「我らは神にして……我ら?」
「あれ、兄様……?あれあれあれあれあれあれ???」
異界と化した孤島に召喚されたバーサーカークラスのサーヴァント。兄妹一組の英雄ディオスクロイの、妹ポルクスのみが激情を伴って降臨した姿。
その眼は輝きを失い、左目に至っては漆黒色に染まっている。兄と同じく黄金に光を反射する髪も毛先に向かうに連れ色素が薄れ、灰色に近くなる。
その眼は輝きを失い、左目に至っては漆黒色に染まっている。兄と同じく黄金に光を反射する髪も毛先に向かうに連れ色素が薄れ、灰色に近くなる。
なんと言っても一番の相違点は、「常に共にある筈の兄が居ないこと」。
基本情報
出典 | ギリシャ神話 |
真名 | ディオスクロイ・ポルクス〔オルタ〕 |
クラス | バーサーカー |
属性 | 混沌・中庸・天 |
性別 | 女性 |
地 域 | 欧州 |
一人称 | 私 |
二人称 | お前 |
三人称 | 人間/兄様(カストロ) |
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パラメーター
筋力 | A | ■■■■■ |
耐久 | A++ | ■■■■■ |
敏捷 | B | ■■■■□ |
魔力 | C | ■■■□□ |
幸運 | E- | □□□□□ |
宝具 | B | ■■■■□ |
保有スキル
狂化(B) | 「狂戦士」のクラス特性。本来は理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。 兄を深く傷付けられると意思疎通困難なまでに狂乱し、攻撃性の塊となるというのがセイバーで召喚された際の特性。 バーサーカーの場合、単一での召喚が生前の兄との死別を想起させ、「我らは二人で一つ」という絶対的な前提が破綻し、現実を受け止めきれず常に狂っている。 |
忘却補正(C) | 人は忘れる生き物だが、神は決して忘れない。例え再び巡り合えたとしても。それで一時気が紛れたとしても。 貴方から流れ落ちる血が、人の証が、今も眼に焼き付いている。 |
女神の神核(A) | 生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。 精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。 古き双神ではなく「単一の女神」として現界するが故に有している。 残された女神は、半身を失ったその瞬間に囚われたままでいる。 |
航海の守護者(B) | 船にて旅ゆく者たちへの守護をもたらす。女神の存在は、困難を乗り越える希望として周囲の人々を賦活させる。 「嵐の航海者」に似たスキルであり、本来は「軍略」と「カリスマ」を含む複合スキルである。 |
魔力放出(光/古)(A) | 海上にゆらめく光たる「聖エルモの火」そのもの。聖人系サーヴァントの一部が有する亜種魔力放出とは似て非なるスキル。 光の形態をとった魔力を放出し、戦闘力を増強する。 |
主神の星でなく(A) | 二者一体の存在として星座となった双神ではなく、「人」とは異なり悠久を過ごす「神」の在り方を示すスキル。 古き神であったこと、ゼウスの子として不死性を持つこと。双子の在り方でなく、その一篇を示す。 彼女のみが、主神ゼウスの子である。 |
宝具
旧神賛歌
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:0~3
- 最大補足:1人
神核接続……!
崇めよ……
天も星も、我らを引き裂く忌まわしき闇……!
ポルクスが己一人のみで繰り出す剣撃と打撃の入り乱れた絶技。悲嘆、哀情、絶望、狂気が生み出す破壊衝動が宝具の域にまで押し上げている。真名解放時には、ポルクスは古代の神としての神格をほぼ完全に取り戻し、一時的に神核が最高ランクのものとなる。神霊規模の魔力を行使した上での攻撃は、物理的・魔術的なあらゆる障害と防御とを無視して対象を粉砕する。
「旧き神」が誰を指すのか、それはポルクスのみが知る。
光盾無き星の光剣
- ランク:B
- 種別:対人宝具
- レンジ:0~3
- 最大補足:1人
ポルクスが使用する剣。星の光と輝きを武装へと変えたもの。
ポルクスは兄の象徴たる光盾を有することができない。
ポルクスは兄の象徴たる光盾を有することができない。
関連人物
- カストロ
最愛の兄。失った半身。セイバー時と異なる尊大な口調もカストロを模しており、彼が傍にいないことが狂化の大元。時おり錯乱し、幻覚の兄と会話し始める。
- ポルクス
セイバー霊基の、兄と共に呼ばれた幸せな自分。出会ってしまった場合、どんな事態が引き起こされるかは彼女自身にもわからない。
- メンテー(荒木聖杯戦争)
ギリシャのヤンデレ仲間。同じヤンデレ同士波長が合うのか、割と仲がいい。
- ベイリン(荒木聖杯戦争)、ワッキーバーサーカー/カッサンドラ
幸運E-仲間。生まれも時代も違うが、たまに一緒にいる。