憧れ、その思いは
僕にもなれるかな……?
なりたいな……
彼の様に。
強く。
強く。
強く。
皆を引っ張って。
皆を励まして。
皆を励まして。
かっこいい彼みたいに。
なれるのかな?
ううん……
なりたい。
なりたいな……
憧れの
武みたいに。
僕は……
なりたい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「……何これ……いやぁ」
戸惑い。
哀しみ。
怒り。
狂気。
恐怖。
絶望。
哀しみ。
怒り。
狂気。
恐怖。
絶望。
そして
殺意。
負の感情が私――白河ことり――の心を襲っていた。
この島を覆う負の感情。
いきなり強制された殺し合い。
冗談かと思った。
嘘だと思った。
嘘だと思った。
でも突如起きた7つの爆発。
舞う血。
そして動かなくなる体。
そして動かなくなる体。
唐突な……死。
その中には私と同じ学校の子もいた。
あの絶叫。
死の寸前の哀しく苦しい心の叫び。
死の寸前の哀しく苦しい心の叫び。
あの声は嘘でも夢でもない。
現実だった。
そして気がついたら私が居たのは深い森の中。
その瞬間近くから聞こえてきた負の感情を露わにする心の声。
紛れも無い殺意。
私は怖くなってその場から逃げ出してしまった。
でもそれ以降もあちらこちらから聞こえる負の感情の声。
その瞬間近くから聞こえてきた負の感情を露わにする心の声。
紛れも無い殺意。
私は怖くなってその場から逃げ出してしまった。
でもそれ以降もあちらこちらから聞こえる負の感情の声。
怖い。
怖いよ……お姉ちゃん。
こんな声。
こんな心の声。
こんな心の声。
聞きたくない。
聞きたくないよぉ。
聞きたくないよぉ。
私は普通の学生とちょっと違う。
いや、殆ど普通の学生だけどある一つだけ。
いや、殆ど普通の学生だけどある一つだけ。
それは人の心を読むという事。
俗に言うテレパシーみたいなもの。
人が隠し持ってる人の心。
それが聞こえてくるのだ。
俗に言うテレパシーみたいなもの。
人が隠し持ってる人の心。
それが聞こえてくるのだ。
便利なようにも見えてそれはとても嫌だった。
人の邪念ややましい心まで聞こえてくるのだから。
人の邪念ややましい心まで聞こえてくるのだから。
そう、今みたいに。
もう嫌。
こんな所なんか居たくない。
元の場所に戻りたい。
お姉ちゃんの元に帰りたいよぉ……
怖い。
哀しい。
哀しい。
そんな気持ちが押し寄せてきて。
私は立ち止まりそして涙が溢れてくる。
嫌だった。
哀しかった。
哀しかった。
こんな声聞きたくなかった。
もっと幸せな風景を見たいのに。
どうして……
どうして……
こんなことになっちゃったんだろう……
――――なれるかな?
そんな時だった。
―――――僕は……武のようになれるのかな……?
声が。
心の声が聞こえてきたのは。
心の声が聞こえてきたのは。
しかもそれは恐怖でもなく殺意でもなく。
純粋な……
純粋な……
純粋な……
―――――いや……なりたい……僕はなってみせる。
憧れ。
とても強く
とても綺麗な。
とても綺麗な。
純粋な。
想いだった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
何故、僕はここにいるのだろう?
何時の間にかここに連れてこられて。
そして殺し合いしろと。
何時の間にかここに連れてこられて。
そして殺し合いしろと。
…………解んないな。
ボリボリと頭を書く。
自分でも驚くくらい自然と落ち着いていた。
それもここに来るまで経験してたことのせいだろうか。
自分でも驚くくらい自然と落ち着いていた。
それもここに来るまで経験してたことのせいだろうか。
それは端的に言えば事故であった。
海底にあったテーマパークに閉じ込められたというもの
何も助けも来ず、出ることもできないいわば海底の檻に閉じ込められた事故。
僕はそこで記憶を失った。
その事でパニックになったりもしたけど次第に記憶を取り戻すことが出来たんだ。
海底にあったテーマパークに閉じ込められたというもの
何も助けも来ず、出ることもできないいわば海底の檻に閉じ込められた事故。
僕はそこで記憶を失った。
その事でパニックになったりもしたけど次第に記憶を取り戻すことが出来たんだ。
そして思い出したもの。
僕の名前―――桑古木涼権――。
僕の名前―――桑古木涼権――。
これを思い出すことも出来たのも……武のお陰かもしれない。
倉成武。
海底の事故に一緒に巻き込まれたうちの一人。
強い人だった。
悲観的にならず命を最優先にし生きようとしていた。
そして他に巻き込まれていった仲間を励まし引っ張っていった。
行動力があり、危険が迫るとそれを対処する為に勇気を振り絞ることだって。
僕の事も励ましてくれたり。
海底の事故に一緒に巻き込まれたうちの一人。
強い人だった。
悲観的にならず命を最優先にし生きようとしていた。
そして他に巻き込まれていった仲間を励まし引っ張っていった。
行動力があり、危険が迫るとそれを対処する為に勇気を振り絞ることだって。
僕の事も励ましてくれたり。
まるで完璧なリーダーだった。
とても眩しいくらいに。
僕には程遠いくらい。
叶わないと思った。
それぐらい耀いていた。
それでも。
憧れた。
彼みたいになりたかった。
いや、
―――なりたい。
たとえほど遠くても。
たとえ僕とは届かないぐらいの存在でも。
たとえ僕とは届かないぐらいの存在でも。
僕は彼のようになりたい。
そう。
そう思ったから。
この殺し合いでも彼のように。
命を大事にした彼のように。
仲間を探して。
殺し合いを止めたい。
武なら。
武なら。
武なら。
そうする。
そう思ったから。
だから。
武のようになりたい。
なれるかな?
僕は。
僕は……武のようになれるのかな……?
いや……なりたい……僕はなってみせる。
武に。
たとえ届かないとしても。
彼のように。
やってみせる。
「……あの……?」
そんな時だった。
茂みから少女が現れたのは。
赤い長い髪の少女。
綺麗だなと思った。
困惑のような何処か期待した視線を向けている。
――僕は。
僕はどうする?
武ならどうする?
決まっている。
答えなんかとっくにでている。
「僕は……桑古木涼権。殺し合いを止めたい……君は?……よければ一緒にできないかな?」
手を。
手を差し伸べた。
武のように。
武のようになるために。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
涼権と名乗った茶髪の少年はそういった。
殺し合いを止めたいと。
私に一緒に来て欲しいと。
殺し合いを止めたいと。
私に一緒に来て欲しいと。
私は……
生きたい。
帰りたい。
幸せな風景に。
日常に。
お姉ちゃんの下に。
日常に。
お姉ちゃんの下に。
帰りたい。
殺し合いなんて嫌だから。
だから。
だから私は
「うん、私もそうしたい……白河ことりっす……よろしくっす」
手を取った。
純粋な。
純粋な想いにかけるために。
純粋な想いにかけるために。
彼は優しく微笑んで。
「宜しく……ことり」
私も優しく微笑んだ。
これが一歩。
私と彼の。
大切な一歩だった。
――やったよ、武……僕は……君のようになる……なりたい。
そんな声が聞こえた。
私は堪らず。
「うんっ! なれる! きっとなれるよ!」
そういってしまった。
彼はきょとんとして
彼はきょとんとして
「え?……うん」
恥ずかしそうに頷いた。
その時私達の元に風が吹いて。
私達の一歩を。
祝福するかのようだった。
まだ始まったばかりだけど。
うん。
きっとすすんでいける。
そんな私と彼の。
純粋な想いだった。
【C-4 中央部/1日目 深夜】
【桑古木涼権@Ever17 -the out of infinity-】
【装備:なし】
【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】
【状態:健康】
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らない。仲間を集め武のようになる。
1:殺し合いに乗らない
2:ことりと行動
【装備:なし】
【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】
【状態:健康】
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らない。仲間を集め武のようになる。
1:殺し合いに乗らない
2:ことりと行動
※2017年名前を思い出した以降、優から計画を話される前から参戦
※名簿を見ていません
※名簿を見ていません
【白河ことり@D.C.P.S】
【装備:無し】
【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】
【状態:健康】
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らない
1:涼権と行動
【装備:無し】
【所持品:支給品一式×1、不明支給品(1~3)】
【状態:健康】
【思考・行動】
基本方針:殺し合いに乗らない
1:涼権と行動
【備考】
※共通ルートから参戦
※共通ルートから参戦
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