「もう何もしたくない・・・」
それは、はじまりのろくにんが
ケルヌンノスに対して
かろうじて絞り出した言葉でした
それは、はじまりのろくにんが
ケルヌンノスに対して
かろうじて絞り出した言葉でした
社畜の國が生まれるまで
尚ここに書かれている事はスレ内で定まっていないことも多い
はじまり
はじまりのろくにんが神造兵器を作る仕事を押し付けられまくって過労死してしまったせいで、セファール襲来時に聖剣を作ることができなかった。
復活した後急いで完成させて外に出たはいいもののすでに後の祭り。どうしようもできず、さりとて楽園に帰ることもできず
全ての気力を削がれてしまった
復活した後急いで完成させて外に出たはいいもののすでに後の祭り。どうしようもできず、さりとて楽園に帰ることもできず
全ての気力を削がれてしまった
はじまりのろくにんはずっと空を見上げていました
身体を起こす気力がないのです
はじまりのろくにんはずっと涙を流していました
なんのために働いているのかわからなくなったのです
身体を起こす気力がないのです
はじまりのろくにんはずっと涙を流していました
なんのために働いているのかわからなくなったのです
かみさま
そんな中、ケルヌンノスとその巫女がろくにんの前に現れた
ケルヌンノスは困惑したまま一言声をかけたが、その一言はろくにんの怒りを買ってしまう
ケルヌンノスは困惑したまま一言声をかけたが、その一言はろくにんの怒りを買ってしまう
そんな有様だったので叱る役目だったはずのケルヌンノスと巫女は唖然としたままかける声すら見つからなかったほどなのですが、とりあえず慰めようとかけた言葉が致命傷でした
「これは仕方ないよ。時間ならなんとか巻き戻すからさ
もう一度1からやり直して頑張ろうよ」
それは、さんざん頑張った末にこの結末を迎え、未だに立ち直れていないろくにんにとっては、毒そのものでした
「これは仕方ないよ。時間ならなんとか巻き戻すからさ
もう一度1からやり直して頑張ろうよ」
それは、さんざん頑張った末にこの結末を迎え、未だに立ち直れていないろくにんにとっては、毒そのものでした
うたげ
そしてはじまりのろくにんは怒りのままケルヌンノスに毒を盛り、その事で喚き散らしてろくにんを責め立てた巫女も無表情でバラバラにした
ケルヌンノスは優しかったので
責めることをしませんでした
ケルヌンノスは優しかったので
やり直す機会を上げました
ろくにんの妖精はその言葉を聞いて涙を流しました
ろくにんの妖精はケルヌンノスのために宴を開きました
ケルヌンノスは死にました
責めることをしませんでした
ケルヌンノスは優しかったので
やり直す機会を上げました
ろくにんの妖精はその言葉を聞いて涙を流しました
ろくにんの妖精はケルヌンノスのために宴を開きました
ケルヌンノスは死にました
くに
ふと我に帰ったろくにんの手元に残っていたのは、人間の材料と大地 だった
納期を守れなかった挙句、やり直すチャンスを与えてくれた存在を個人的な感情で抹殺した事実は、ろくにんに重くのしかかっている
故にろくにんから発生した妖精は、常に『仕事をしなければならない』という強迫観念を抱えて生まれ、朽ちる時まで仕事をし続けるのだ
納期を守れなかった挙句、やり直すチャンスを与えてくれた存在を個人的な感情で抹殺した事実は、ろくにんに重くのしかかっている
故にろくにんから発生した妖精は、常に『仕事をしなければならない』という強迫観念を抱えて生まれ、朽ちる時まで仕事をし続けるのだ
こうしてブリテンはうまれたのです
こうしてじごくははじまったのです
はじまりのろくにんにやすみあれ
はじまりのろくにんにのうきあれ
こうしてじごくははじまったのです
はじまりのろくにんにやすみあれ
はじまりのろくにんにのうきあれ
各地の特徴
キャメロット
エリート社畜が集う場所
城に住み込みで働く妖精があまりにも多い
城に住み込みで働く妖精があまりにも多い
怠け者め!怠け者め!
サボりだ!〇ヶ月あればもっといいシステムなんていくらでも作れたのに!
サボりだ!〇ヶ月あればもっといいシステムなんていくらでも作れたのに!
ティンタジェル
アルトリア・キャスターの育った村
原作と比べれば裕福だったかもしれないが、ここにはアルトリア以外、社畜しかいなかった
原作と比べれば裕福だったかもしれないが、ここにはアルトリア以外、社畜しかいなかった
暖房すらも無い村
買えなかった訳では無い。売ってなかった訳ですらない
ただただ・・・買いに行く暇も、燃料補充をさしはさむタスクの隙すらも無かったのだ
体を動かす事すらできずただただデスクで目と手を動かし続ける日々。
気が付けば寒さの果てに・・・足の指が欠けていた
買えなかった訳では無い。売ってなかった訳ですらない
ただただ・・・買いに行く暇も、燃料補充をさしはさむタスクの隙すらも無かったのだ
体を動かす事すらできずただただデスクで目と手を動かし続ける日々。
気が付けば寒さの果てに・・・足の指が欠けていた
秋の森
オベロンの領地
仕事がもらえない妖精たちが流れ着く場所
仕事がもらえない妖精たちが流れ着く場所
僕の領地の妖精たちはみんな能力が低いからまともな仕事にありつけなかった。そしてこの森に流れ着いたのさ
同じ種族でも中には愛玩用の仕事をもらった子も居たみたいだけどね
同じ種族でも中には愛玩用の仕事をもらった子も居たみたいだけどね
マンチェスター
妖精國では珍しい定時制、完全週休2日のホワイトな職場
だがその実態は、バーゲストが仕事を持ち込み帰宅しているのを領民が真似していただけだった
だがその実態は、バーゲストが仕事を持ち込み帰宅しているのを領民が真似していただけだった
さあ行こう、すぐ行こう!
手がつけられてない仕事が沢山ある、
人間の世界にひとっとび!
忙しいぞ忙しいぞ
きっと何十倍も忙しいぞ!
働こう働こう、人間たちの仕事をやろう!
漂流物で読んだことがある!
こういうのって、社畜って言うんだよね!
手がつけられてない仕事が沢山ある、
人間の世界にひとっとび!
忙しいぞ忙しいぞ
きっと何十倍も忙しいぞ!
働こう働こう、人間たちの仕事をやろう!
漂流物で読んだことがある!
こういうのって、社畜って言うんだよね!
各氏族の特徴
風の氏族
主にオーロラの指示に従って働いている氏族
オーロラから仕事を奪う者は問答無用で追放される
オーロラから仕事を奪う者は問答無用で追放される
土の氏族
技術系の仕事が得意な氏族
スプリガンの職場は比較的ホワイトらしい
スプリガンの職場は比較的ホワイトらしい
牙の氏族
体育会系が多めの氏族
ヴォーティガーンに唆された結果、翅の氏族にスパルタ教育を行なってしまった
ヴォーティガーンに唆された結果、翅の氏族にスパルタ教育を行なってしまった
翅の氏族
牙の氏族によるスパルタ教育の結果、ムリアンを残し滅亡
その恨みは酷く膨れ上がっている
その恨みは酷く膨れ上がっている
雨の氏族
妖精國では珍しいホワイトな氏族
流れ着いたヴィヴィアンを育てていたが、仕事をサボりながらだったため鏡以外の氏族による連合軍に滅ぼされてしまった
流れ着いたヴィヴィアンを育てていたが、仕事をサボりながらだったため鏡以外の氏族による連合軍に滅ぼされてしまった
鏡の氏族
未来が見える故か『俺らの仕事なんて永遠に終わらないからお前ら休め!!』と必死に言い続けた氏族
己が朽ちないようにするため、オーロラはメリュジーヌに鏡の氏族を滅ぼさせた
己が朽ちないようにするため、オーロラはメリュジーヌに鏡の氏族を滅ぼさせた
人物
オーロラ
正直社畜國で最もお労しい存在
『働き続ける事』が妖精としての使命であり、そのためなら他人になんと言われようが働き続けるし、無理やり休ませようとする者や労働環境をホワイトにしようとする者を謀殺する事も厭わない
『働き続ける事』が妖精としての使命であり、そのためなら他人になんと言われようが働き続けるし、無理やり休ませようとする者や労働環境をホワイトにしようとする者を謀殺する事も厭わない