■『バトルもの性』の設定
- 2021年4月現時点での『拳禅無双』の設定に準ずる───あくまでPCたちが用いるのは拳と拳。肉体が織りなす技と技のみで雌雄を決するものとする。
- 従って、波動拳や気弾的なもの、魔法、サイコ的な超能力、異世界、宇宙人をはじめとした『オカルト的な力』は本レギュレーションでは採用しないものとする。
(ただし今後、ゲームシステムの改訂により導入の余地あり)
■舞台設定
格闘ブーム(本著110頁)で沸き立つ202X年の世界。
世界各地の格闘家たちは己を高め、研鑽(けんさん)し、さらなる強者との戦いに明け暮れていた。
格闘ブーム(本著110頁)で沸き立つ202X年の世界。
世界各地の格闘家たちは己を高め、研鑽(けんさん)し、さらなる強者との戦いに明け暮れていた。
ある日、そんな格闘家(ファイター)たちの元に一通の手紙が届く。
『黒き書簡(Black mail)』と呼ばれるそれは世界規模の裏・ストリートファイト格闘大会『無双闘会(Peerless Fight)』の参加状である。
『黒き書簡(Black mail)』と呼ばれるそれは世界規模の裏・ストリートファイト格闘大会『無双闘会(Peerless Fight)』の参加状である。
世界中に張り巡らされた‘鴉’の眼から、そして書簡に選ばれた武術家同士の死斗から逃れられる格闘家は居ない。
街角が、裏路地がこの世界そのものが『無双闘場(Peerless Coliseum)』なのだ・・・
街角が、裏路地がこの世界そのものが『無双闘場(Peerless Coliseum)』なのだ・・・
◆無双闘会(Peerless Fight) / 無双闘場(Peerless Coliseum)
4年に一度、『鴉(Raven;レイヴン)』と呼ばれる謎の秘密結社によって開催される大規模武術大会。
その参加状である『黒き書簡』を受け取った瞬間から、最強を決めるまでに続く1年間の『無双闘会』への参加が決定づけられてしまう。
その参加者はUMAや環太平洋プロレスに所属するプロ格闘家や、国家の軍隊に所属する軍人、ザ・ゲートや五爪会など裏社会の構成員、果ては辺境山奥の修行武術僧にまで至る。
4年に一度、『鴉(Raven;レイヴン)』と呼ばれる謎の秘密結社によって開催される大規模武術大会。
その参加状である『黒き書簡』を受け取った瞬間から、最強を決めるまでに続く1年間の『無双闘会』への参加が決定づけられてしまう。
その参加者はUMAや環太平洋プロレスに所属するプロ格闘家や、国家の軍隊に所属する軍人、ザ・ゲートや五爪会など裏社会の構成員、果ては辺境山奥の修行武術僧にまで至る。
◆死合開始の合図
選ばれしファイター同士が近くに居る瞬間から『鴉』の眼は光るとされる。
試合は一般人に紛れ込んだ『鴉』の構成員たる審判員がジャッジし、2人のファイターが出会ったその場所が闘技場そのものとなる。
(あるいはファイターの意向によっては公的な体育館や武道場などが提供されることもある)
試合の一部始終は『鴉』の報道官によってアングラの動画サイトに投稿され全世界一般公開される。
選ばれしファイター同士が近くに居る瞬間から『鴉』の眼は光るとされる。
試合は一般人に紛れ込んだ『鴉』の構成員たる審判員がジャッジし、2人のファイターが出会ったその場所が闘技場そのものとなる。
(あるいはファイターの意向によっては公的な体育館や武道場などが提供されることもある)
試合の一部始終は『鴉』の報道官によってアングラの動画サイトに投稿され全世界一般公開される。
◆参加しなければならぬ理由
選ばれしファイターたちの中には当然参加を拒む者も居る。
しかし『鴉』の監視の目は絶対であり、たとえ名を変え、顔を変え、国籍を捨てたとしても、必ず『鴉』の監視は追ってくる。たとえそれが深海数千メートルの潜水艦の中であってもだ。
さらに、『鴉』はあの手この手でファイターたちの積極参加を促してくる。
恋人や家族を人質に取られ、金銭などを条件にされ嫌々死斗に身を投じるファイターも少なくはない。
選ばれしファイターたちの中には当然参加を拒む者も居る。
しかし『鴉』の監視の目は絶対であり、たとえ名を変え、顔を変え、国籍を捨てたとしても、必ず『鴉』の監視は追ってくる。たとえそれが深海数千メートルの潜水艦の中であってもだ。
さらに、『鴉』はあの手この手でファイターたちの積極参加を促してくる。
恋人や家族を人質に取られ、金銭などを条件にされ嫌々死斗に身を投じるファイターも少なくはない。
◆勝者は絶対、敗者は・・・
試合の勝敗は『鴉』の審判員が下す。
これにより、勝利者となったファイターにはある特権が与えられる。
それは敗者に対するありとあらゆる蹂躙行為が認められるという事。そして敗者にはその全ての蹂躙行為に対して抵抗する一切の権利が剥奪されるということ。
(※ 注釈;実際にはプレイヤー同士でコンセンサスを確かめ合ってください。合意なき蹂躙はただの暴力です)
たとえそれが天下の往来で公然と行われても、泣き叫ぶ家族の前であろうと、全国ネットオンエア中であろうと、ありとあらゆる国家の法、軍隊、警察は『鴉』の密約の下、その効力を喪い、蹂躙行為に介入する権力を喪う。
一説によれば本大会の女性ファイター参加率が高い理由は、少しでも男性ファイター諸氏のやる気を出させるためともされるが定かではない。
試合の勝敗は『鴉』の審判員が下す。
これにより、勝利者となったファイターにはある特権が与えられる。
それは敗者に対するありとあらゆる蹂躙行為が認められるという事。そして敗者にはその全ての蹂躙行為に対して抵抗する一切の権利が剥奪されるということ。
(※ 注釈;実際にはプレイヤー同士でコンセンサスを確かめ合ってください。合意なき蹂躙はただの暴力です)
たとえそれが天下の往来で公然と行われても、泣き叫ぶ家族の前であろうと、全国ネットオンエア中であろうと、ありとあらゆる国家の法、軍隊、警察は『鴉』の密約の下、その効力を喪い、蹂躙行為に介入する権力を喪う。
一説によれば本大会の女性ファイター参加率が高い理由は、少しでも男性ファイター諸氏のやる気を出させるためともされるが定かではない。
◆戦いの果てに待つもの
あくまで噂であるが、大会の優勝者はどんな願いでも叶える権利があるとされる。
巨万の富、病の治癒、絶対の権力、女…
『鴉』は神の様な存在であり、名実ともに『無双』となった者の願いを叶えるとされる…が、勿論そんなもんはとんだマユツバ話も良い所だ。
何故って?大会の優勝者は必ず行方不明となるからだ。
あくまで噂であるが、大会の優勝者はどんな願いでも叶える権利があるとされる。
巨万の富、病の治癒、絶対の権力、女…
『鴉』は神の様な存在であり、名実ともに『無双』となった者の願いを叶えるとされる…が、勿論そんなもんはとんだマユツバ話も良い所だ。
何故って?大会の優勝者は必ず行方不明となるからだ。