(唯湖の支給品)が置かれています。
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